26歳のタンタン、返還1年延期

神戸市立王子動物園(灘区)は、中国への返還が決まっているジャイアントパンダ「タンタン」(雌、26歳)について、園での飼育期間を来年12月まで1年間延長することで中国側と合意したと発表した。
タンタンは貸与期限だった昨年7月15日までに中国に帰国する予定だったが、コロナ禍で中国・成都への直行便の運休が続き、返還が先送りとなった。このため、園での飼育を昨年12月末までとする契約を中国側と結んだ。その後も感染拡大が収束せず、飼育期間を今年末まで延ばしていた。
今春にはタンタンに心臓疾患が判明し、運動量も低下。心機能を高める薬の投与など治療を継続しており、健康面からも帰国が難しくなった。そこで、日中の専門家が10月下旬に病状についてオンラインで協議。飼育期間をさらに1年延ばし、経過観察することになった。