飲食店経営会社から3億円分の手形詐取 容疑で2人逮捕 徳川高人(47) 唐島秀正(50)

大阪市北区の飲食店経営会社「大倉実業」から額面約3億円分の手形を詐取したとして、大阪府警は10日、経営コンサルタント会社「中小企業倒産防止開発機構」の社長、徳川高人(47)=福岡市中央区=とソフトウエア販売会社「エス・アイ・エス」の社長、唐島秀正(50)=北九州市小倉南区=の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。

府警によると、2人は大倉実業が資金の調達先を探していると聞きつけ、
06年11月、同社社長を徳川容疑者の会社に呼び出して「当社が手形に裏書きして一両日中に資金化する」などと虚偽の説明をし、約束手形二十数通(額面総額約3億数千万円)を振り出させた疑いがある。手形の一部は回収されたが、大半は徳川容疑者が現金化し、勝手に自身の債務の弁済や担保にあてたとみられるという

男性をバイクでひき逃げし死亡させた疑い、渡部元気(39)逮捕  埼玉

今月4日、埼玉県川口市で64歳の男性がバイクにひき逃げされ死亡した事件で、現場から逃走した39歳の男が逮捕されました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、埼玉県川口市に住む渡部元気容疑者(39)です。
渡部容疑者は、今月4日午後、川口市・西川口の県道で歩いて横断していた近くに住む浅利敏満さん(64)を運転していたバイクではねて死亡させたうえ、逃走した疑いが持たれています。
警察によりますと、現場付近の防犯カメラの映像などから逃げた渡部容疑者を割り出し、8日午前、東京都内にいたところを発見したということです。
調べに対して渡部容疑者は、「何かのかたまりにぶつかったが、人をひいたとは思わなかった」と容疑を一部否認しています。

特殊詐欺で得た電子マネー360万円を売買か 大阪府警、社長ら逮捕

特殊詐欺の被害品と知りながら電子マネーを不正に売買したとして、大阪府警は12日、大阪市中央区の不動産業「トリニティ」の社長、今西利行(41)と社員の鈴木龍太(34)の両容疑者を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の仮装)容疑で逮捕し、発表した。2人とも否認しているという。

 特殊詐欺捜査課によると、同社はインターネットで電子マネーの買い取りサイトを運営。2人は昨年6~7月、計360万円分の電子マネーが特殊詐欺の被害品であると知りながら依頼者に買い取りを約束し、別の業者に転売して代金を支払うなどした疑いがある。依頼者は特殊詐欺グループの関係者とみられる。

 特殊詐欺の被害者は府内の40~70代の7人で、有料サイトの未払い金名目などで電子マネーを購入させられたという。同課は、両容疑者が他に計約6800万円分の電子マネーを不正に売買した可能性があるとみて調べている。

電子ギフト券売却、特殊詐欺の利益マネロン 容疑で男2人逮捕 大阪

特殊詐欺で得た利益をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は12日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで、不動産会社「トリニティ」の代表取締役、今西利行容疑者(41)=大阪市中央区北久宝寺町=と同社従業員、鈴木龍太容疑者(34)=同市西区川口=の男2人を逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。

逮捕容疑は共謀し、昨年6月から同7月、特殊詐欺グループが大阪府内の被害者7人から聞き出した電子ギフト券(計約360万円相当)の利用番号を売却して得た利益を、架空の領収書を作成した上で特殊詐欺グループに支払い、犯罪収益を隠匿したとしている。

特殊詐欺捜査課によると、携帯電話の利用料金などの未払いがあるとし、被害者が購入させられた電子ギフト券の利用番号を追跡し、突き止めた。被害が7千万円近くに上る可能性もあり、同課が裏付けを進めている。

ホストクラブで未払い料金がある女性を名古屋市中区の風俗店に紹介したとして逮捕。これまでに2000人の女性を紹介

ホストクラブでの未払い料金の返済を迫られていた女性客を、名古屋市中区の無店舗型風俗店に紹介したとして、スカウト会社役員の男が逮捕されました。

逮捕されたのは東京都新宿区に住むスカウト会社役員の榎田貴弘容疑者(38)です。

警察によりますと男は2020年6月、名古屋の繁華街「錦三」の無店舗型性風俗店(デリバリーヘルス)で働かせるため、当時26歳の女性を店の従業員に紹介した職業安定法の疑いがもたれています。

この女性は名古屋市内のホストクラブに約1000万円の未払料金があり、返済のために風俗店を紹介されたということです。

警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めた上で「約6年前からホストクラブへの未払い料金がある女性約2000人をデリヘルなどに紹介してきた」などと話しているということで、警察が余罪を詳しく調べています。

買い取り査定中に窃盗容疑=組織ぐるみか、元代表逮捕―園原広大容疑者(30)

買い取り査定中に貴金属を盗んだなどとして、警視庁捜査3課は2日までに、窃盗容疑で、不用品回収会社の元代表園原広大容疑者(30)=千葉県浦安市明海=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。  同社をめぐっては、同容疑などで元社員ら5人が逮捕されている。いずれも手口が似ており、同課は組織ぐるみの疑いもあるとみて調べる。  逮捕容疑は昨年8月23日午後、東京都江東区の女性(86)宅で不用品の買い取り査定中、指輪など4点(計約8万円相当)を盗んだ疑い。   同課によると、「他に物はないか」などと聞き、女性が目を離した隙に室内を物色していた。女性は1人で対応したが、その後帰宅した家族が不審に思い、警察に相談し発覚した。  同社による査定中の窃盗被害は昨年3~10月、都内や千葉県などで計84件確認され、被害額は計約2500万円に上っているという。

【速報】自称入管職員が交際女性に複数回頭突き、けがさせた疑い 音楽イベントのため千葉市美浜区のホテルに宿泊

交際相手に頭突きをし、けがを負わせたとして、千葉西署は4日、傷害の疑いで、広島市中区、自称法務省広島出入国在留管理局職員、立川颯容疑者(24)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前2時半ごろ、千葉市美浜区のホテル客室内で、交際相手の幼稚園教諭の女性(25)=広島市=に複数回頭突きをし、顔や頭に軽傷を負わせた疑い。 同署によると、2人は千葉市内で行われていた音楽イベントに参加するため、同ホテルに宿泊していた。被害者が同署に相談して発覚した。容疑を認めている。

自称広島入管の職員が交際女性にけがさせた疑い 「頭突きしました」

4日未明、千葉市美浜区のホテルで頭突きをして交際相手にけがをさせたとして、自称・広島出入国在留管理局の職員が逮捕されました。 自称・広島入管局広島空港出張所の職員、立川颯容疑者(24)は4日午前2時半ごろ、美浜区のホテルの部屋で交際相手の女性(25)の頭に2回頭突きをしてたんこぶができるなどのけがをさせた傷害の疑いが持たれています。 警察によりますと、立川容疑者と女性は3日に千葉県で開催された音楽イベントに参加するために美浜区のホテルに泊まっていました。 その際に口論になり、立川容疑者が女性に頭突きをしたということです。 立川容疑者は「頭突きをしてけがをさせてしまったことは間違いありません」と容疑を認めています。

知人名義でクレカ作成、1千万円近く買い物して逮捕

知人になりすましてクレジットカードをつくり、1000万円近くの買い物をしていたとみられる26歳の男が逮捕された。
 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・千代田区に住む自称・会社役員の吉成俊哉容疑者(26)。
警視庁によると、吉成容疑者は、去年4月頃、自分が使うにもかかわらずインターネットで知り合った、
20代の知人女性名義の運転免許証のコピーを使い、クレジットカード会社にカードを発行させ、だまし取った疑いが持たれている。
警視庁によると、吉成容疑者は知人の女性に名義貸しの謝礼として数万円を渡していて、
だまし取ったカードで約3か月間で、仮想通貨など換金できるものを1000万円近く購入していたという。
調べに対し、吉成容疑者は「だまし取ったわけではない」と容疑を否認しているという。
警視庁は吉成容疑者が仮想通貨などを現金に換えようとしていたとみて余罪を調べている。

帰還困難区域で下着窃盗の元警察官に懲役2年求刑 動機は「性癖と私利私欲を満たすため」 木元優被告(39)

福島県警察本部の元警察官・木元優被告(39)は、2022年10月、福島県大熊町の帰還困難区域などや富岡町の空き家に侵入し、女性の下着を盗んだとされている。

5月23日の初公判で木元被告は起訴内容を認め、動機について「性癖と私利私欲を満たすためだった」などと述べた。
検察側は「警察官の立場を悪用し、避難者の思いを踏みにじる悪質な犯行」と指摘し、懲役2年を求刑した。

判決は5月30日に言い渡される。