15日午後4時10分頃、千葉県八千代市の京成線八千代台駅前の牛丼店「吉野家」で、「刃物を持った男が
厨房
(ちゅうぼう) に入ってきた」と店の関係者から110番があった。
八千代署の発表によると、男は包丁(刃渡り約16センチ)を持って厨房に立てこもった。駆け付けた警察官が説得し、約1時間20分後の同日午後5時29分、男は建造物侵入と銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された。男は50歳代とみられ、自分の名前も含め、黙秘しているという。店内にいた従業員らは逃げ、けが人はなかった。
男とほぼ同時に店に入ったという八千代市の会社員(24)によると、男は従業員の制止を振り切り、カウンター内に入ったという。何かをつぶやくと、突然、胸ポケットから包丁を取り出し、「俺が(包丁を)持ってきたんだ」と興奮した様子で叫んだ。さらに「警察はまだか、早く呼べよ」と店員にまくし立てたという。すぐに店の外に逃げた会社員は「怖くて心臓が縮むような思いをした」と振り返った。