交際女性に中絶薬、男に有罪判決…裁判長「出産準備始めた矢先の堕胎で精神的苦痛」

交際中の女性に中絶薬を投与して流産させたとして、不同意堕胎罪に問われた無職の男(35)に対し、福岡地裁(神原浩裁判長)は10日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役4年6月)の判決を言い渡した。
判決によると、男は6月、当時交際中で妊娠9週目だった女性(当時29歳)に対し、承諾を得ずに子宮収縮効果のある成分を含む薬を投与し、流産させた。
神原裁判長は「女性は出産の準備を始めた矢先に不本意な堕胎を強いられ、精神的苦痛は大きい」と指摘した。一方で「慰謝に向け努力している」と執行猶予の理由を述べた。