理事長の座に長年君臨した田中英寿容疑者(75)が逮捕され、事件後初めて公の場で説明した日本大学。強制捜査から約3カ月たっての記者会見を、大学関係者は「遅きに失した」と声をそろえ、「不誠実な内容」と不満を漏らした。加藤直人学長は会見で田中容疑者と「永久に決別する」と強調したが、日大は再生できるのか。
「もっと早く決別すべきだった」。テレビ中継で会見を見た日大の元幹部はこう話し、独裁を許した理由を分析し、再発防止につなげるよう求めた。「クリーンで実行力のある人たちに運営してもらい、健全な大学に生まれ変わってほしい」