横浜市は11日、市主催のイベントで販売した焼きそばなどに、紙片や毛髪の混入が3件あったと発表した。いずれも健康被害は確認されていないとしている。
市管理課によると、イベントは9、10日に市役所1階で開かれた「わくわく! こども夏まつり」。市役所内に店舗を構える飲食店が会場で販売したパック入りの焼きそば2個に、キッチンペーパーのような紙片が混入していた上、うち1個には毛髪も混ざっていた。別の飲食店が販売したナポリタンにも毛髪が入っていた。
焼きそばを自宅に持ち帰った女性客が市にメールを送り、異物混入が発覚。市職員らが紙片と毛髪を回収し、返金した。ほか2件については現場で申告があり、その場で商品を交換したという。
よさこい祭りステージで看板落下、踊り手の20代女性に当たりけが…突風で外れたか
10日午後9時50分頃、高知市で開催中の「第72回よさこい祭り」の中央公園競演場のステージで、後方に設置されていた看板7枚が落下し、うち1枚が踊っていた20歳代女性の左肩に当たり、軽傷を負った。
祭りを主催するよさこい祭振興会は突風が原因とみており、11日はステージの看板をすべて外して演舞を実施している。
高知地方気象台によると、事故当時は同市内で強風注意報が出され、午後9時50分頃に最大瞬間風速20・9メートルを観測した。
同振興会は「開催中に事故が起きたことは誠に残念で、負傷された方に申し訳なく心から謝罪いたします。徹底した安全管理に努める」とコメントを発表した。
熊本県7市町に一時大雨特別警報=土砂崩れなどで2人心肺停止―前線停滞、災害の恐れ続く
九州北部は11日も、日本海側に停滞する前線の影響で未明から朝にかけて猛烈な雨が降った。気象庁は午前0時20分に熊本県玉名市と長洲町に大雨特別警報を発表し、朝になって八代市と宇城市、氷川町、上天草市、天草市を順次追加。その後雨の勢いが弱まったのを受け、午後3時45分にこれら7市町すべて、警報に切り替えた。
熊本県によると、同県甲佐町では同日早朝、車が土砂崩れに巻き込まれ、男性1人が午後、心肺停止状態で発見された。同県八代市でも用水路に沈んだ車の中から心肺停止状態の女性1人が見つかった。熊本、福岡両県では川に流されて計5人が行方不明になったとみられる。
気象庁の立原秀一予報課長は11日午後の記者会見で、「東シナ海から前線や前線上の低気圧に向かい、非常に暖かく湿った空気が流れ込み続けたのが大雨の要因」と説明。前線が予想より南下しなかったため、熊本県で10日夜から断続的に線状降水帯が発生し、記録的短時間大雨情報が相次いで出された。
玉名市は11日午前8時10分までの12時間雨量が404.5ミリ、八代市は午前10時50分までの同雨量が385.5ミリとなり、いずれも観測史上最多記録を更新した。
前線は12日にかけて日本海側に停滞し、前線上を低気圧が東へ移動するため、広い範囲で大雨が予想される。立原課長は「熊本県では今後、少しの雨でも災害の危険が高まる」と話した。 [時事通信社]
バナナボートから転落か おたるドリームビーチで50代男性おぼれ心肺停止 ※その後死亡が確認されました
11日午後、小樽市のおたるドリームビーチで男性が溺れて心肺停止となった事故で、男性はバナナボートに乗り、転落したと見られることが新たに分かりました。
午後2時ごろ、小樽市銭函のおたるドリームビーチで「海で溺れている人がいる」と消防に通報がありました。消防によりますと、溺れたのは50代の男性で、救助されましたが心肺停止の状態で搬送されました。心臓マッサージを手伝ったライフセーバーによりますと、男性はバナナボートから転落したとみられています。
心臓マッサージを手伝ったライフセーバー)
「ライフジャケットは着ているので遊びの感覚で落ちる。一人一人ピストンで助けに行くところでひとりを助けてもうひとりを助けに行って戻ってきた時にそこで浮かんでいたと聞いています」。
警察は男性が溺れた当時の詳しい状況を調べています。
※その後男性の死亡が確認されました(午後5時44分追記)
水産物輸入規制の撤廃要請 小泉農相、韓国外相と会談
【仁川共同】小泉進次郎農相は11日、ソウルで韓国の趙顕外相と会談し、日本産水産物の輸入規制の撤廃を求めた。韓国側の反応は明かさず、持ち越しとなったとみられるが、引き続き協議を進める。日韓両政府は韓国の李在明大統領が8月下旬に訪日する方向で調整しており、小泉氏が布石を打った形。首脳外交で結論が出るかどうかが注目される。
小泉氏は記者団の取材に「早期の撤廃に向け、関係省庁間の意思疎通が速やかに進むことを強く期待する」と述べた。農林水産省によると、農相と外相による異例の会談は30分超に及んだ。
韓国は東京電力福島第1原発事故を受け、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の8県の水産物輸入を停止。別の8都道県にも放射性物質の検査証明書の提出を義務付けている。小泉氏は「日本産食品への信頼は十分回復している」と強調した。
小泉氏はソウル近郊の仁川で日中韓の農相会合にも出席。農業分野での協力を確認した共同声明を採択した。新型コロナ禍を挟んで7年ぶりの開催となり、協力関係の再構築を図った。
バナナボートが転覆…50代男性死亡 乗客5人ライフジャケット着用も…「だいぶ沖で落ちた」小樽市
北海道小樽市のおたるドリームビーチで、50代の男性が海でおぼれて死亡する事故がありました。
バナナボートで遊んでいる最中の事故だったということです。
(青柳記者)「事故があった現場です。男性はあのようにバナナボートに乗っていて、海中に転落したということです」
事故があったのは、小樽市銭函のおたるドリームビーチです。
8月11日午後2時ごろ、「海でおぼれた人がいる」と付近の人から消防に通報がありました。
(目撃者)「1人だいぶ沖で落ちた。そのあとおぼれたという感じ」
海に転落したのは、札幌市手稲区に住む高橋光司さん54歳で、高橋さんは心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
海上保安庁によりますと、当時、高橋さんを含む5人がバナナボートで遊んでいましたが、そのボートが途中で転覆したということです。
5人はライフジャケットを着用していました。
この事故で、警察が当時の詳しい状況を調べています。
【中継】24時間雨量は453.5ミリで観測史上最大 午後5時すぎの熊本・玉名市から最新情報
大雨の被害について、熊本県玉名市の様子を伝えてもらいます。元木さん。
■元木寛人アナウンサー
こちら熊本県玉名市です。私は、市役所や市民会館が近くにある市の中心部にいます。現在、玉名市は雨は降っていません。午後3時以降、雨は止みました。
こちらの場所ですが、午前8時半ごろに撮影された写真では、辺り一面が水に覆われ冠水している状態でした。写真を提供していただいた方によりますと、水の深さは70センチほどあったそうです。こんな経験は初めてだと話されていました。道路や駐車場など、町のいたるところで冠水している場所がみられました。
私は正午すぎに玉名市に入りましたが、到着時は、視界が遮られるほど大粒の雨が降り続いていて、町を流れる川も水位が増して、茶色く濁った水が勢いよく流れていました。
また、市内では道路沿いの斜面の土砂が崩れている場所もありました。
近所の人に話を聞きますと、前の日の夕方は、いつも通りだったということで、10日夜から11日未明にかけて降り続いた雨による影響だとみられます。
市によりますと、敷地の上にある保育園や、幼稚園は休みで、ケガ人はいなかったということです。
玉名市岱明(たいめい)では、午後2時10分までの24時間雨量は453.5ミリで、観測史上最大の雨量となりました。
熊本県内ではこれまでに経験したのないような大雨となり、一時、大雨特別警報が発表されましたが、現在は大雨警報に切り替わっています。
県の災害対策本部によりますと、県内で土砂崩れに巻き込まれた方は2人、そのうち1人は心肺停止の状態です。また、川に流されるなどして少なくとも4人の安否が分かっていません。
福岡県新宮町で下水処理施設が大雨で水没 復旧めどは未定
福岡県新宮町は11日、低気圧と前線に伴う大雨の影響で、地下式下水処理施設「新宮中央浄化センター(アクア新宮)」(新宮町中央駅前2)が水没し、稼働不能になったと発表した。汚水処理ができないため、ポンプでくみ上げて消毒後に放流しているという。復旧時期は未定で、同町は仮設の処理設備を建設することも検討しているという。
アクア新宮は、全国的にも珍しい地下式の下水処理施設で、一定量の雨水などは排水される仕組み。だが、町では9日午後11時40分までの1時間雨量が約120ミリを記録して記録的短時間大雨情報が出るなどし、短時間で大量の雨水が施設に接続する下水道管から流入した。
職員が10日午後6時ごろに、設備がある地下2階に約30センチの浸水を確認し、ポンプによる緊急排水を実行したが、流入量の方が多く、地下2階は完全に水没したという。
アクア新宮が下水処理を担うのは新宮町の一部で、影響が出るのは約7300世帯、約1万7000人にのぼる。町は町民に「ご迷惑をおかけして申し訳ない。生活排水を必要最低限にしてほしい」と呼びかけている。【志村一也】
大雨で九州各地に甚大被害「梅雨末期のような状態」なぜ線状降水帯が連日発生?その原因は「動けない前線」【Nスタ解説】
熊本の7つの市や町に、相次いで大雨の特別警報が発表されました。その後、警報や注意報に切り替わりましたが、引き続き注意が必要です。 毎日どこかで線状降水帯が発生しているという、あまり例がない状況です。なぜ、これほど連続して発生したのでしょうか。(11日午後5時ごろの放送より)
大雨で九州各地に甚大な被害…熊本では記録的な雨量
吉村恵里子キャスター: 先週から降り続いている九州の大雨ですが、本当に記録的な雨量となっています。
6日から11日正午までの降り始めからの積算雨量ですが、▼熊本・甲佐で682ミリ、▼熊本・山都で657.5ミリ、▼熊本・益城で519ミリとなっていて、非常に多くなっているのがわかります。
梅雨の時期でも1か月で400ミリ降れば多い方なんですよね?
河津真人気象予報士: 熊本県は比較的雨量が多い土地ではあるので、1か月でこの雨量ならわかりますが、1~2日といった短いスパンでこれだけ降ってしまうと、災害が起こってしまうということですね。
吉村キャスター: 熊本の各地で様々な被害が起きています。
甲佐町ではがけ崩れが発生し、行方不明の父親とみられる男性が発見されましたが、心肺停止の状態だということです。
そして、熊本県管理の5つの川が氾濫しています(午前7時時点まとめ)。さらに、玉東町では車が水没していて、一時通行止めのところもありました。
熊本は車社会なので、「明日からどうしよう」といった心配の声も上がっていました。
「線状降水帯」はなぜ連続して発生? 前線が動けない理由
吉村キャスター: そんな中で、「線状降水帯」はなぜ連続して発生したのでしょうか。
【線状降水帯発生の状況】 8月8日:鹿児島 8月9日:福岡 8月10日:福岡・山口・大分・熊本 8月11日:長崎・熊本
8日以降、毎日どこかで線状降水帯が発生しているという状況が続いています。河津気象予報士によると、「前線が停滞していることが原因ではないか」ということでした。
河津気象予報士: やはり気圧配置が変わらないと、同じような場所で雨が降り続けてしまうので、トータルの雨量が多くなって災害が起こってしまうということです。
吉村キャスター: 前線の停滞というのを天気図を使って解説していきます。
今、日本列島に雨を降らせている前線を挟むように、南側に「高気圧」、北には「寒冷渦」があります。この2つに挟まれているので、前線が動けず停滞している。そこに、南からの湿った空気が流れ込み、九州に大雨を降らせているという状況です。
河津気象予報士: 太平洋高気圧の周りを流れる湿った空気と、さらに西からも湿った空気が入ってくると、風がぶつかり合い、そこで雨雲が発達します。それがちょうど九州の辺りになってしまったということです。
吉村キャスター: 前線は挟まれて停滞はしていますが、少しは動くので、福岡や鹿児島でも線状降水帯が発生しているということです。
では、なぜこのように前線が停滞しているのか解説をお願いします。
河津気象予報士: 真夏の空気に覆われていたのが一旦退いてきたところに、北からの冷たい空気がしばらく停滞してしまったところがポイントかなと思います。それで、前線が停滞してしまったということですね。
井上貴博キャスター: よく「梅雨末期に近い」と話していましたが、この時期にこの構図というのは、例年はあまりないんですか?
河津気象予報士: お盆の時期ですと、やはり高気圧の方がずっと優勢なので晴れることが多いです。しかし、梅雨末期のような状態になってしまったということですね。
出水麻衣キャスター: こういった事態で被害が本当にたくさん出てしまっていますが、私達としては、普段からどういう備えをすればいいのか。また、このような情報が出たときにどのように行動すればいいのでしょうか?
河津気象予報士: やはり自治体の情報をしっかり確認することが重要です。
熊本県の中でも、大雨になっているところと、大雨ではないところがあり、テレビの天気予報だけだとざっくりとした情報になってしまうことも正直あると思います。そこは自分で情報を取得するという行動も必要になってくると思います。
車が水没被害に遭う前に“冠水マップ”の確認を!
吉村キャスター: 国交省から道路に関するハザードマップが出ています。お住まいの地域の情報を確認しておくことも重要です。
まず、お住まいの地域を選択します。
例えば、九州地方をタップしてみますと、九州のエリアが出てきます。「冠水想定箇所」というチェック項目があるので、今回、熊本県にチェックを入れますと、熊本県での「冠水想定エリア」という黄色い注意マークが出ます。
さらに、注意マークをクリックすると、冠水が予想される場所の住所の他、警察や消防の連絡先、下の部分には地図と写真が出てきますので、一度、事前に確認しておくとよさそうです。
12日にかけて大雨エリアが北上…週末は再び猛暑に
河津気象予報士: 17時の最新の天気予報を見ていきます。
現在の雨の様子です。熊本県では雨はだいぶ上がってきましたが、九州北部や東海、あるいは北陸に活発な雨雲がかかっている状況です。
今後の雨の予想ですが、11日午後6時から前線が北上していくので、日本海側の地方で引き続き大雨に警戒が必要となりそうです。石川・金沢、能登半島などでは12日にかけて大雨となる可能性があります。
12日朝、空が暗い間も雨になるということで、11日夜にまた避難を考えていただきたいところも多いですし、12日午後にかけて雨の降りやすい状態が日本海側で続きそうです。
週間予報を見ると12日まで雨で、石川・金沢では13日午後まで雨雲が残るかどうかとなっています。
その先は晴れてきますが、気温が高くなります。15日、熊本では37℃の予想となっていますので、避難されている方や停電になってしまっている方などもいらっしゃるかなと思いますが、暑さ対策もできる範囲でしていただきたいと思います。
鎮魂と安全祈り灯籠流し=遺族「記憶語り継ぐ」―日航機墜落、12日に40年
乗客乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から12日で40年となるのを前に、遺族らは11日夕、墜落現場となった「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)の麓を流れる神流川で灯籠流しを行った。犠牲者の鎮魂と空の安全を祈り、事故を二度と起こさないために「記憶を語り継がないといけない」と思いを新たにした。
犠牲者へのメッセージを書き込んだ手作りの灯籠約200個がともされ、参加者全員が黙とうををささげた後、灯籠を川面に浮かべた。
会社員の河口亜慧さん(24)=東京都新宿区=は、生まれる前に祖父博次さん=当時(52)=を亡くした。博次さんが機内で残した遺書には「幸せな人生だった」と感謝の思いが書かれていた。
亜慧さんは「自分もそう言い切れる人生を歩みたい」と話し、「(空の安全は)見えないところの努力で守られる。そのコストを忘れないでほしい」と願った。
父の南慎二郎さん=当時(54)=が犠牲になった川崎市の内野理佐子さん(65)は昨年12月、母(90)を亡くした。納骨の際、父の骨つぼを開けると、生前に母が話していた通り、お骨代わりに歯のブリッジが入っているのを見て、悔しさがこみ上げた。「人間だからミスはあるが、事故の記憶を呼び起こし、なくすために努力してほしい」と話した。 [時事通信社]