休止中の福島・富岡町の海水浴場、25年ぶり再開へ…福島第一原発事故での全町避難で開設遅れる

休止していた福島県富岡町の富岡海水浴場が今夏、約25年ぶりに再開する見通しであることが、町への取材で分かった。開設期間は調整中だが、7月18日~8月9日を予定しているという。
町地域創生課によると、同海水浴場は富岡漁港の区域内にある。漁港周辺の海底に積もった砂を取り除く工事に伴い、作業場所の確保などの観点から2002~03年頃に休止。その後、福島第一原発事故による全町避難が17年3月まで続いた影響で再開されていなかった。
同海水浴場の土地は県が管理しているため、町が県から借りて運営する。

「内乱罪で死刑想定している」中核派から分裂 「現代革命労働者党」が活動開始後初会見

過激派である中核派から分裂した「現代革命労働者党」(矢嶋尋代表)が20日、活動開始後初めて記者会見を行った。同党は昨年9月、矢嶋氏の夫である石田真弓氏が「性暴力加害者」だったとして中核派から除名されたことに端を発し、今年5月の機関紙発行を皮切りに活動を開始した。所属人数などは明らかにしていない。
会見で矢嶋氏らは中核派の処分に「事実に反している」と反発。今後は「左派の主流派になる」との目標を掲げた上で「選挙に出るのは第一目標ではない」として、デモなどの活動を行う方針を明らかにした。
中核派は過去に成田闘争などでテロを繰り返した。同派機関紙「前進」編集長から同党に合流した水樹豊氏は「単純に(中核派の)過去の軍事路線を模倣することにはならない」と説明。一方で矢嶋氏は「内乱罪で死刑になるくらいの想定はしている。帝国主義との死闘は生半可ではない」として、武力を伴う「実力闘争」路線は捨てていない姿勢を強調した。

【速報】天皇皇后両陛下ベルギーに到着 皇太子エリザベート王女が笑顔で出迎え 戦闘機F16が並走飛行のエスコートも

天皇皇后両陛下が先ほど公式訪問先のベルギーに到着されました。
現地時間20日の午前11時半ごろ、両陛下はベルギーのメルスブルク軍用空港に到着し、王室や政府関係者らから出迎えを受けられました。
ベルギー王室からはフィリップ国王夫妻の長女で皇太子のエリザベート王女(24)が出迎え、両陛下と笑顔で挨拶を交わされました。
また、到着に先立ち両陛下はベルギーの領空内で、戦闘機F16が政府専用機の横を飛行するエスコートを受けられました。
到着後は、王室の特別な招待により離宮シエルニョン城に数日間滞在されます。
今年は日本とベルギーの外交関係樹立160周年にあたり、現地時間23日には歓迎式典や晩さん会などが予定されています。
両陛下の訪問は1999年に国王夫妻の結婚式に出席されて以来、27年ぶりです。
おふたりは今月13日から20日までオランダを訪問し、歓迎式典などの公式行事に加えて、王室の離宮や民間の施設などさまざまな場所で国王夫妻らと親交を深められました。
また、国王夫妻が主催した晩さん会では、陛下が日本とオランダが先の大戦で敵対した歴史に触れ、「謙虚に過去の歴史から学び、悲惨な体験や苦労を後の世代に伝えていかなければなりません」と述べられたほか、両陛下は戦没者記念碑におよそ1分半頭を下げ、黙とうを捧げられました。

八田容疑者の逮捕へ「諦めない」 大分ひき逃げ遺族ら、情報を

大分県別府市の大学生2人死傷ひき逃げ事件から29日で4年となるのを前に、遺族らでつくる「早期解決を願う会」は20日、行方が分かっていない八田與一容疑者(29)の早期逮捕に向け「諦めない」とするコメントを発表、情報提供を呼びかけた。
容疑者は殺人などの容疑で重要指名手配中。コメントは「なぜこれほど長く見つけられないのか。風化は私たちにとって一番の恐怖。忘れないこと、諦めないことこそが、唯一の対抗手段」とした。「私たちと一緒に目を光らせて」とも訴えた。
事件は2022年6月29日夜に発生。容疑者は別府市の県道で、軽乗用車を信号待ちで停止中のバイク2台に追突させ、1人を死亡、もう1人を負傷させた疑いがある。

両陛下がベルギーに到着、27年ぶりの訪問…国王の長女・エリザベート王女らが空港で出迎え

【ブリュッセル=狩野洋平】オランダを訪問していた天皇、皇后両陛下は20日正午頃(日本時間同日夜)、アムステルダム発の政府専用機で次の公式訪問先のベルギーに到着された。両陛下の同国訪問は、フィリップ国王夫妻の結婚式に出席された1999年以来、27年ぶり。
両陛下を乗せた政府専用機が首都ブリュッセル近郊の空港に近づくと、ベルギー軍の戦闘機が近くを飛行してエスコートした。
空港に降り立った両陛下は、出迎えた国王の長女のエリザベート王女(24)や閣僚らと笑顔であいさつを交わし、車に乗り込まれた。22日まで王室の別荘「シエルニョン城」に滞在し、23日に国賓として公式行事の歓迎式典や晩さん会に臨まれる。天皇陛下は24日に半導体の国際研究機関を視察される。両陛下は25日、在留邦人らと懇談し、帰国の途につかれる。

「異臭がする」…神戸市のマンションの冷凍庫に成人男性遺体 損壊された形跡も

20日午後0時20分ごろ、神戸市中央区中山手通のマンション一室で、冷凍庫の中に入った成人男性の遺体を警察官が発見した。捜査関係者によると、遺体は損壊され、腐敗が進んでいるという。兵庫県警は事件の可能性もあるとみて身元の確認を急ぐとともに、詳しい状況を調べる。
県警によると、近隣住人から「異臭がする」との通報を受けたマンションの管理会社が県警に通報した。
現場はJR元町駅から北西約700メートル。

東日本大震災の地震波、日本列島を5ミリ動かす 地球深部で反射

2011年の東日本大震災で発生した地震波が地球の核(コア)に跳ね返って地表に戻り、日本列島のほぼ全域で地盤を東向きに最大5~6ミリ動かしていたとの分析結果を、米シカゴ大などの研究チームが18日付の米科学誌サイエンスに発表した。コアで反射した地震波は、東日本以外のプレート境界でも滑りを誘発したとみられるという。
研究チームは、地震計や地殻変動を測るGNSS(全球測位衛星システム)観測点のデータを1秒ごとに解析した。それによると、マグニチュード9・0の本震発生後、地中深くに向かった地震波(S波)がマントルとコアの境界面(深さ約2900キロ)で反射。跳ね返った地震波(ScS波)は本震の約15分後、日本列島全域へほぼ同時に到達していた。
通常、地震波はコアで跳ね返って地表に戻るまでの往復約5800キロの間に弱まるが、地震の規模が極めて大きく、強いScS波が届いたという。
ScS波が地表に到達した直後(本震の約15~16分後)、日本のほぼ全域のGNSS観測点が東向きに移動。その変動幅は、東北の震源域付近で最大5~6ミリ、中部や中国地方でも約4ミリに及んでいた。
震源域から遠い北海道や九州の観測点も動いていたことから、ScS波は広範囲に複数のプレート境界の滑りを誘発したと考えられるという。東日本大震災が起きた太平洋プレートと北米プレートの境界だけでなく、南海トラフ地震が想定されるフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界でも滑りが生じた可能性がある。
ただし、こうした滑りは急激な破壊を伴う通常の地震と異なり、比較的ゆっくりと進行したため、強い揺れとして感知されなかった可能性が高い。
チームのパク・スンヨン・シカゴ大助教は「地球のコアに反射した地震波がプレート境界で追加の滑りを引き起こしうる可能性が示された。巨大地震の本震が終わった後でも地震を起こす恐れがある」と指摘している。【岡田英】

最新AI対策巡り外国政府と連携強化…基本計画初の改定案、7月閣議決定目指す

政府の人工知能(AI)政策の指針となる「AI基本計画」の初の改定案が判明した。AIによるサイバー攻撃への備えを抜本的に強化するため、政府系機関による最新モデルの性能評価や、外国政府との連携強化を新たに明記した。7月の閣議決定を目指す。
基本計画は、AIの技術革新とリスク対応を両立させるため、昨年12月に初めて策定された。急速に進む能力向上を踏まえ、半年余りでの改定となる。
改定案では、「AI性能が高度化することで、AIを悪用したサイバー攻撃の危険性が高まる」現状に警鐘を鳴らした。今年4月に米アンソロピックが発表した最新モデル「クロード・ミュトス」が、システムの脆弱(ぜいじゃく)性を見抜く能力の高さで世界に衝撃を与えたことが背景にある。
対応策としては、2024年に設立した政府系機関「AIセーフティ・インスティテュート」が、サイバーセキュリティーに関するAIの性能評価に取り組む。国内外の最新モデルにアクセスできるよう、開発事業者や外国政府機関との連携も強化する。IT製品メーカーにはプログラム修正などの対応を急ぐよう求める。
利活用の面では、人間の細かな指示を必要としない「自律行動型AI」が世界各国で急速に普及していると指摘し、早期の実用化が「国力に直結する」と強調した。一方で、思考力や判断力が「AI依存により退化しないための教育環境の整備」の重要性も新たに盛り込んだ。

「昭和のうちに失効した」無免許運転などの疑いで男(83)を逮捕 福岡・久留米市

福岡県久留米市で、無免許運転などの疑いで83歳の無職の男が現行犯逮捕されました。
男は「一度免許を取ったが昭和のうちに失効した。」という趣旨の話をしているということです。
18日、午後5時半ごろ福岡県久留米市で、交通取締り中の警察官が一時停止の標識がある道路を、一時停止せずに通過した乗用車を見つけました。
警察は停止を求めましたが乗用車は逃走。
約400メートル先のコンビニエンスストアの駐車場で停止しました。
警察が確認したところ、運転手は無免許でした。
警察は、乗用車を運転していた福岡県久留米市南の無職の83歳の男を、無免許運転と一時不停止の疑いで現行犯逮捕しました。
男は警察の調べに対し、無免許運転については容疑を認めていて「かなり前から無免許運転をしていた。」「一度免許を取ったが昭和のうちに失効した。」という趣旨の話をしているということです。
また、一時不停止については「無免許(運転)をしているので、一時不停止などの交通違反には気をつけていた。なので、きょうも一時不停止はしていない。」と話し、容疑を否認しています。
警察は、男のこれまでの運転状況などについて調べています。

逮捕の女「口論になりカッとなって刺した」福岡市で女性刺され死亡

18日、福岡市東区の市営住宅で、女性が刃物のようなもので刺され、死亡した事件についてです。
逮捕された女が警察の調べに対し、「口論になりカッとなって刺した。」という趣旨の話をしていることが新たにわかりました。
逮捕された藤本朱緒容疑者(36)は、18日午前3時すぎ、福岡市東区馬出の市営住宅の一室で、この部屋に住む高橋沙耶さん(33)の首や胸を刃物のようなもので複数回突き刺し、殺害しようとした疑いです。
その後、高橋さんは、死亡しました。
藤本容疑者は「刺した、ケンカをしていた。」と自ら通報していて、「いっぱい刺した。」などと容疑を認めています
その後の捜査関係者への取材で「口論になりカッとなって刺した。」という趣旨の話をしていることが新たにわかりました。
2人は友人関係で、部屋には押し入った形跡はなかったということです。
警察は、17日夜から18日未明にかけて藤本容疑者が部屋を訪れ、その後、トラブルになったとみて容疑を殺人に切り替え、動機などを詳しく調べています。