「“元カノ”に刺された」19歳少女が25歳同棲相手を包丁で殺害 青森から上京した2人を追い込んだ“交際トラブル”とは

東京都江戸川区のアパートの一室で1月9日、住人の男性(25)が同棲相手に腹を包丁で刺されて死亡する事件があった。逮捕されたのは、交際中とみられる19歳の少女だった。
「彼から逃げたい一心で刺しました」
少女はこう供述しているといい、警視庁が2人の間にあったトラブルの解明を進めている。
警察が室内に突入すると、少女は洗面所でへたりこんでいた
「包丁で刺された!」
職業不詳の佐藤優作さん(25)から110番通報があったのは9日午後3時27分のことだ。
警察官が現場に急行すると、外に逃げ出してアパート脇の駐車場にうずくまっている佐藤さんを発見した。顔は真っ青で、腹からは血が流れている。警察官は佐藤さんが住む1階の部屋に向かったものの、玄関は施錠されていた。佐藤さんから鍵を借りて室内に突入すると、少女は洗面所でへたりこんでいた。
「私がやりました」
少女はその場で殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。佐藤さんは約7時間後、搬送先の病院で死亡した。
ベッドで横になってスマホをいじっていたところをいきなり刺した
殺人容疑で取り調べを受けている少女の説明では、ベッドに横になってスマートフォンをいじっていた佐藤さんを台所にあった包丁でいきなり刺したのだという。一方で、「殺すつもりはなかった」とも供述している。2人の間に一体何があったのだろうか。
2人は交際関係にあったようだ。昨年4月に青森県からともに上京し、同棲生活をスタートさせた。佐藤さんの職業は明らかになっていないものの、少女はコールセンターでアルバイトしていたという。
だが、気になるのは、佐藤さんが110番通報した際に「“元カノ”に刺された」と話していた点だ。少女も刺した動機について「彼から逃げたい一心でした。環境を変えるために離れようと思いましたが、怖くなりました」と供述しており、別れ話が事件に発展した可能性が高い。ただ、包丁で刺すまで少女が追い込まれたのはなぜなのか。佐藤さんが亡くなった以上、真相は闇の中だが、警視庁が慎重に調べを進めている。
(重田 篤/Webオリジナル(特集班))