青森市で37年ぶり積雪1メートル超 融雪によるなだれに注意

強い冬型の気圧配置の影響で青森県内は27日夜から28日にかけて大雪に見舞われ、青森市では28日朝に積雪が1メートルを超えるなど一部で記録的な積雪となった。断続的な降雪により鉄道や空の便で運休や欠航が相次ぎ、国道などが通行止めになるなど住民生活に大きな影響が生じた。県は同日、橋本恭男・危機管理局長を本部長とする豪雪警戒本部を設置した。
青森地方気象台によると、28日午前9時に青森市で1メートル11センチの積雪を確認。同市で12月に1メートルを超える積雪が確認されたのは37年ぶり。また、同日午前2時にはむつ市脇野沢で70センチ、同7時には野辺地町野辺地で1メートルの積雪が確認され、過去最高を更新した。
鉄道は除雪のため多くの路線で運休となり、JR東日本青森支店によると、午後4時現在で奥羽本線▽津軽線▽大湊線▽五能線――の各線の上下線計96本が運休。青い森鉄道も午後4時現在で上下線計26本が運休、津軽鉄道でも上下線の一部区間で4本の運休となった。空の便は午後4時までに予定されていた青森空港発着の計23便が欠航となった。
また除雪作業のため、国道7号では青森市鶴ケ坂―同市浪岡大釈迦間で同日午後1時半ごろまで通行止めとなったほか、みちのく有料道路(同市―七戸町)でも午後6時ごろまで通行止めになるなどした。
同気象台によると29日午前中にかけては南風が吹き気温が上昇するとみられ、融雪によるなだれなどへの注意を呼びかけている。【南迫弘理】