故意に事故起こし保険金2600万円詐取、男女25人逮捕…整骨院元院長も通院日数水増しか

福岡、佐賀両県の路上などで故意に事故を起こして交通保険金計約2600万円をだまし取ったなどとして、福岡県警が同県久留米市の人材派遣業の男(40)ら男女25人(23~71歳)を詐欺などの容疑で逮捕、1人を書類送検していたことが捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者らによると、人材派遣業の男らは2016年9月~昨年10月、久留米市など福岡、佐賀県の6か所で、わざと追突事故を起こしたにもかかわらず、事故で負傷したように装って、慰謝料や治療費の名目で保険金計約2600万円をだまし取るなどした疑いが持たれている。人材派遣業の男ら大半は容疑を認めているという。福岡地検は今年7~11月、人材派遣業の男らを詐欺や詐欺未遂の罪で福岡地裁に起訴。人材派遣業の男は計5回起訴されている。
人材派遣業の男は保険に関する知識があり、知人や飲食店で知り合った店員らに詐欺を持ちかけていた。事故を起こした男らに支払われた保険金から、一部が人材派遣業の男に渡っていたという。
グループは、携帯電話で連絡を取り合って現場に集合し、軽微な事故を起こして警察に通報。駆けつけた警察官には互いに面識がないよう装うなどしていた。関係者からの情報提供で発覚、防犯カメラの映像などから容疑者が特定された。
逮捕された25人には、人材派遣業の男らが通っていた整骨院の元院長も含まれている。通院日数を水増しした書類を作成し、保険会社から金をだまし取ったとみられるという。