混乱する中東情勢に対応するための2026年度補正予算案は3日、衆院本会議で財政演説と各党代表質問が行われ、審議入りした。高市早苗首相は「リスク最小化の観点から万全の備えを取る」と強調。早期成立を目指す方針を示した。
一般会計の歳出総額は3兆1135億円。エネルギー高騰対策などに使途を限定する「中東情勢等対応予備費」(2兆5000億円)創設が柱となる。重点支援地方交付金に1000億円、電気・ガス料金支援で使う一般予備費の補填(ほてん)分として5135億円を盛り込んだ。
財源はすべて赤字国債で賄う。長期金利上昇への懸念に対し、首相は25年度分の赤字国債の発行額を減額できる見込みだと説明し、「国債マーケットに影響を与えることなく実行可能だ」と述べた。
中道改革連合の岡本三成政調会長は、補正予算案の大半が予備費であることについて「財政民主主義の観点から極めて問題だ」と批判し、組み替え動議を提出する考えを表明。中小企業などを支援する重点支援地方交付金の拡充などを求めた。首相は「国民の暮らしや経済活動に支障が生じないよう、タイムリーに対応する」と述べ、修正に応じなかった。
見直し論も出ているガソリン補助金に関し、首相は「必要に応じ、支援単価を含め在り方を柔軟に検討する」との認識を示した。国民民主党の田中健氏への答弁。
補正予算案は、参院本会議でも質疑が行われた。4日に衆院予算委員会、5日に参院予算委で質疑、採決する。同日中に成立する見通しだ。 [時事通信社]
「ニュース」タグアーカイブ
「地面師グループ」の男が起訴内容認める 4億円詐欺未遂事件で初公判
「地面師グループ」の男が、初公判で起訴内容を認めました。 司法書士の松本稜平被告(34)は去年1月から4月にかけて、大阪市北区の土地と建物の所有者になりすまして不正な登記申請をし、大阪市中央区の不動産会社から売買代金4億1500万円をだまし取ろうとするなどしたとして詐欺未遂や有印私文書偽造などの罪に問われています。 大阪地裁で開かれた初公判で、松本被告は起訴内容について「間違いありません」と認めました。検察は冒頭陳述で、松本被告が「『キングメタル』と名乗る人物からSNSで指示を受け、犯行に及んだ」ことを指摘し、その後の証拠調べで、「売買契約の場でのQ&Aを共犯者に出して、練習をしていた」とする松本被告の供述調書を読み上げました。
3党合流「今国会中に方向性」=中公先行も視野、立民反発―公明幹事長
公明党の西田実仁幹事長は3日、国会内で記者団に、中道改革連合と立憲民主党との合流について、「今国会中に一定の方向性を出せるよう協議を加速している」と明かした。今国会の会期末は7月17日で、3党合流を巡り公明幹部が期限を明示したのは初めてとみられる。中公2党の先行合流も視野に入れるが、慎重意見が根強い立民は反発している。
西田氏は、3党の支援団体を含め「さまざまな意見交換をしている」とした上で、「合流の方向に全く違いはない」と断言。有力労組から新たな新党構想が出ていることも念頭に「進め方や時期はいろんな意見がある」としながら、秋に臨時国会が召集されれば「衆参そろって新しい形で中道がスタートできるのが一番望ましい」と訴えた。
西田氏の発言について、公明幹部は「党のスタンスをはっきり示した」と説明。腰が重い立民の背中を押す狙いもあったとみられる。公明系の中道議員は「合流したい人が先行することはあり得る」と話す。
立民幹部は「それぞれが言いたいことを言っている」と反発。立民系の中道幹部は「あくまで3党で合流すべきだ。2党先行は逆効果になる」とけん制した。 [時事通信社]
台風6号、列島各地で大雨 初のレベル5氾濫特別警報
大型の台風6号は3日、和歌山県南部に上陸後、列島の南を東寄りに進んだ。太平洋側では広く大雨となり、気象庁は一時、同県を流れる古座川にレベル5氾濫特別警報を出した。5月に新たな防災気象情報が始まって以来、特別警報の発表は初。小中高など5千校以上が休校となり、鉄道や空の便も運休が相次いだ。適切に発表できていなかった線状降水帯の直前予測などの情報は不具合が解消された。台風は午後9時の観測で関東の東で、温帯低気圧に変わった。
気象庁によると、台風の上陸が6月に記録されたのは2012年以来。
総務省消防庁によると、3日午後2時時点で愛知、奈良、徳島、宮崎、鹿児島、沖縄の6県で計23人が重軽傷を負った。
5月28日に提供を始めた線状降水帯の直前予測と発生の情報については、システム不具合を改修し、3日午後に正常に発表できるようになった。
気象庁によると、古座川では越水による氾濫を確認。和歌山県の古座川町と串本町、徳島県阿南市は住民に直ちに命を守る行動を取るよう求める「緊急安全確保」を発表した。
指示役夫妻ら6人再逮捕へ=息子2人襲撃、強殺未遂容疑―栃木県警
栃木県上三川町の民家で富山英子さん(69)が殺害された事件で、県警は3日、強盗殺人容疑で逮捕した竹前海斗容疑者(28)夫婦ら6人について、富山さんの長男や次男もバールで襲ったとして、強盗殺人未遂容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、現場指示役とされる竹前、美結(25)両容疑者夫婦、実行役とされる16歳の少年4人は5月14日、他の者と共謀し、強盗目的で押し入った富山さん方で、駆け付けた40代長男と30代次男の頭部をバールで殴るなどして殺害しようとした疑いが持たれている。
県警は少年4人を今月5~6日に、竹前容疑者夫婦は7日にそれぞれ再逮捕する方針。 [時事通信社]
海に沈んだ車に男性2遺体 三重・志摩の漁港
3日午後0時半ごろ、三重県志摩市志摩町片田の漁港で、軽乗用車が海中に沈んでいるのを漁業関係者が見つけ、家族を通じて110番した。50~60代くらいと、70~80代くらいの男性が車内から引き上げられ、その後、死亡が確認された。鳥羽署が身元や詳しい状況を調べている。
署によると、2人は服を着た状態で、目立った外傷はなかった。現場は志摩市中心部から南に6キロほどの、周辺に真珠の養殖場が広がる港。
男性重傷 高校生含む少年3人を暴行の疑いで逮捕 鹿児島・霧島市
面識のない男性に暴行
霧島市で面識のない男性に対し殴る蹴るなどの暴行を加え重傷を負わせた疑いで、高校生を含む少年3人が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも姶良市に住む男子高校生(17)と建設作業員の男(17)、それに自称建設作業員の男(16)の少年3人です。
男性は脳挫傷や全身打撲の重傷
霧島警察署によりますと少年らは先月7日深夜、霧島市の屋内駐車場で県内の面識のない県内の20代の男性に対し、殴る蹴るなどの暴行を加え、全治およそ1か月の大けがを負わせた疑いがもたれています。
男性は脳挫傷や全身打撲の重傷です。
「人が倒れている」と通報
通りかかった人が「人が倒れている」と霧島警察署に通報しました。警察は、防犯カメラの映像などから少年らを特定し、きょう3日逮捕しました。
逮捕された少年らは知人同士で、認否について警察は「捜査に支障がある」として明らかにしていません。警察は、当時の状況や動機について捜査しています。
栃木・上三川町強盗殺人 “事件主導”の男に旅券返納命令 事件3日後に成田空港から中国へ出国
栃木県上三川町で住人の女性が殺害された事件で、事件を主導したとみられ海外へ出国した男に外務省が3日、旅券返納命令を出しました。
先月14日、栃木県上三川町の住宅で富山英子さんが殺害された事件では、事件を主導したとみられる益田和彦容疑者が強盗殺人の疑いで公開手配されています。事件の3日後に、成田空港から中国へ出国し、警察がその後の足取りを捜査しています。
3日、外務省は益田容疑者に旅券返納命令を出していて、今月24日までに応じずパスポートが失効した場合、渡航先で不法滞在の状態となる可能性があります。
この事件ではこれまで、指示役とみられる竹前海斗容疑者、妻の美結容疑者と、実行役とみられる高校生4人とリクルーター役とみられる高校生1人が逮捕されています。
【速報】「トクリュウ」店舗に侵入しスマホ60台など盗む 公開手配からわずか4時間 男が出頭・逮捕 同様の事件約60件との関連も捜査
今年3月、大阪府南部の店舗などに相次いで侵入し、スマートフォン60台を盗んだなどとして、警察が公開指名手配した28歳の男が逮捕されました。いわゆる「トクリュウ」による組織的な犯行とみられています。
逮捕されたのは、堺市に住む職業不詳の藤原朋輝容疑者(28)で、今年3月、大阪府南部の店舗と会社事務所に、工具でガラス戸を割るなどして相次いで侵入し、スマホ60台や現金およそ5万円などを盗んだ疑いがもたれています。
大阪府警は3日午後、窃盗の容疑で藤原容疑者を公開手配していましたが、午後7時45分ごろ、和泉市内の交番に藤原容疑者が出頭し「公開手配されている藤原朋輝や。出頭してきたんやけど」と話したということです。警察は藤原容疑者の認否を明らかにしていません。
この事件ではこれまでに、指定暴力団・六代目山口組系組員の神川将一容疑者が上位の指示役として逮捕されているほか、闇バイトなどで集められた少年ら4人も「実行役」として逮捕されていて、警察は、匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」による犯行とみて捜査しています。
大阪府内ではことし2月以降、手口が似た出店荒らしなどがおよそ60件発生していて、警察は藤原容疑者らのグループとの関連についても調べる方針です。
【速報】渋谷区で男性が工具で殴られ重傷 傷害の疑いで50代男を緊急逮捕
3日夜、東京・渋谷区の住宅を訪ねた30代から40代くらいの男性が住人の50代の男に殴られ重傷を負う事件があり、警視庁は傷害の疑いで住人の男を緊急逮捕しました。
警視庁によりますと、今夜9時半ごろ、渋谷区神宮前で「血を流した男性が走っている」と目撃をした人から110番通報がありました。
30代から40代くらいの男性が、知人とみられる50代の男の自宅を訪ね話をしていたところトラブルとなり、激高した男に工具のモンキーレンチで頭や腹を殴られたということです。
男性は外に逃げだし助けを求め、重傷を負ったものの意識はあり、命に別条はないということです。
警視庁は傷害の疑いで50代の男を緊急逮捕しましたが、調べに対し、男は容疑を認めているということです。男性は「知人とトラブルになってやられた」と説明しているということで警視庁が詳しい経緯を調べています。