2020年7月に茨城県古河市の介護老人保健施設で、入所者男性の体内に空気を注入し殺害したとして、茨城県警は8日、当時介護職員として勤務していた同市大和田の無職、赤間恵美容疑者(35)を殺人容疑で逮捕した。
逮捕容疑は20年7月6日午後0時半ごろ、同市仁連の介護老人保健施設「けやきの舎(いえ)」で、入所者の吉田節次さん(当時76歳)の体内に点滴を使って空気を注入し、殺害したとしている。県警によると、吉田さんは容体が急変して病院に搬送され、空気塞栓(そくせん)症による急性循環不全で死亡した。赤間容疑者は事件後、自主退職していたという。
ホームページなどによると、けやきの舎は、栃木県野木町の医療法人社団「友志会」が08年に開設。介護を必要とする高齢者がリハビリを行い在宅復帰を目指す介護老人保健施設で、入所定員は一般棟60床、認知症対象のユニットが40床となっている。【森永亨、長屋美乃里、安味伸一】