コンビニエンスストア店長で特殊詐欺被害を連続して防いでいる元警察官・石川広子さんが9日、鳥取県警初の「特殊詐欺被害防止マイスター」に認定された。
石川さんは元神奈川県警の警察官で、退職した2006年から故郷の鳥取市でコンビニ店長やオーナーとして勤務。県警がコンビニ店に配布する詐欺の手口を記したチェックシートを使いながら高齢者らに声がけし、昨年から6件の被害を未然に防いでいる。鳥取署や鳥取地区防犯協議会は被害防止の意識を広げようと、石川さんをマイスターに認定した。
認定式で河本雅樹署長は「特殊詐欺被害防止に関して顕著な知識と実績をもつ」と称賛。今後は講師として招き、署員に現場で得た教訓などを話してもらう機会を設ける考えを示した。石川さんは「大変な任務を与えていただき、感謝と頑張らなければならない気持ちでいっぱい」とした上で、「一緒に被害を食い止めた従業員にも感謝状を贈りたいような気持ち。今後も従業員と一緒に『防波堤』となり、被害を水際で阻止したい」と力を込めた。