【速報】「手りゅう弾のようなものが出てきた」解体工事現場に爆発物を処理する部隊が出動 北九州市

警察によりますと、28日午後2時半ごろ、北九州市八幡西区陣山で「解体工事中に手りゅう弾のようなものが出てきた」と、業者から110番通報がありました。
警察は不発弾の疑いがあるとしていて、爆発物を処理する部隊が出動しています。手りゅう弾かどうかを確認するとしています。
現場では空き家の解体が行われていたということです。国道沿いで、「陣山」のバス停付近です。
警察は周辺の交通規制を行い、住民に避難を呼びかけています。

山上被告「非合法活動です」 知人にメッセージ 元首相銃撃初公判

安倍晋三元首相(当時67歳)への殺人罪などに問われている山上徹也被告(45)について、奈良地裁(田中伸一裁判長)で28日に始まった裁判員裁判で、検察側は事件の約1年前、被告が知人に送ったメッセージを明らかにした。「非合法活動です(笑)。名古屋である人間を殺すつもりだったのです」との内容だった。
被告は2019年10月、愛知県内で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の最高幹部を襲撃しようと計画していたことが捜査段階で明らかになっている。
メッセージでは「作戦失敗でした。恥ずかしながら帰って参りました」ともつづっていた。別の知人にも「作戦失敗した。成功したら帰ってきてない」とも説明していた。
被告は22年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参院選の応援演説中だった安倍氏に向かって手製銃を発砲し、殺害したとして起訴された。
捜査段階で被告は、自身が小学生の頃、母親が旧統一教会に入信して家庭が崩壊したとし、「恨みがあった教団に打撃を与えようと考え、つながりがあるとされる安倍氏を銃撃した」と供述したとされる。
この日始まった裁判員裁判で被告は安倍氏への殺人罪について「私のしたことに間違いない」と起訴内容を認めた。【岩崎歩、田辺泰裕】

立憲議員、高市早苗首相「英語ペラペラ」投稿の自粛呼びかけ「総理に失礼」もし評価するなら…

元国連職員で立憲民主党の田島麻衣子参院議員が28日までにX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の英語でのスピーチをめぐるSNS上の一部投稿に私見を述べた。
高市首相は26日、マレーシアでの東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議に出席。英語でのスピーチを披露した。SNS上には高市氏の語学力を「英語ペラペラ」などと絶賛する投稿も散見される。
田島氏は、そうした絶賛コメントのひとつを引用。「高市親衛隊のみんな。総理に失礼だから『英語ペラペラ』はやめよう」と自粛を呼びかけ、「もし評価するなら、それは英語力ではなく、外国語を話そうとする勇気だ」と指摘した。
続けて、今回の高市氏の英語スピーチについて「何度か巻き戻したが、最後の方は私も意味がわからない」とした上で、「国際会議ではそんな政治家がわんさかいるから大丈夫」とフォロー。「でも『ペラペラじゃん』はいただけない」と過剰な絶賛はかえって失礼にあたるとの見方を示してくぎをさした。

【速報】「すべて事実です。私がしたことに間違いありません」殺人罪の起訴内容認める 安倍元総理銃撃事件 山上徹也被告の初公判始まる 長髪を後ろに結び黒い長袖の上衣にズボンをはいた服装で入廷 午後2時2分に開廷

安倍元総理大臣が銃撃された事件で、殺人などの罪に問われている山上徹也被告(45)が、28日から始まった裁判員裁判の初公判で、殺人罪について認めました。
山上被告は2022年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅の前で、安倍晋三元総理大臣を手製の銃で殺害したとして、殺人や銃刀法違反などの罪に問われています。
午後2時前、山上被告は奈良地裁の法廷に刑務官5人に連れられて入り、長い髪を後ろに結び、黒い服を着た姿で、着席しました。
この際、弁護士と言葉を少し交わす様子もありました。
最初に裁判所が被告本人で間違いないか尋ねた際、山上被告は自分の名前を小さな声で答えました。
午後2時すぎに始まった初公判で、検察が起訴状を読み上げた後、山上被告は裁判長から起訴内容について問われると、「すべて事実です。私がしたことに間違いありません」と認めました。
弁護側は殺人罪などについて争わないとする一方、山上被告が事件に使った銃については銃刀法違反の「砲」に当たらず最高刑が無期懲役の「発射罪」は成立しないなどと主張しました。
公判は来年1月の判決まで最大19回に渡り開かれ、母親ら親族への証人尋問や山上被告への被告人質問も実施されます。

自称21歳の容疑者、実は14歳少年…軽乗用車を盗んだ疑いで逮捕も氏名・年齢を虚偽の説明

茨城県警筑西署は27日、車を盗んだとして26日に窃盗容疑で緊急逮捕したと発表していた自称21歳の容疑者が、実際は中学2年の少年(14)だったと明らかにした。少年が氏名や年齢を偽っていたという。
発表によると、少年は25日午後0時半頃、栃木県小山市の中古車販売店で、エンジンキーが付いた無施錠の軽乗用車1台(時価9万5000円相当)を盗んだ疑い。26日未明、少年が茨城県筑西市内を走行しているところを同署員が見つけて職務質問し、盗難車と判明したことから緊急逮捕した。
少年は身分証を所持しておらず、自身のことを「船渡川(ふなとがわ)麻那都(まなと)、21歳の無職」と説明していたが、捜査の過程で虚偽だったことが明らかになった。

救急車盗まれ6キロ先で発見 傷病者対応中に 容疑者を逮捕 東京

27日午後8時半ごろ、東京都町田市相原町で「救急車が盗まれた」と110番があった。救急車は、救急隊員が傷病者の対応で離れた際に盗まれたとみられ、30分後に6キロ離れた八王子市内で発見。警視庁は50代男性を窃盗容疑で逮捕した。搬送が必要ない事案だったため、救急対応に支障は出なかったという。
警視庁などによると、出動した救急隊員3人は救急車をとめて傷病者の対応に向かい、搬送を辞退されたため15分後に戻ってきたところ、車がなくなっているのに気付いた。車は午後9時ごろ、八王子市打越町の路上で見つかった。事故などは起きていないという。
3人の隊員が離れている間、車は未施錠だったとみられる。【朝比奈由佳】

検察側「被告は旧統一教会に強い恨み」と指摘 安倍元首相銃撃初公判

安倍晋三元首相(当時67歳)への殺人罪などに問われている山上徹也被告(45)について、奈良地裁(田中伸一裁判長)で28日に始まった裁判員裁判の冒頭陳述で、検察側は被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信したことを受け、「強い恨みを持つようになった」と指摘した。
検察側は、母が教団に高額な献金をするなどしたことで、被告にとって家庭が安息の場ではなくなったと述べた。その後、職を転々としていた被告は「人生が思い描いたようにいかないのは母が入信したせいだ」と思うようになったと言及した。
2015年に兄が自殺した後は、教団に強い恨みを持つようになったとも述べた。教団最高幹部の襲撃を計画して火炎瓶を製造したが、より確実に攻撃するには拳銃が必要だと思うようになったと述べた。被告は拳銃10丁を製造していたという。
午後2時から始まった初公判ではまず、検察側が起訴状を朗読した。被告は22年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参院選の応援演説中だった安倍氏に向かって手製銃を発砲し、殺害したとされている。
被告、弁護側が起訴内容について意見を述べた後、検察側が冒頭陳述を開始。被告の経歴や事件に及んだ経緯などを説明している。
公判では予備日を含めて19回の期日が指定されている。弁護側が求めてきた母親や宗教学者のほか、検察側が請求した目撃者ら計12人が証人尋問に臨むことになっている。判決は26年1月21日に言い渡される。【岩崎歩、田辺泰裕】

山上徹也被告、殺人罪認める 安倍元首相銃撃事件初公判

安倍晋三元首相(当時67歳)を手製銃で銃撃して死亡させたとして、殺人罪などに問われている山上徹也被告(45)は28日午後、奈良地裁(田中伸一裁判長)で始まった裁判員裁判の初公判で殺人罪の起訴内容を認めた。
戦後初めて首相経験者が殺害された前代未聞の事件は、発生から3年超で裁判が始まった。被告にどれほどの量刑を科すかが主な争点になる。
被告は捜査段階で、自身が小学生の頃、母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信して家庭が崩壊したとし、「恨みがあった教団に打撃を与えようと考え、つながりがあるとされる安倍氏を銃撃した」と供述したとされる。
検察側と弁護側の間では、こうした被告の背景事情をどこまで酌むべきかで対立がある。
検察側は被告の生い立ちを過度に重視すべきではないとする立場だ。銃を用意した計画性や大勢を巻き込む恐れがあった危険性を中心に主張するとみられる。一方の弁護側は、高額献金などが問題となった旧統一教会による「宗教被害」が背景にあったとし、情状酌量につなげたい考えだ。
公判では予備日を含めて計19回の期日が指定されている。弁護側が求めてきた母親や宗教学者のほか、検察側が請求した事件現場の目撃者ら計12人が証人尋問に臨む予定だ。
11月20日以降には被告人質問が実施され、被告が動機や経緯をどう説明するか注目される。判決は2026年1月21日に言い渡される。
起訴状によると、被告は22年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で2回にわたり手製銃を発砲し、参院選の応援演説中だった安倍氏を殺害したなどとされる。【岩崎歩、田辺泰裕】

秋の園遊会、騎手の武豊さんや人間国宝の漆芸作家・山岸一男さんら1500人出席

天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が28日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で行われた。招待客との交流の機会を増やすため、両陛下や皇族方が歩かれる道筋が春に続いて分散された。
今回は騎手の武豊さん(56)、能登半島地震で被災した人間国宝の漆芸作家山岸一男さん(71)、全日本ろうあ連盟元理事長の石野富志三郎さん(73)ら各界の功労者が招かれ、約1500人が出席した。会場では、宮内庁御料牧場(栃木県)の羊を使ったジンギスカンや焼き鳥などの食事や酒類が提供された。
4月の春の園遊会では会場が赤坂御苑になった1963年以来初めて、両陛下や皇族方が歩かれる道筋が三つのルートに分散された。ルートによっては招待客の集まりにばらつきが生じたことから、宮内庁は今回、〈1〉両陛下〈2〉秋篠宮ご夫妻ら皇族方――の二つの道筋とすることにした。

「買春したことをばらすぞ」ホテルから出てきた男性に因縁つけ、約110万円奪ったうえケガさせたか 男女8人逮捕

東京・新宿区の路上でホテルから出てきた男性に、「買春したことをばらすぞ」と因縁をつけ、現金およそ110万円を奪ったうえケガをさせたとして、男女8人が逮捕されました。
警視庁によりますと、八田琉弥容疑者ら男女8人は、ことし2月、新宿区のJR新大久保駅近くの路上で、50代の外国人男性から、現金およそ110万円が入ったリュックサックを奪ったうえ、暴行を加えケガをさせた疑いがもたれています。
男性は、このグループの仲間とみられる少女と共に入ったホテルから出ると、八田容疑者らが「買春したことをばらすぞ」と因縁をつけてきたということです。
調べに対し、八田容疑者ら6人は容疑を否認し、金田遼太郎容疑者は容疑を認め、残る1人は認否を留保しているということです。