24台玉突き トレーラー運転手を過失致傷容疑で逮捕 愛知・小牧

10日午前8時45分ごろ、愛知県小牧市元町4の国道41号で、「複数の車が絡んだ事故があった」と119番があった。県警小牧署によると、大型トレーラーが渋滞中の車に追突。計24台が次々と玉突きとなり、12人が負傷したとみられる。いずれも命に別条はないという。同署はトレーラーを運転していた名古屋市港区九番町3、トラック運転手、野村勝也容疑者(54)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
同署や消防によると、現場は片側3車線の直線道路。事故当時、車が少しずつしか進まない渋滞が発生していた。消防が現場で24人について治療の優先度を決めるトリアージを実施し、11人を搬送。自ら病院に向かった人もいるとみられる。この事故で現場の北向き車線は約4時間半にわたって通行止めとなった。
仕事途中で事故に巻き込まれた運送業の男性(64)は「大きな音がしてバックミラーを見たらトラックがかなりのスピードで向かってきた。怖かった」と話していた。現場近くで勤務する会社員の男性(61)は「『ガシャガシャ、ゴゴーン』とすごい音が聞こえて外に出たら(事故を起こしたとみられる)トレーラーが止まっていた。運転手は何人か外に出てきていて、何人かは閉じ込められている感じだった」と語った。
現場の国道は高速道路につながる幹線道路で、沿線には工場や倉庫が建ち並び、日ごろから多くのトラックが行き来している。仕事で現場付近を通る20代の男性は「朝はこのあたりは渋滞ポイント。事故はたびたび起きている」と話した。【藤顕一郎、加藤沙波】