座礁した貨物船「船尾部でガス爆発」…船体に穴開ける作業中の潜水士負傷

青森県の八戸海上保安部は21日、8月に八戸沖で座礁したパナマ船籍の貨物船「クリムゾン ポラリス」(3万9910トン)の船尾部内で爆発が起き、船の撤去作業を行っていた潜水士の男性(61)が肩や胸を打撲する軽傷を負ったと発表した。
発表によると、21日午前9時15分頃、「座礁船の船尾部でガス爆発が発生し、潜水士が負傷した」と、八戸消防本部を通じて業者から八戸海保に通報があった。当時、潜水士2人が船尾部の外で船体に穴を開ける作業をしていたという。残る1人にけがはなかった。八戸海保が事故原因を調べている。