10月の衆院選で新潟5区から出馬し、比例復活当選した自民党の泉田裕彦衆院議員(59)が、自身の公式ツイッターに、衆院選で「2000万~3000万円の裏金を要求され、断ったら選挙が大変だった」との趣旨の文章を11月29日に投稿した。泉田氏は30日、報道陣の取材に対し、「要求したのは自民党の関係者だ」と述べた。
泉田氏は、「総選挙の闇 新潟5区」と題してツイッターに投稿。「『払わなければ選挙に落ちるぞ』という文脈でした」「広島で(参院選の買収)事件があったばかりでよくやると思いましたが、違法行為はお断りしました」と書き込んだ。
泉田氏は、同党県連会長の高鳥修一衆院議員(比例北陸信越)に対応を求めたが、高鳥氏は「県連としては一切関わらないという結論になった」と回答したという。
高鳥氏は30日、「突然ネットに話の内容や名前を出されて迷惑している」とのコメントを出した。