北海道旭川市の旭山動物園の焼却炉で、妻の遺体を焼いて損壊した罪で起訴されていた園職員の33歳の男が、殺人の罪で追起訴されました。
殺人の罪で追起訴されたのは、旭山動物園職員の鈴木達也被告(33)です。
起訴状などによりますと、鈴木達也被告は、3月31日午後6時31分ごろから午後8時36分までの間に、自宅で妻の由衣さん(当時33)を何らかの方法で殺害した罪に問われています。
鈴木被告は、動物園の焼却炉で妻・由衣さんの遺体を焼いて損壊した罪で5月21日に起訴されていて、今回の殺人罪については追起訴となります。
検察は、認否については明らかにしていませんが、警察によりますと、これまでの調べに「ロープで首を絞めて殺した」と容疑を認めているということです。
また、「妻に異性関係を疑われた」という趣旨の供述もしているということです。
事件後の4月6日、動物園に勤務する鈴木被告の様子を北海道放送のカメラが捉えていました。
動物園からは、犯行に使ったとみられる複数のロープが見つかったほか、被告のスマホには「絞殺」などと検索した履歴が残っていました。
「再審制度」見直し衆・法務委員会で可決 参政党が賛成に回り今国会成立の公算大 抗告の「原則禁止」などが盛り込まれる
国会では、刑事裁判のやり直し=「再審制度」を見直すための刑事訴訟法改正案が衆議院・法務委員会で可決しました。与党のほか、参政党が賛成したことにより、少数与党の参議院でも可決・成立する公算が大きくなりました。
刑事訴訟法の改正案は、再審開始の決定に対して検察官が不服を申し立てる抗告の「原則禁止」などが盛り込まれています。
また、与党と参政党はけさ、共同で修正案を提出し、付則に盛り込まれている5年ごとの規定の見直しの対象に▼証拠の目的外使用の禁止や、▼検察が保管する「証拠一覧表」に関する制度を例示として追加しました。
「これに賛成の諸君の起立を求めます」
刑事訴訟法改正案はきょう昼過ぎに採決が行われ、自民・維新の与党に加え、参政党が賛成し可決しました。
一方、▼検察官抗告の「全面禁止」や、▼幅広い証拠の開示などを求めていた中道改革連合、国民民主党などは反対にまわりました。
また、えん罪被害者の救済に長い年月を要してきた実情を踏まえ、裁判所から証拠開示の勧告があった場合、「検察官は公益の代表者であることを潔く自覚した上で、任意での証拠の提出、開示を適切に行う」などとする付帯決議も可決されました。
刑事訴訟法の改正案は、参政党が賛成したことにより少数与党の参議院でも過半数を得るため、今の国会で成立する公算が大きくなっています。
“女子高校生殺害”逮捕の19歳少年「複数回復縁迫ったが断られた」 自宅を家宅捜索 神奈川・相模原市
11日、神奈川県相模原市の河川敷で17歳の女子高校生を殺害したとして元交際相手の少年が逮捕された事件で、少年が「複数回、復縁を迫ったが断られた」などと話していることがわかりました。
警察によりますと、逮捕・送検された19歳の少年は10日夜、相模川近くの河川敷で、元交際相手の高校3年生、佐藤唯来さんの首を絞めるなどして殺害した疑いがもたれています。
少年は調べに対し、容疑を認めているということですが、その後の捜査関係者への取材で、「複数回にわたり女子高校生に復縁を迫ったが断られた」などと話していることが新たにわかりました。
また、女子高校生が殺害された当日も、復縁を迫ったものの断られていて、その後、犯行に及んだとみられるということです。
警察は12日、少年の自宅を家宅捜索していて、少年が一方的に復縁を求めたことが動機につながったとみて、詳しい経緯を調べています。
【関西でクマ相次ぐ】天野立でまた目撃情報…2日前には「海を泳ぐクマ」駆除 神戸市内でも初の出没確認 いま何が?
関西でもクマの目撃情報が相次いでいます。京都を代表する観光名所宮津市の天橋立で、12日も多くの観光客が訪れる中、クマの目撃情報がありました。
警察などによりますと、12日午前7時半ごろ、松並木にある茶屋の近くで外国人観光客が子グマ1頭を目撃したとして、近くにいた女性が通報したということです。
目撃情報を受け、午前8時20分ごろから天橋立の松並木の府道約2.5キロが通行止めに。警察や市などによる捜索の結果、クマは見つからず、安全が確保できたとして、約4時間後に通行止めが解除されました。
天橋立では10日、実際にクマが出没。海を泳ぎ住宅街へと向かう様子がカメラに捉えられていました。
(クマを目撃した人)「クマが近くでも出たという話は聞いていたが、まさか自分の目の前をクマが通るなんて思っていなかったのでびっくりした」
出没したのは体長約1メートル37センチ、体重97キロほどのオスのツキノワグマ。その後、無事に捕獲・駆除されて、ケガ人はいませんでした。
12日天橋立を訪れていた観光客は…。
「(Q観光地でクマが出ることは?)やっぱり不安ですよね。(クマに遭遇して)自分の身に襲いかかってきたらイヤ。(Q心配ですか?)だいぶ心配ですね」
宮津市の職員は…。
(宮津市産業経済部・早川善朗部長)「やはり観光地でもありますので住民だけじゃなく、観光に来られる方も含めて安全が大事だと思っているので、対応をしっかりしていきたい」
クマの目撃情報は同じ近畿の別の場所でも…。11日、神戸市内の山林で撮影された写真には、檻の奥に成獣とみられるクマが写っています。
11日午後5時すぎ、神戸市北区道場町の山林で、シカやイノシシなどを捕獲するために設置されたセンサーカメラに成獣とみられるクマがうつっているのが確認されました。神戸市内でクマの出没が確認されたのは、今回が初めてです。
全国で相次ぐクマの出没を受け、国も対策に乗り出します。
(石原宏高環境大臣)「合計で800台以上のカメラを設置し、6月下旬から9月下旬に調査をいたします」
環境省は6月下旬から、クマの正確な数を把握するための調査を開始。クマの生息エリアに個体を識別するためのカメラを800台以上設置し、実態の把握を進めるということです。
近畿でも相次ぐクマの出没。私たちの身近な場所でいま何が起きているのでしょうか……
無職の68歳男を逮捕、自宅で60代くらいの女性を殺害した疑い、警察は妻とみて経緯を捜査 兵庫・たつの市
自宅で女性を殺害した疑いで、兵庫県たつの市に住む68歳の無職の男が逮捕されました。女性は男の妻とみられ、警察が動機などを捜査しています。 殺人の疑いで逮捕された無職の大林茂樹容疑者(68)は、7日午前から12日午前までの間に、自宅で60代くらいの女性を殺害した疑いが持たれていて、容疑を認めているということです。 警察によりますと、大林容疑者は午前10時ごろに「妻を殺した。4、5日前に首を絞めた」と自ら通報しました。警察官が容疑者の自宅に駆けつけると、妻とみられる60代くらいの女性が廊下にうつぶせの状態で倒れていたということです。 大林容疑者の妻は7日午前9時半ごろに近所の清掃活動に参加していたことが確認されていて、警察は詳しい経緯を調べています。
企業献金禁止法案を提出=「政治とカネ」で連携―参政・みらい
参政党とチームみらいは12日、企業・団体献金を全面禁止する政治資金規正法改正案を衆院に共同提出した。この後、参政の神谷宗幣代表は記者団に「政治とお金をなるべく切り離すことが国民の信に応えることだ」と強調。みらいの高山聡史幹事長は「われわれの法案が一番核心を突いたものだ」と主張した。
「政治とカネ」を巡っては、与党が政治資金の在り方を議論する有識者会議の設置法案、中道改革連合と国民民主党が献金の受け皿を政党本部と都道府県連に限定する規正法改正案を提出。15日に衆院政治改革特別委員会で審議入りする予定で、神谷、高山両氏は並行審議を求めた。 [時事通信社]
警視庁がクマ駆除PT設置 緊急時にはライフル銃で射撃 東京都内でも目撃情報相次ぐ
警視庁は12日、東京都内でクマの目撃が相次いでいることを踏まえ、「熊駆除対応プロジェクトチーム(PT)」を設置した。緊急時には自治体が独自判断でクマを駆除するため発砲する「緊急銃猟」を補う形で、ライフル銃でクマへの射撃も担う。
PTは生活環境課の村田泰一課長をトップに、管内でクマの出没が確認された多摩地区の6署と機動隊などで構成。自治体とクマ出没時の対処要領を調整するほか、射撃を担う「現場対応ユニット」を設ける。
ユニットは各署の生活安全課長を責任者とし、銃器対策部隊員を配置する。「緊急銃猟」を行う場合に猟友会員が現場に到着しなかったり、確保できなかったりする場合に限り、総監の指示を受けて出動する。
都の調べによると、都内では今年に入りクマの可能性が高い目撃情報や捕獲は12件あった。
天皇陛下発言「コメント控える」=木原官房長官
木原稔官房長官は12日の記者会見で、天皇陛下が皇族数確保に関する与野党の動きを巡り「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べられたことについて、「コメントは差し控える」と語った。その上で「今は法案骨子の作成に注力したい」と述べ、皇室典範改正案の策定作業を急ぐ考えを重ねて示した。
天皇陛下は11日の記者会見で「立法府の総意」がまとまったことを踏まえ、制度に関する事項の言及は控えるとした上で発言した。 [時事通信社]
6歳男児の遺体を川で発見 放課後デイ活動中に行方不明 静岡
静岡県磐田市で5月下旬、「放課後デイサービス」施設を利用する男児(6)が、職員が引率する戸外活動中に行方不明になり、近くの川で発見後に死亡が確認されたことが分かった。死因は水死とみられる。発見場所は、行方不明前にいた公園の横を流れる川の上流で、磐田署は、事件と事故の両面で調べている。
消防によると、5月26日午後4時ごろ、磐田市中田の川で男児が浮いていると通報があり、救急搬送先の病院で死亡が確認された。関係者によると、男児はこの日、障害のある子どもが利用する「放課後デイサービス」施設の職員の引率で、他の子ども数人とともにJR豊田町駅近くの公園に来ていて行方が分からなくなった。
公園の西隣には、県袋井土木事務所管理の川が流れている。男児が発見されたのは、公園の北側を東西に走るJR東海道線の線路を越えた川の上流部で、線路には柵、橋の下には流入する水路などがあり、公園からは柵を越えるか道路を遠回りする必要がある。
また、発見現場は、土手から階段で容易に川面に降りられるようになっていた。流量は多く、水流も速い場所だ。袋井土木事務所は「今回の事故との関係性は不明だが、階段の利用実態を確認のうえ、必要に応じて対策を講じていきたい」と話している。
男児が利用していた放課後デイサービスを運営する掛川市の会社は「戸外活動支援中に死亡事故が発生したことを重く受け止め、再発防止に努めていく」とコメントしている。【照山哲史】
〈17歳女子高生殺害〉「河原で花火をして復縁迫り、断られ…」これまで何度も迫っていた茶髪の塗装工(19)は仕事も転々…父は「朝4時に警察が来た」「普通の子として育ててきた」
〈〈相模原・17歳女子高生殺害〉「復縁を迫ったが断られ…」首を絞めて殺害? 元交際相手で19歳容疑者の父は「交際していたことも知らなかった」「トラブル聞いてない」〉から続く
神奈川県相模原市の相模川河川敷で座間市の高校3年生・佐藤唯来(ゆら)さん(17)が殺害された事件で、県警が殺人容疑で逮捕した元交際相手の自称塗装工の男(19)=相模原市南区=の横顔が取材で浮かび上がってきた。男は佐藤さんが通う県立高校のOBで、SNSを通じて交際関係に発展したが、まもなく解消され、復縁をしつこく迫っていたという。
《画像》「復縁を迫ったが…」逮捕された茶髪で塗装工の19歳“元カレ”の画像、父親は「どこにでもいる普通の子」と語っていた
SNSで出会ったセンパイ、事件当日に最初は花火をしていた
殺害現場や男の住む相模原市南区と座間市は隣接しており、佐藤さんと男の生活圏は重なっていたとみられる。社会部記者が解説する。
「2人は県立高校の同窓で2学年離れていますが、在学中は面識がなかったとみられます。男はTikTokの動画で佐藤さんの存在を知り、メッセージ機能を利用して『告白』、交際にこぎつけた。
しかし、交際関係は佐藤さんの申し出でまもなく解消され、納得できない男がたびたび呼び出しては復縁を迫っていたようです。事件のあった10日夜もそうした流れで、男は県警の取り調べに『最初は花火をしていた』と供述しており、実際に河川敷で花火の痕跡があったようです」
楽しい思い出でも語らおうと思ったのだろうか。しかし、真っ暗な河川敷での花火作戦は佐藤さんの冷めた心に再び火を灯すことはなかったようだ。
男は粗暴でイキがるようなタイプではなかったという。男の自宅アパート近くに住む女性はこう話した。
「あのお宅はお父さんもお母さんもごく普通で、会えば挨拶もするしっかりした方たちですよ。捕まった子は19歳の男の子でしょ? その子なら朝早く私服で出かけていくけど、会えばいつもニコニコと挨拶もしてくれる子ですよ」
「1年で3回ほど転職をしています」
別の女性住民は、容疑者が乳飲み子の頃から家族ぐるみで付き合いがあったという。
「私はあの子が赤ん坊の頃から知っているし、今もつき合いがありますけど本当に優しくていい子ですよ。だから今度の事件も、とっさのことだったんじゃないかとしか思えません……。
小さい頃は家の前で水遊びをしたりするのをよく見かけて、話もよくしました。その頃は、言葉遣いが悪かったり汚かったりしたら叱ったりもしましたが、素直に言うことを聞いてくれました。
地元の中学を出て、高校に進学したけど中退をしてしまったと聞いています。家の前で友達と一緒にいたりすることはたまにあったけど、暴力沙汰を起こしたり警察のお世話になった記憶もありません。
高校の時にできた彼女が家に遊びに来ているという話は聞いたことがありますが、実際に一緒にいるところは見たことありません。最後に彼を見たのは数日前の朝、仕事に出かけるところですよ。いつもの通りでした。最近女性問題で悩んでいるとも聞いたことなかったしね」
男の父親は12日、自宅で集英社オンラインの取材に応じた。
「息子は高校2年生の最初に中退しました。進級はできましたが勉強についていけなかったとか、先生と合わなかったとかが理由です。その後、土木・建築系の仕事を始めましたが、どれも1年とは続かず、3回ほど転職をしています。
今の塗装系の仕事は半年以上続いています。自分なりに働き先を探して、応募して面接を受けたみたいです。朝7時には自転車で勤務先に出かけ、夕方に帰ってきていました。
納期が近く忙しくなると帰りが夜遅くなることもありました。バイクの免許はありませんが、機械いじりは好きだったので、興味はあったかと思います」
「中学ではバドミントン部に所属していたが…」
父親は息子と佐藤さんが交際していたことは、全く知らなかったという。
「親から見て、いたって普通の子どもでした。事件のあった10日朝も仕事に出かけ、私が午後8時過ぎに帰宅したときには姿が見えず、12時前ぐらいに玄関がガシャっと開いたので、息子が帰ってきたんだと確認できました。
花火に行くことは知りませんでした。刑事さんが11日午前4時ごろに『とにかく話を聞きたい』と来られて、寝ていた息子を起こしました。そして外に連れていかれました」
プライベートに関しては、容疑者が父との会話で話題にすることはほとんどなかったという。
「ここ数年、思春期ならではというか、親に対する言葉遣いもそうだし、行動にしてもそうだし、年相応の感じではあったかなとは思います。タバコは吸っていましたが、タトゥーを入れたりはしていません。
妹とは普通に接していて仲良かったと思います。あと家にはお金を入れてくれていました。プライベートや交友関係は本当にわからないんですよね。でも、帰りが遅くなるときは連絡もくれるし、ご飯も朝は家でちゃんと食べてました。
(今回の事件は)理解もできないし、想像もつかなかったことですよね。補導歴など前歴などもありません。暴走族など非行グループへ参加したこともないはずです。でも、(免許なしに)バイクに乗っていたことも知らないし、私たちの知らないところで何していたかはわかんないです」
容疑者は、高校では勉強についていけずに中退したが、中学時代は活発だったようだ。父はこう続けた。
「中学ではバドミントン部に所属していて、頑張っていたそうです。学校も真面目に通っていました。高校に入ってからはアルバイトを始めたので、部活にも所属しませんでした。どこにでもいる、いたって普通の子なんです。そう育ててきましたから」
いたって「普通」の “先輩”につきまとわれ、ついには未来を奪われた佐藤さん。二人の間に何があったのか、捜査の進展が待たれる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班