ぬいぐるみ人形劇団の盗難トラック発見…「人形のすべてが戻ってくるのを祈っています」

千葉県松戸市のぬいぐるみ人形劇団「劇団こぐま座」の事務所駐車場に止まっていた3トントラックが、8日夜から9日にかけて盗まれた。人形の着ぐるみなど公演に使う道具が積まれており、その後、見つかった。県警幹部は、発見場所や積載物の有無について、「捜査にかかわるので差し控える」としている。
同劇団によると、9日午後6時頃、トラックがなくなっていることにスタッフが気づいた。「三匹のこぶた」「ももたろう」などの着ぐるみの人形10体以上のほか、照明器具などを積んでいた。施錠していたといい、鍵は合鍵と共に事務所に残されたままだった。
同劇団は1969年に設立され、関東を中心に全国各地で公演。年間200近くの公演を開いているが、コロナの影響で昨年は約30ステージに減少したという。同劇団のスタッフ、山本周平さん(30)は被害について「数え切れない公演がなくなり、ギリギリの経営を続けてきた。ようやく仕事が戻り始めた時の出来事で、座員一同、信じられません」とぼう然していたが、トラック発見を知らされ、「まだ確認の段階ですが、人形のすべてが戻ってくるのを祈っています」と話した。