オオトカゲが住宅街で行方不明…網戸破れ屋外に逃げたか

札幌市西区の住宅街で18日午前、アパートで飼われていた体長75センチほどのオオトカゲが屋外に逃げ出したとみられる騒ぎがあった。オオトカゲが人に危害を加える可能性は低いが、北海道警札幌西署は「見つけたら警察に連絡してほしい」と呼びかけている。同署の発表などによると、アパートに住む50歳代の男性が同日午前10時50分頃、「自宅で飼っているオオトカゲ1匹が外に出て行ったかもしれない」と110番した。飼っていたのは「サバンナオオトカゲ」で、窓が開いて網戸が破れていたことから、屋外に逃げたとみられる。
この男性は同日午後、アパート近くに集まった報道関係者と口論になり、制止しようとした警察官の胸ぐらをつかんだとして、同署に公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。
札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」によると、サバンナオオトカゲはアフリカ原産で、昆虫や小動物を捕食する。性格はおとなしく、ペットとして人気があり、毒性はなく人に危害を加える可能性は低いという。