東京都心で10センチ積雪 交通事故通報800件 大雪警報も発令

日本列島の上空に寒気が流れ込んだ影響で、6日は太平洋側も冷え込みが強まり、各地で雪が降った。東京都心では午後6時現在で10センチの積雪が観測され、気象庁は島しょ部を除く東京都と千葉県全域、茨城県南部に大雪警報を発令した。東京都心で10センチ以上の積雪が観測されるのは2018年1月以来4年ぶりで、大雪警報の発令も同じく4年ぶり。7日は路面の凍結が予想され、同庁は転倒や事故、交通障害への注意を呼びかけている。
日本の南を東進する低気圧と伊豆諸島付近の気圧の谷が、湿った空気を上空に引き上げて雪を降らせた。午後6時現在の各地の積雪は、横浜市と千葉市7センチ▽さいたま市2センチ▽茨城県つくば市8センチ――など。気温も上がらず、最高気温は東京都心2.6度▽さいたま市2.1度▽横浜市3.1度――にとどまった。
7日午後6時までの24時間予想降雪量は、いずれも多いところで、関東南部の山地3センチ▽関東南部の平地5センチ▽茨城県3センチ。
埼玉県によると、県内で男女4人が骨折などのけがをした。警視庁によると、6日正午から午後9時までに東京都内で交通事故の通報が約800件あった。首都高速道路は午後7時現在、台場線など3路線で全線通行止めとなった。鉄道もJRを含む各線でダイヤが乱れた。日本航空や全日空によると、羽田空港発着の国内線は多くの便が欠航となった。佐川急便は東京23区や神奈川、千葉県全域などで荷物の引き受けや配達を停止した。【井口慎太郎、加藤昌平】