29日午前7時5分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町1のホテルの前で、小学生の男児(9)が倒れているのを近くの交番の警察官が発見した。警視庁新宿署によると、男児は全身を強く打っており、現場で死亡が確認された。同署は、男児と一緒にホテルに宿泊していた40代の母親が23階の非常階段付近から転落させたとみて、殺人容疑で逮捕する方針。
新宿署によると、母親は男児と7歳の娘と一緒に28日午後5時半ごろからホテルに滞在していた。男児が倒れているのを発見した警察官が、人影が見えた23階に駆けつけると、母親と娘がいたという。非常階段には母親のものとみられるブーツが置かれていた。母親は「息子を階段の柵に座らせた」と話し、男児らと一緒に死のうとしたという趣旨の説明をしているという。
現場は西武新宿駅の東約100メートルの繁華街。【木原真希、柿崎誠】