タレントの熊田曜子(39)に暴力を振るったなどとして、暴行の罪で起訴された会社経営者の夫の第3回公判(深野英一裁判官)が17日、東京地裁で開かれ、被告人質問が行われた。
起訴状によると、被告は今年5月18日午前0時18分頃、熊田の顔面を平手で殴るなどした罪に問われているが、無罪を主張している。今月9日の第2回公判では、熊田が証人として出廷。「顔を強く平手打ちされた」と証言するとともに、暴行を受けた際に熊田が自ら録音した音声データが再生されたが、この日の被告人質問で被告は疑惑を完全否定した。
音声データには肉体がぶつかるような「バシッ」という音と「痛い」とすすり泣く熊田の声が入っていたが、弁護人から「平手打ちした音ですか?」と尋ねられた被告は「違います」と否定。「右足を大きく踏み込み、フローリングに接触し、妻の布団をめくりあげようとした際の足の音」と主張。14日は弁護人らとともに当時の様子を再現したVTRを収録したが、証拠申請は却下された。
また被告は「1か月前から、妻の浮気に関する話し合いをしていた」と事件に至った背景を説明。「2月頃から深夜に電話をすることが増えた」など疑いを強めたといい「引き戸を叩いたのは理解してくれという意思表示だった」。録音した音声や浮気を疑うような物証を手に入れたと主張したが、信ぴょう性なしとして却下された。
また被告は、逮捕時に一部供述を認めたがその後完全否認した理由について「妻が(殴ったと)言うならそうかもしれないと思ったが、外傷なく元気に過ごしていたり事件の後いろんな情報を集約して間違っていたと思った」と説明。「事件から半年たって、当初は大ごとにしたくなかったがマスコミに情報が出てしまい残念。私の家族や親族、仲間のためにも彼女のウソや真実を徹底的に証明したい」と宣戦布告した。次回は12月16日に行われる。