岸田首相は16日午前の参院予算委員会で、国土交通省が「建設工事受注動態統計」のデータを二重に計上するなど不適切な集計を行っていた問題を巡り、第三者委員会を設置し、検証結果を1か月以内に報告するよう斉藤国交相に指示したことを明らかにした。
首相は第三者委について「検事OBや弁護士を含めた外部の人に参加してもらう。総務省の統計委員会での議論をあわせて進め、実態に迫っていきたい」と語った。
斉藤氏は参院予算委で2020年1月から今年3月の間、国交省職員が自ら同統計データを書き換えていたことを明らかにし、「前年度と比較できるよう、あえて従来の方法でも調査を行っていた」と釈明した。20年1月から今年3月までのデータは正しく集計し直し、「4月からは改善した方法による集計のみ行っており、(書き換え)作業は現在は行っていない」とした。
斉藤氏の答弁について首相は「
隠蔽
(いんぺい) するためにこういったことをしたのではないという説明をさせていただいていると今聞いておりました」と補足した。