横浜市戸塚区の国道1号でワゴン車がバス停にいた4人をはね、2人が死亡した事故で、車を運転していた佐藤次守容疑者(71)=東京都足立区=が歩道で数十メートルにわたってハンドル操作していたことが26日、神奈川県警戸塚署への取材で判明した。車道と勘違いして歩道に乗り上げた可能性があるとみられる。一方、現場付近には急ブレーキの痕跡がなく、バス停を認識していなかった疑いも浮上しており、同署が詳しく調べている。
同署によると、歩道に乗り上げた後、数十メートル進んで4人をはね、電柱に衝突して停止した。現場は緩やかな右カーブで、ハンドル操作をしなければ店舗などに衝突していた可能性が高く、居眠り運転や持病などの影響はないとみられる。また、ブレーキ痕がないことや「ブレーキランプがついていなかった」との目撃情報もあることから、バス停を視認していなかった可能性が高いという。
事故は25日午後2時半ごろ発生。女性2人が死亡し、男女2人が軽傷を負った。佐藤容疑者は当日、鎌倉市内の建築現場に仕事で向かう途中だったという。【洪香】