アフリカと「共に未来切り開く」 茂木外相がケニアで演説

【ナイロビ共同】茂木敏充外相は3日(日本時間同)、訪問先のケニアで演説し「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化と対アフリカ外交に関して見解を示した。従来取り組んできた自由貿易や投資のルール整備に加え、平和構築や繁栄の機会を提供すると強調。国際情勢が厳しさを増す中で「共に未来を切り開く」と表明した。
演説は2016年に日本が主導するアフリカ開発会議(TICAD)がケニアで開かれた際、当時の安倍晋三首相がFOIPを初めて提唱したことを踏まえて行った。
茂木氏は、平和構築のため、3月に外務省に新設した「国際和平調停ユニット」を活用して紛争の予防や早期収束への関与を強化すると主張した。

高市首相がオーストラリア到着、あすアルバニージー首相と会談 エネルギーの円滑な相互流通へ共同声明まとめる見通し

高市首相は、今回の海外訪問2か国目となるオーストラリアに到着しました。4日、アルバニージー首相と会談し、エネルギーの円滑な相互流通へ共同声明をまとめる見通しです。
高市首相は3日夜、オーストラリアの首都キャンベラに到着しました。4日、アルバニージー首相との首脳会談を行います。
日本にとってオーストラリアは、LNG(=液化天然ガス)の最大の輸入先です。
一方で日本は軽油などの石油製品を輸出していることから、会談では、中東情勢もふまえて、両国がエネルギーの円滑な相互流通を図ることなどを確認する共同声明をまとめる見通しです。
また、重要鉱物の供給網強化に向けた協力も確認する見通しで、日本企業が関わるレアアースなどの開発案件を両政府が優先事業として指定することも検討しています。

猪苗代湖で水上バイク転覆、10~20歳代の男性2人が心肺停止で搬送…もう一人は無事

3日午後1時45分頃、福島県会津若松市の猪苗代湖で、「水上バイクが転覆している」と近くにいた人から110番があった。
会津若松署や消防によると、水上バイクに乗っていた20歳代と10歳代の男性2人が心肺停止の状態で市内の病院に搬送された。
1台の水上バイクに3人が乗っていたとみられ、もう1人の10歳代男性は、近くにいた人に助けられて無事だった。
県警は現場の状況から水上バイクの単独事故とみて調べている。

岩場に倒れている男性発見も死亡確認「のりを採りに行った夫が戻ってこない」妻から通報 えりも町

北海道えりも町の襟裳岬付近で、2026年5月3日、岩のり採りに出かけたまま行方不明となっていた男性が発見され、その後死亡が確認されました。
死亡が確認されたのは、えりも町の漁師、吉井伸吾さん61歳です。
警察によりますと、吉井さんは3日午前9時半ごろ車で妻と一緒にえりも岬付近の岩場を訪れ、妻と別れて一人で岩のり採りに向かいました。
その後、2時間が経っても吉井さんが車に戻ってこないことを心配した妻が、午後0時半前に「のりを採りに行った夫が戻ってこない」と110番通報したということです。
警察や消防が捜索し、通報からおよそ2時間後に道警のヘリコプターが、岩場にうつ伏せの状態で倒れている吉井さんを発見。
吉井さんは救助され病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
警察が当時の状況や死因などを調べています。

「レースコース内に人が浮いている」鳴門競艇場内に60代男性とみられる遺体見つかる…事故・事件の両面で捜査 徳島・鳴門市

5月3日朝、徳島県鳴門市にある鳴門競艇場内で男性の遺体が見つかりました。警察は事故と事件の両面で捜査しています。
3日午前7時36分ごろ、鳴門市撫養町大桑島にある鳴門競艇場の職員から「レースコース内に人が浮いている」と警察に通報がありました。
警察によりますと、競艇場にあるレースコース内に男性の遺体が見つかったということです。
持ち物から60代の男性とみられるということですが、身元については現在、警察が確認を進めています。
男性の額にすり傷がありましたが、そのほか目立った外傷はないということです。警察は事故と事件の両面で捜査しています。
この影響で、ボートレース鳴門ではレース時間の変更が出ています。

「好戦的だ」 陸自部隊のロゴに批判続出 隊員が生成AIで作成

陸上自衛隊の第1師団第1普通科連隊(東京都練馬区)が公式X(ツイッター)で部隊の新しいロゴマークを公開したところ、「好戦的」などとする批判がインターネット上で続出。連隊は公開から3日で使用を中止した。
陸自や関係者によると、部隊のロゴマークは隊員の団結心を高めるために隊のTシャツに付けるなど、主に内部で使われる。今回問題になったのは第1普通科連隊の傘下にある第4中隊のもので、4月29日に公開された。
迷彩服を着用したゾウが小銃を手にしたデザインで、背景や左目に青い炎が浮かんでいる。関係者によると、ゾウは部隊の象徴とされ、青はシンボルカラー。小銃は歩兵部隊であることを意味しているという。
「著作権侵害では?」指摘も
ゾウの左胸に人間の頭蓋(ずがい)骨が描かれている点もあり、ネット上では「好戦的」などと批判されている。
「頭蓋骨は生きていらした方の亡骸(なきがら)だ。犠牲者や被災者への敬意を欠いている」
「人殺しのための軍隊みたいなロゴはやめてください。自衛隊の優しかった印象が地に落ちた」
「自衛隊の皆さんには感謝と敬意を持っているが、驚いた。こんな好戦的なロゴになる雰囲気が蔓延(まんえん)しているのか」
――などと厳しい意見が並ぶ。
また、タイの国境警備警察に関連したとみられるロゴマークと酷似していて、「著作権を侵害しているのでは」との指摘もあった。
陸自によると、第4中隊は2002年からゾウのロゴマークを使っていたが、長く使用していたことから「中隊の団結や士気、帰属意識の高揚」を目的に今回のロゴマークに変更した。
チャットGPTで作成
デザインは中隊長や隊員らの意見を踏まえて、隊員が生成人工知能(AI)「チャットGPT」で作成。AIに「ゾウ」「マンモス」「かっこいい」「青い炎」「擬人化」「自衛隊」といったキーワードを入力してデザインするよう指示したという。
できあがったロゴマークは中隊長が了承し、Xでの発信は第1普通科連隊長が了承したという。
連隊は3日までにロゴマークの投稿を削除。2日付の投稿では「国民の皆様に、より適切に部隊をご理解いただき、親しみをもっていただくといった観点も重視すべき」だとして使用を中止すると明らかにした。
陸自は「デザイン全体を総合的に見直した結果、国民の皆様からの受け止めについて想像が足りず、積極的に部外発信をするものではなかったと認識した」と説明した。
著作権侵害との指摘については「現時点で(被害を訴えるような)訴状は届いていないものと承知している。仮に著作者が著作権の侵害を申し立て、訴訟となった場合は、訴状が届いた時点で内容について関係機関と検討の上、適切に対応する」としている。作成の際に模倣したのか、意図とは別にAIが勝手に収集したのかなどについては明らかにしなかった。
自衛隊関係者は「部隊のロゴマークは、隊員の団結や士気高揚など内向きの意味合いが強いが、自分の部隊以外の人たちに見られることを前提に、万人から理解されるものが望ましい」と話した。【宮城裕也】

高市首相、憲法改正に改めて意欲 憲法記念日に改憲、護憲各派が集会

憲法記念日の3日、東京都内では改憲派、護憲派、それぞれが集会を行いました。外国訪問中の高市首相は、改憲派の集会に寄せたビデオメッセージで「行うべきは決断のための議論」だとして、憲法改正に改めて意欲を示しました。
高市首相
「議論のための議論であってはなりません。私たち政治家が国民の皆様の負託に応えるために行うべきなのは、決断のための議論です」
高市首相は「憲法は、時代の要請に合わせて本来、定期的な更新が図られるべきだ」などと訴えました。集会には、連立を組む日本維新の会の議員や、野党から国民民主党の玉木代表らも出席しました。
共産党・田村委員長
「自民党などは『憲法に自衛隊を書き込むだけだ』と言いますが、書き込めばどうなるのか。最後の縛りとも言える海外派遣を阻止する力は打ち破られてしまうのではないでしょうか」
一方、憲法改正に反対する集会には複数の野党幹部が参加し、「憲法9条が日本が戦争をするのを具体的に止めている」などと訴えました。
高市首相は、来年春までに憲法改正の発議にメドをつけることに意欲を示していて、国会では憲法審査会で改正に向けた論点の絞り込みなど議論が加速しています。

岡山市の住宅で80代の夫婦の遺体見つかる 夫が無理心中を図った可能性も

5月1日、岡山市の住宅で80代の夫婦が死亡しているのが見つかりました。警察は、夫が無理心中を図った可能性もあるとみて調べています。 事件があったのは、岡山市南区豊成の89歳の夫と84歳の妻が2人で暮らす住宅です。
警察によりますと、1日午後3時20分ごろ、家を訪れた妻のケアマネージャーが「2人が毎日利用している宅配弁当が取り込まれていない。携帯電話にかけると家の中から着信音がする」などと警察に通報しました。
駆け付けた警察官が家の中を確認したところ、1階の廊下で夫が、1階の寝室のベッドの上で妻が死亡しているのが見つかりました。
妻の死因は窒息で、警察は何者かが口や鼻を塞いで殺害したとみています。夫の首にはちぎれたロープが巻かれていて、司法解剖の結果、首を絞めたことによる死亡とみられています。
警察は、夫が妻を殺害した後、自殺した可能性もあるとみて調べています。

沖縄タイムスがおわび記事掲載「亡くなった方々の意思を断定」 辺野古転覆、読者投稿巡り

沖縄県の日刊紙「沖縄タイムス」は3日付の朝刊5面で、沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、平和学習中の同志社国際高(京都府)2年の女子生徒ら2人が死亡した事故を取り上げた読者投稿の一部表現について、「亡くなった方々の意思を断定する不適切な表現になっており、本紙の編集過程の確認作業が不十分だった」としておわびした。
おわび記事によると、「辺野古事故 デマは許されず」とのタイトルで掲載された読者投稿の末尾に「天国から二人の声が聞こえてくる。『誹謗中傷にめげず、抗議行動を続けてほしい』と」との記述があった。
沖縄タイムスはこの記述について、「亡くなった方々の意思を断定する不適切な表現」になっているとし、本紙の編集過程の確認作業が不十分だったとして、投稿者の同意を得たうえで削除するとしている。
沖縄タイムス社は産経新聞の取材に「掲載した責任は全面的に沖縄タイムスにある。投稿をお寄せいただくのは読者の方々の自由だが、その投稿を採用するかどうか、また不適切な箇所がないかの校正・校閲作業はやらなければいけないと考えている」とコメントした。

ひき逃げの疑いで自衛官の54歳男を逮捕、現場に戻り「人にぶつかったのか物にぶつかったのか…」69歳男性は顔面骨折の大けが 北海道滝川市

2日夜、北海道滝川市の市道で男性を車ではねて大けがをさせ逃げた疑いで、3日、陸上自衛官の男が逮捕されました。
過失運転傷害と道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、滝川市の陸上自衛官、渡邊勲二容疑者54歳です。
警察によりますと、渡邊容疑者は2日午後11時ごろ、滝川市緑町の市道で、乗用車を運転している途中、近くに住む白田丈富さん(69)をはねて顔の骨を折る大けがをさせ逃げた疑いが持たれています。
付近に車の一部とみられるガラスなどが散乱していて、警察がひき逃げの疑いで調べていたところ、渡邊容疑者が現場に戻ってきたため事情を聴き、3日正午すぎ逮捕に至りました。
渡邊容疑者は「人にぶつかったのか、物にぶつかったのか、分かりませんでした」と容疑を一部否認しています。