かつての政敵同士が手を組み衆院解散直前に誕生した新党「中道改革連合」の訴えは有権者にどう届くのか。解散から投開票まで戦後最短の「超短期決戦」となる衆院選。解散から一夜明けた24日、各地で政策浸透をアピールする新党の街頭演説に聴衆はさまざまな反応を見せた。
野田佳彦共同代表は東京都練馬区の西武池袋線練馬駅前で、青の真新しい看板が付いた選挙カーの上に立った。「生活者ファーストという考え方をまとめ、中所得者、低所得者を支援していく」と声を張り上げた。
立憲民主党の支持者だったという無職女性(77)=同区=は、「あまり公明党は好きじゃなかった。選挙のための政党でいつまでもつのか」とあきれた様子で演説を聴いた。一方、中野区の会社員松井田歌さん(29)は「両党が納得できる形でなんとかまとめたのでは」と新党結成を評価した。
公明党出身で比例南関東ブロックに出馬予定の原田直樹氏は、JR横浜駅や桜木町駅前などで街頭演説。「新しい党名を言い間違えないようにやっとなってきました」と笑いを誘った。
ただ、党名に違和感を覚えるという公務員女性(58)=横浜市=は、「新党はすり合わせの公約で微妙。今回はどこも選べない」と悩んでいた。初の選挙を迎える高校3年の男子生徒(18)=同=は、「政策を比較する時間もない選挙。新しさだけでは若者には浸透しないと思う」と話し、党の基本政策をスマートフォンで確認していた。
寒風が吹きすさぶ中、JR仙台駅前では安住淳共同幹事長が「政策論争をやって今日に至った」と結党への理解を求めた。演説には100人以上の聴衆が集まり「中道、中道」とコールが沸き起こる場面もあった。
一方で、批判の声も。民主党時代から支持していた80代男性は「もう応援できない」ときっぱり。昨年の参院選で立憲に票を投じたという共産党支持者の50代会社員男性も「野党共闘でやってきたのに、公明に妥協しがっかりだ」と怒りをあらわにした。 [時事通信社]
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山梨の山林火災鎮圧、396ヘクタール焼ける けが人や建物被害なし
山梨県上野原市消防本部などは24日、扇山(1138メートル)で発生した山林火災が24日午後6時に鎮圧されたと発表した。
火災は8日午前10時45分ごろに発生し、これまでに約396ヘクタールが焼けた。一時、大月市と上野原市合わせて215世帯297人に避難指示が出たが、けが人や建物被害はなかった。
市消防本部によると、延焼の危険性はなく、引き続き出火原因を調べている。【宮城裕也】
首相、赤字国債の発行否定=野田氏「ファンド活用」―食品消費税ゼロ巡り・衆院選討論【26衆院選】
与野党党首は24日、インターネット動画サイトの番組に出演し、27日公示の衆院選(2月8日投開票)に向け最初の討論会に臨んだ。高市早苗首相(自民党総裁)は公約に掲げた食料品の消費税率ゼロ案の財源に関し、赤字国債の新規発行を否定。代替財源として補助金や租税特別措置の見直し、税外収入の確保を挙げた。
首相は「2年限定であれば確実に特例公債を発行しなくても手当てできる」と指摘。また、日本国旗を損壊した場合に罪に問う「国旗損壊罪」について、「必ず実現したい」と述べた。自民と日本維新の会は連立政権合意で、今年の通常国会での制定を盛り込んでいる。
討論では与野党が公約に掲げる消費税減税の財源が論点となった。中道改革連合の野田佳彦共同代表は恒久的な食品税率ゼロについて、基金の活用と政府系ファンドを創設して運用することで「赤字国債は発行しない」と主張。共産党の田村智子委員長は「大企業や富裕層の減税、優遇(措置)を見直せばできる」と主張した。
一方、れいわ新選組の大石晃子共同代表は、主に赤字国債発行で対応すべきだと主張。参政党の神谷宗幣代表も国債発行や法人税引き上げによる減税を訴えた。
自民と連立を組む日本維新の会の藤田文武共同代表は、「ばらまくだけでは円安や長期金利に跳ね返る」と指摘。社会保障制度見直しの必要性を強調した。国民民主党の玉木雄一郎代表は「景気が良くなったら(消費税減税を)やる必要はない」と述べ、賃上げの推移などを見極める考えを示した。 [時事通信社]
「顔面を殴り返した」上野の路上でけんか 建築業の男(43)を傷害容疑で逮捕 被害者の男性はその後死亡
東京・上野の路上で一緒に酒を飲んでいた男性を殴るなどしてけがをさせたとして43歳の男が逮捕されました。被害者の男性はその後、死亡しました。
東京・荒川区の建築業、東里佑樹容疑者(43)は今月21日午前6時すぎ、台東区上野の路上で50代とみられる男性を殴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いがもたれています。
被害に遭った男性は病院に搬送されましたが、24日死亡が確認されました。警視庁によりますと2人は同じ居酒屋に通う常連仲間で、前日の夜から一緒に酒を飲むうちに口論になったということで東里容疑者は調べに対し「顔面を1発か2発くらい殴り返しました」と容疑を認めているということです。
警視庁は傷害致死の疑いも視野に調べを進めています。
厚労省、共生交付金を最大7割削減へ
ひきこもりや貧困といった複合的な課題を抱える住民を支え、地域での共生を目指す事業について、厚生労働省が2026年度から1自治体当たりの交付金を大幅に削減する方針であることが24日、分かった。26年度に事業を始める自治体は、以前に比べ最大7割近くカットされる。厚労省が推進へ旗を振ってきた目玉事業で、方針転換に対し自治体から「急激で乱暴だ」と反発や困惑が広がっている。
麻生氏、中道を「ぽこっと出た」 首相交代が争点と訴え
自民党の麻生太郎副総裁は24日、京都市の会合で、衆院選について「政権を担う政党を選ぶ選挙だ。高市早苗首相から、ぽこっと出てきた中道改革連合の野田佳彦氏か斉藤鉄夫氏に代えるのか。考えて投票してほしい」と訴えた。
同時に「世界は平和から有事に動きつつある。米国が何でもしてくれる時代は終わった」と強調した。
公明党と中道を結成した立憲民主党が、かつて共産党と連携した経緯を念頭に「昔は立憲共産党といった時代もあったが、立憲公明党になった」とも語った。
宗教法人の研修施設に放火の疑い 研修中だった女を逮捕 「身に覚えがありません」と容疑を否認 島根県出雲市
宗教法人の研修施設に火をつけたとして出雲市に住む無職の女(42歳)が現住建造物等放火の疑いで1月22日、逮捕されました。
出雲警察署によりますと、女は去年12月12日から13日までの間に出雲市にある宗教法人の研修施設の1階にある休憩室の押し入れに放火し、壁などを焼いた疑いがもたれています。
この施設と一体となっている寮の住人が火が上がっているのを発見し、消火器で消し止め、けが人はありませんでした。
警察による本人や関係者への事情聴取などから女の犯行が明らかとなったということです。
女は「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。
警察によりますと女はこの施設で研修中で、詳しい動機などを調べています。
今夜から寒波後半戦の大雪に警戒 新たに1m超の積雪予想も
寒波の襲来で本州の山沿いを中心に積雪が大きく増えています。今日23日(金)夜以降に2回目のピークを迎える予想で、北陸山沿いの多いところでは新たに1m超の雪が積もるおそれがあります。また、九州や四国も積雪に注意が必要です。
寒波前半戦ですでに1m近い積雪増加
日本列島の上空に襲来した寒波は、昨日22日(木)朝に最初のピークを過ぎました。
各地で積雪が増えていて、23日(金)5時の積雪は青森県青森市・酸ケ湯で431cm、山形県大蔵村・肘折で214cm、福井県敦賀市・敦賀で59cmとなっています。
また、新潟県十日町市で178cmでは、20日(火)0時に比べると100cm以上増加しました。
6時現在、青森県、岐阜県に大雪警報が発表されています。
雪雲が発達し局地的に雪が強まる
今日23日(金)は一連の寒波の中では比較的落ち着いた状態ではあるものの、北陸や北日本の日本海側には雪雲のかかりやすい状況が続きます。
一部には発達した雪雲の帯が形成されて、雪が強まる見込みです。
新潟県を中心とした北陸や東北北部の日本海側で活発な雪雲がかかりやすくなるとみられます。また、小さな低気圧が発生する北海道の道北でも雪雲が発達しやすく、強い雪や吹雪に警戒が必要です。
九州や四国は深夜以降、積雪に注意
今夜からは上空5500m付近で-36℃以下の寒気を伴った気圧の谷が近づき、明日24日(土)にかけて次のピークになる見通しです。
1回目のピークに比べると、寒気の中心部分の強さは劣る一方で、西日本方面への寒気の南下が強まるとみられます。
九州や四国の内陸部では今夜遅くから雪が降り出し、明日の朝は積もる可能性があるため、車で移動の予定がある場合は注意が必要です。
これまでの雪に加え1m超の積雪予想
25日(日)朝までの積雪増加量は北陸の山沿いで100cm以上に達する予想となっています。
東北南部から近畿北部にかけて50cm以上の所がある見込みです。近畿中南部の山沿いや東海でも雪の積もる所があり、週末に車での移動を予定している方は最新の情報を踏まえ変更なども検討してください。
積雪が多い地域では交通障害に加え、雪崩や落雪、除雪中の事故などの危険性が高まるため、厳重な警戒が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
特殊詐欺の被害金を資金洗浄した疑い、中国籍の男4人逮捕…複数グループから請け負い報酬得たか
特殊詐欺に関与したなどとして、警視庁が、会社役員の男(23)(東京都荒川区)ら中国籍の男4人を詐欺容疑などで逮捕したことがわかった。同庁は、会社役員の男らのグループが詐欺の被害金3億円以上をマネーロンダリング(資金洗浄)していたとみている。
他に逮捕されたのは、会社役員の男(30)(足立区)、大学生の男(21)(埼玉県川口市)ら。
捜査関係者によると、4人は仲間と共謀して昨年6~7月、警察官らを装って、大阪府茨木市の50歳代女性に「あなたの口座が犯罪に使われており、現金を調べる必要がある」とうその電話をかけ、指定口座に現金計510万円を振り込ませ、詐取するなどした疑い。4人の逮捕は21日。
23歳の会社役員の男の指示で、30歳の会社役員の男と大学生の男が被害金を複数の口座に移した後、出金していたという。別の1人の自宅からは、他人のスマートフォン約100台とキャッシュカード約40枚が見つかった。
同庁は、会社役員の男らが複数の詐欺グループから資金洗浄を請け負い、報酬を得ていたとみて調べている。
孤独死で市に引き渡された男性のキャッシュカード、2年後に140万円引き出される
埼玉県警西入間署は22日、東京都板橋区成増、同県坂戸市福祉総務課職員の男(39)を窃盗容疑で逮捕した。
発表によると、男は2024年11月3~17日、不正入手した他人のキャッシュカードを使い、同市内の現金自動預け払い機(ATM)から7回にわたり計140万円を引き出して盗んだ疑い。容疑を認めている。
カードの名義は、22年に自宅で孤独死しているのが見つかった高齢男性だった。同署は遺体に不審な点がないことを確認。遺体の引き取り手がなかったため、カードとともに市に引き渡した。
遺産整理を担当した弁護士が、死後に口座から金が引き出されていることを確認し、同署に相談していた。