米軍のF16が投棄した燃料タンク、2個目も民家や線路に近いところで発見

米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が飛行中に燃料タンク2個を投棄し、このうち1個が青森県深浦町の民家近くに落下した問題で、米軍は2日、もう一つのタンクを同町の雑木林で発見したと発表した。
町は防衛省東北防衛局を通じて米軍から連絡を受けた。町によると、2個目が見つかった場所は1個目の発見現場から数百メートル南東で、民家やJR五能線に近いという。けが人や建物被害は確認されていない。
米軍は11月30日、戦闘機が緊急事態に陥り、タンク2個を「(同県内の)岩木山付近の非居住地域に投棄した」と発表したが、2個とも岩木山麓から離れた場所で発見された。