東京都、独自の新変異株検査 小池氏「市中感染を監視」

東京都は3日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に対応した独自の検査手法を都健康安全研究センター(新宿区)が開発し、スクリーニングを始めたと発表した。1日程度でオミクロン株の疑いを判別でき、ゲノム解析で確定する。小池百合子知事は同日「変異株を迅速に把握し、市中の感染状況をしっかり監視する」と述べた。
都によると、独自検査はオミクロン株が持つ主な二つの変異を判別でき、濃厚接触者らへの早期対応に役立てられる。今後、国立感染症研究所や民間の検査機関と情報共有する。
また濃厚接触者の待機場所として、宿泊療養施設を約3400室確保する考えも明らかにした。