福岡県警早良署は28日、マンションの敷地に侵入したとして、邸宅侵入の疑いで福岡市早良区、西日本鉄道社員尾上仁希容疑者(29)を逮捕した。住人の20代女性の後をつけたといい「顔がタイプだったことを伝えたかった」と容疑を認めている。
署によると、エレベーターを待つ女性に声をかけ、拒絶されると無言で立ち去った。女性は、早良区の商業施設で3月、尾上容疑者に似た男性から「食事でも行こう」などと話しかけられ、断ったと説明している。
逮捕容疑は4月25日午後0時5分ごろ、早良区のマンションのエントランス内に侵入した疑い。
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84歳の母親の頭を殴って現金10万円奪ったか 56歳の次男を強盗殺人未遂の疑いで逮捕 交番に出頭し容疑認める
愛知県春日井市で高齢の女性が襲われた殺人未遂事件で、女性の次男が強盗殺人未遂の疑いで28日逮捕されました。 逮捕されたのは、住所・職業不詳の川口和彦容疑者(56)で、26日午前、春日井市西本町で母親(84)の頭を殴って殺害しようとしたうえ、現金10万円を奪った疑いが持たれています。 母親(84)は頭蓋骨を折るなどの重傷ですが、命に別条はないということです。 28日正午過ぎ、中区内の交番に出頭したということで、「その通りです。申し訳ないと思います」と容疑を認めています。 捜査関係者によりますと、母親は事件後、「次男に金をよこせと言われたので断ったところ、後ろから3回殴られた」と警察に説明していました。
「数百万円の報酬もらう予定だった」 栃木強殺、少年が供述
栃木県上三川(かみのかわ)町の強盗殺人事件で、実行役として逮捕された少年の一部が県警下野署捜査本部の調べに「数百万円の報酬をもらう予定だった」と供述していることが28日、捜査関係者への取材で判明した。事件当時、少年らは被害者宅で物色中に家族と鉢合わせし、金品を計画通りには奪っておらず、実際には報酬を受け取っていないとみられる。
捜査本部はこれまでに強盗殺人容疑で、神奈川県の16歳の少年4人や現場指示役とみられる横浜市の竹前海斗(28)、妻の美結(25)両容疑者を逮捕。さらに事件を主導したとして40代の男性の逮捕状を取った。
捜査関係者によると、男性は事件前から竹前容疑者とつながりがあったとみられる。成田空港から中国に出国し、東南アジアに向かった可能性があるという。
捜査本部は、この男性の指示に基づいて竹前容疑者が少年らを集め、車や凶器を少年側に渡したとみている。少年の一部は「夫婦に実行を頼まれた」と供述し、一部は報酬を提示されていたという。
事件は14日朝に上三川町の住宅で発生。住人の女性が胸を刺されるなどして殺害され、長男と次男も負傷した。長男と次男は農作業をしており、父親から連絡を受けてすぐに現場に駆けつけたため、少年らは金品を物色する途中で逃げたとみられる。【白川徹】
中立公、統一地方選へ指針=共通政策は見送り
中道改革連合、立憲民主、公明の3党は28日、来年春の統一地方選などに向けた「共通指針」をまとめた。「命や暮らしを守る」「政治倫理と法令順守の徹底」など5項目で構成。指針への同意は、3党の候補者が他党から推薦や支援を受ける前提となる。
指針は「対話と合意形成を通じ、住民一人ひとりの命と暮らしを守り、地域の実情に応じた政策を実現する」と明記。「透明性と説明責任を重視し、誠実で公正な政治活動」を行うよう求めた。人口減少や労働力不足への対応、平和の尊重も盛り込んだ。
3党は当初、共通政策を策定する方針だった。ただ、3党での具体的な政策の一致は難しく、「地域によって課題が異なる」といった意見も出たため、幅広い理念の共有にとどめた。中道の岡本三成政調会長は国会内で記者団に「最大公約数がこの5点だ。ともに戦って勝利を勝ち取る」と語った。 [時事通信社]
「政治とカネ」問題で離党した世耕弘成氏、自民党に復党願…党内には反発の声も
「政治とカネ」の問題で自民党を離党した無所属の世耕弘成・元経済産業相は28日、自民の鈴木幹事長と自民党本部で面会し、復党願を提出した。党は今後、取り扱いを検討する。
自民参院幹事長などを歴任した世耕氏は、旧安倍派の政治資金問題で党から離党勧告処分を受け、2024年4月に離党した。その後の2回の衆院選で、和歌山2区から無所属で立候補し、いずれも当選した。世耕氏は復党願を提出後、国会内で記者団に「あとは党の判断だ」と語った。
自民は党則で、復党するためには、党紀委員会の審査や都道府県連の承認が必要と定めている。党内には、世耕氏の復党に反発する声もあり、党の対応が注目される。
安達優季容疑者「養父としてうまく関係築けなかった」趣旨の供述…殺人と死体遺棄の罪で起訴
京都府南丹市で市立園部小の安達結希(ゆき)君(当時11歳)が殺害され、山林に遺棄された事件で、京都地検は28日、養父で会社員の安達優季(ゆうき)容疑者(37)を殺人と死体遺棄の罪で起訴した。
起訴状では、安達容疑者は3月23日、同市内の公衆トイレで結希君の首を両手で絞めて窒息死させ、23~24日に遺体を車で山林や雑木林の3か所に運び、29日に遺体が見つかった山林に遺棄したとしている。地検は認否を明らかにしていない。今後、裁判員裁判で審理される見通し。
安達容疑者は3月23日朝、運転する車に結希君を乗せて学校近くまで向かったが、降ろさず自宅方向に戻り、途中のトイレで殺害したとされる。捜査関係者によると、「養父としてうまく関係を築けなかった」との趣旨の供述をしていたことが新たに判明。「『本当の父親じゃない』などと言われ、腹が立って衝動的に殺した」とも述べていた。
栃木強盗殺人「主導の男」に逮捕状、「指示役」夫婦にアプリで指示疑い…事件後に出国・東南アジアに逃亡か
栃木県上三川(かみのかわ)町で親子3人が死傷した事件で、県警は26日、通信アプリで指示を出すなど事件を主導したとみられる40歳代の男について、強盗殺人容疑で逮捕状を取った。捜査関係者への取材で判明した。男は事件後に中国に出国し、東南アジアに逃亡した可能性があり、警察は海外当局と連携して捜査する方針。
事件は5月14日朝、上三川町の民家で発生。金品が物色され、住人の富山英子さん(69)が胸を刺されるなどして殺害されたほか、家族2人も頭を殴られるなどして負傷した。
県警は実行役とみられる男子高校生4人と、現場指示役とされる横浜市の夫婦を強盗殺人容疑で逮捕し、背後関係を調べていた。
捜査関係者によると、関係者から押収したスマートフォンの解析などから、秘匿性の高い通信アプリで現場指示役と連絡を取っていた男が浮上。事件の数日後、中国に向けて出国したことが判明した。男はその後、東南アジアに向かった可能性があるという。
警察は、男が事件を計画し、現場の指示役を通じて実行役を集めた「匿名・流動型犯罪グループ(匿流(トクリュウ))」による事件とみて、全容解明を進める。
【たつの市母娘殺害】指名手配の容疑者 市内の複数駅の防犯カメラに姿映る JR本竜野駅や播磨新宮駅などで 徒歩・公共交通機関で移動か
兵庫県たつの市で母と娘が殺害された事件で、市内の複数の駅の防犯カメラに容疑者の姿が映っていることが分かりました。
5月19日、たつの市の住宅で田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)が遺体で見つかった事件では、住所・職業不詳の大山賢二容疑者(42)が千尋さんに対する殺人容疑で全国に指名手配されています。
捜査関係者によりますと、事件の後、市の中心部にあるJR本竜野駅や現場に近い播磨新宮駅など、市内の複数の駅の防犯カメラに大山容疑者の姿が映っていたということです。
車を使った形跡もないことから、警察は大山容疑者が徒歩と公共交通機関で移動したとみて捜査しています。
ナフサ原料の商品「品切れ」も エアコン設置にも影響 政府見解と現場の声にギャップ 福岡
原油由来の石油製品「ナフサ」の供給不足が懸念される中、その影響は、夏に欠かせないエアコンの設置工事の現場にも広がっています。専門家は、政府には現場の状況を正確に把握した上で対策をとることが求められると指摘します。
5月26日、福岡市内のホームセンターを訪ねると、ところどころに「品切れ中」の表示がありました。
■井ノ上新弥フィールドキャスター
「接着剤のコーナーでは欠品が出ていて、空きが目立っています。」
接着剤のほかに梱包用のフィルムなど、ナフサを原料とする商品が品切れとなっていました。
■ナフコ福岡空港店・花田健吾 店長
「約1か月前からこのような形になっていて、毎週発注はしていますが、入荷が不安定な状況になっています。」
塗料などを買いに来たという人は。
■建設業
「今、少ないのと値上がりで、確保するのも現場では大変みたいですね。常にあるのが当たり前だったので、また戻ってほしいですね。」
■花田店長
「どうにかお客様に提供したいと、やってはいるのですが、安定して供給できていないところは現実にありますので、大変ご迷惑はおかけしていると感じています。」
ナフサの供給不安は、夏に欠かせないエアコンの設置現場にも影響が及んでいます。
■井ノ上フィールドキャスター
「こちらのお宅では、今まさにエアコンの設置工事が行われています。これから始まる夏本番に向けて、需要が増えているということです。」
来年4月からエアコンの省エネ基準が大幅に引き上げられることで、価格高騰が懸念されている「2027年問題」。
その導入を前にエアコンを購入した“駆け込み需要”を受け、設置件数も去年の1.2倍ほどに増えているといいます。しかし。
■カノデンキ・諏訪歩さん
「部材が入らない、少ないことが大きな問題かなと思います。」
エアコン設置に必要な、ナフサ由来の資材が不足しているといいます。
資材置き場を見せてもらうと。
■カノデンキ・苅田哲さん
「正直、かなり入りづらくなっていて、特にエアコンのブロックですが、普段だったら棚いっぱいで、もう1か所の倉庫にもいっぱいあるのですが、今はこれだけしかない。」
■井ノ上フィールドキャスター
「これまでは、不足することはあったのでしょうか。」
■苅田さん
「ないですね。初だと思います。」
今ある資材だけでは、半月ほどでなくなってしまう可能性があるということです。
政府は、ナフサの国内供給に問題はないとしていますが、NNNと読売新聞が行った最新の世論調査では、政府の説明に「納得できない」と答えた人が6割を超えました。
なぜ、政府の見解と現場の声にギャップが生まれるのでしょうか。
石油流通システムに詳しい専門家は。
■桃山学院大学 経営学部・小嶌正稔 教授
「ナフサは、あまりにもたくさんの製品で姿を変えていきます。ですから、ナフサが足りることと、現場で製品がないこと自体は同じではないんです。ですから、政府の言っていることと現場の温度差が、あまりにも大きくなっている。」
小嶌教授は、政府は現場の状況を正しく把握して、関連製品が確実に流れる仕組みを構築すべきだとした上で、この状況が解消されるにはまだ時間がかかるとみています。
■小嶌教授
「ホルムズ海峡自体が開いたとしても、製品のサプライチェーンが長いので(ホルムズ海峡が開いた後)4か月、5か月、半年ぐらいは正常化するのには時間がかかる。」
先行き不透明な状況はいつまで続くのか。現場でも不安感は広がっています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年5月26日午後5時すぎ放送
「あれは〈死に地〉だ」…沖縄返還の混乱の中で取り上げられた「東京ドーム半分」の土地の真相 復興のために私財を投じた土地が行政のミスで国の所有に…家族が訴える不正義の是正
辺野古転覆事故を起こした抗議団体が自身の支持基盤・オール沖縄の構成団体であることからその対応が問われている玉城デニー沖縄県知事。「誰一人取り残さない沖縄の実現」を掲げ、9月の知事選での3選を目指す出馬表明をしたが、その陰では1972年の沖縄返還の喧噪と混乱に取り残されたままの人物がいた。沖縄県政と玉城知事が目を背け続ける半世紀を超える悲劇とは。ノンフィクション作家・広野真嗣氏がレポートする。【全3回の第1回】
「無願埋立」として取り上げられた「東京ドーム半分」の土地
「親父が生前、僕に言ったんですよ、あれは〈死に地〉だって」
“使いようのない土地”といった意味の方言で肉親の無念を語る65歳の奥間浩氏の頭髪は白い。
その白を際立たせるのは、交通誘導員の現場仕事で焼かれた赤黒い顔だ。猜疑の色がにじむその眼窩に何度も拳を押し付けた。疲弊というより悲嘆であると私には見えた。
奥間家は「門中(むんちゅう)」と呼ばれる同じ父方の血族を取りまとめる家系で、嘉手納基地そばにいくつも土地を抱えていたが、「死に地」に手を焼くうちに没落し、借金返済のために最後に残った3階建ての実家も数年前に人手に渡った。
買い手の好意で94歳の母、姉と兄がいまだに暮らしているが、あと何年続けられるかわからない。窮状を語る浩氏の目線の先にあるのが、嘉手納発着の米軍機を間近に見る、北谷(ちゃたん)町の埋立地だ。
7600坪、東京ドームの半分に及ぶこの敷地は造成から60年も経つのに草茫々の更地。番地がつかないことから「ゼロ番地」とも呼ばれる。
南に隣接する宮城海岸はサーフスポットで知られ、外国人向けホテルや住宅地が連なる。さらに南側には、観光客に人気の商業エリア・アメリカンヴィレッジが広がる。
南北19万坪に広がる一帯を自力で埋め立てたのが10年前に世を去った浩氏の父・盛行氏だ。ただその最後の一角であり、最後の財産でもあるゼロ番地は、手続きを欠いた「無願埋立」として取り上げられ、現在の登記上の所有者は、国だ。法定受託事務として県に管理権限が委ねられている。
浩氏は、「デニーさんには、聞く耳を持ってくれと言いたいです」と語る。奥間親子の代理人と沖縄県の交わらない攻防を取材すると、「辺野古新基地反対」とファイティングポーズを構えるには勇ましいが、その実、県民目線で具体的解決を導けない玉城デニー知事の実像に突き当たるのだ。
「琉球政府の指導に従って埋め立てた」