前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)の「恫喝(どうかつ)を受けた」とのの主張で名誉を傷つけられたとして、山根温子市議(69)が市と石丸氏に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(石兼公博裁判長)は石丸氏の上告を受理しない決定をした。23日付。市側の敗訴が確定した。
1審広島地裁判決では、石丸氏の名誉毀損(きそん)を認めて市に33万円の賠償を命じていた。市側と市議双方が控訴したが、広島高裁は棄却し、1審判決を支持。石丸氏が上告受理を申し立てていた。
1審判決などによると、石丸氏は令和2年、山根氏ら複数の市議から「敵に回すなら政策に反対する」などの恫喝を受けたとする投稿をしたなどとしていた。広島高裁判決では、本会議の録音内容から恫喝はなかったと認めた。
“伝説の編集者”森永博志さん死去 75歳 「POPEYE」など担当 おいの森永邦彦氏が報告
雑誌「POPEYE」「BRUTUS」などを担当した編集者で作家の森永博志さんが死去した。75歳。おいでファッションデザイナーの森永邦彦氏が23日、自身のブランド「ANREALAGE」のインスタグラムで公表した。
邦彦氏は「〈伯父の森永博志の死去について〉生まれて初めて喪主を務めます。年の差30の伯父が横浜・伊勢佐木町で突然亡くなったからです。森永博志。享年75。告別式は4月24日(木)都内のお寺で営まれます」と明かした。
「昨晩、伊勢佐木町の自宅で亡くなっているのが見つかりました。死後数日がたっていました。身元を示すものはなく、行きつけの喫茶店の情報を手掛かりに身元確認を求める連絡が警察からありました。伯父は誰からも看取られることなく、逝きました。孤独死でした」と明かした上で、「いや、正確を期すなら孤立死でした。伯父は孤独では決してありませんでした」と記した。
邦彦氏は伯父の博志さんの生き様について、「出世も、地位も、資産も、名声も、何ひとつなかったかもしれません。それでも伯父のまわりには、絶えず人が集まり、友と仲間がいました。これから向かう世界にも、伯父を迎える多くの友がいることでしょう。伯父がどこの世界にいても、不良少年のままの友情を分かち合い、自由に、軽やかに、生き続けてくれることを、心から願います」とつづり、「博志おじさん、森永家にいてくれて、どうもありがとう。大声では言えなかったけれど、本当に大好きでした」と感謝した。
最後に「生前に伯父とご厚誼のあった方々に深く感謝申し上げます」と記した。
博志さんは1950年生まれ。荒俣宏氏を「帝都物語」で小説家デビューさせた。自身の著書は「原宿ゴールドラッシュ」、「ドロップアウトのえらいひと」など。
食料品などの消費税8%「引き下げも俎上の一つ」…公明・斉藤代表が検討明らかに
【北京=田ノ上達也】中国を訪問中の公明党の斉藤代表は24日、物価高対策について「軽減税率の引き下げも俎上(そじょう)の一つだ」と述べ、食料品などを対象にした8%の消費税の軽減税率の引き下げを党内で検討していることを明らかにした。北京市内で記者団に語った。
斉藤氏は、夏の参院選の公約に減税や現金給付の方向性を盛り込む考えを示した上で、経済対策について「新しい対策を秋に向けて打つべきだろう」と政府に策定を求めた。
2025年度予算の審議を巡っては、野党からの修正要求に応じる必要があったことを踏まえ、「多数の形成は非常に大切なことだ。よく模索していきたい」と述べ、今後の連立の枠組みの拡大に含みを残した。
【速報】車のトランクから見つかった遺体は去年8月から行方不明の19歳女性 逮捕された元交際相手の男(24)「公園駐車場に車止め首を絞めた」 愛知・一宮市
愛知県一宮市で今月16日、車のトランクから女性の遺体が見つかり男が逮捕された事件で、警察は遺体は岐阜県羽島市の19歳の女性と発表しました。
この事件は今月16日、一宮市に路上駐車されていた車のトランクから女性の遺体が見つかり、死体遺棄の疑いで豊田市の無職、藤井貴也容疑者(24)が逮捕されたものです。警察はきょう女性の身元について岐阜県羽島市の職業不詳、西脇美結さん(19)と発表しました。
捜査関係者によりますと西脇さんは藤井容疑者とSNSを通じて知り合い、かつて交際していて、去年8月から行方不明になっていました。
藤井容疑者は「去年夏ごろ、豊田市の公園の駐車場に止めた車の中で首を絞めた」という趣旨の供述をしているということです。また、藤井容疑者は西脇さんとの関係に悩んで犯行に及んだとも話していて、警察は殺害に関与した疑いもあるとみて詳しく調べています。
小山正明さんが90歳で死去 歴代3位、通算320勝の「精密機械」
阪神などでプロ野球歴代3位の通算320勝を挙げた小山正明さんが死去していたことが、複数の関係者が明らかにした。90歳だった。
小山さんは兵庫県出身。高砂高から53年にテスト生として阪神に入団。「投げる精密機械」と言われた抜群の制球力を武器に、62年には27勝を挙げ村山実とのダブルエースでリーグ優勝に貢献した。
64年、山内一弘との「世紀のトレード」で東京(現ロッテ)に移籍。73年の大洋(現DeNA)を最後に現役引退。阪神、西武、ダイエー(現ソフトバンク)で投手コーチを務めた。
最多勝(64年)、最多奪三振・沢村賞(いずれも62年)。通算856試合320勝232敗、防御率2・45。2001年には野球殿堂入りした。阪神では2月の吉田義男さんに続くレジェンドの訃報となった。
アドベンチャーワールドのパンダ全4頭、6月に中国返還へ…国内飼育は上野動物園だけに
和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」は24日、飼育しているジャイアントパンダ4頭全てを6月末頃に中国に返還すると発表した。神戸市の王子動物園で飼育されていた1頭が昨年3月に死んでおり、国内で飼育されるパンダは上野動物園(東京)の2頭のみとなる見通し。
4頭は、同施設で初めて生まれたパンダ「良浜(ラウヒン)」(メス24歳)と、良浜が生んだ、いずれもメスの「結浜(ユイヒン)」(8歳)、「彩浜(サイヒン)」(6歳)、「楓浜(フウヒン)」(4歳)。良浜は、この3頭を含めてオス・メス計10頭を生み、「ベテランママ」として親しまれてきた。
和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」は24日、飼育しているジャイアントパンダ4頭全てを6月末頃に中国に返還すると発表した。神戸市の王子動物園で飼育されていた1頭が昨年3月に死んでおり、国内で飼育されるパンダは上野動物園(東京)の2頭のみとなる見通し。
4頭は、アドベンチャーワールドで初めて生まれたパンダ「良浜(ラウヒン)」(メス24歳)と、良浜が産んだ、いずれもメスの「結浜(ユイヒン)」(8歳)、「彩浜(サイヒン)」(6歳)、「楓浜(フウヒン)」(4歳)。良浜は、この3頭を含めてオス・メス計10頭を産み、「ベテランママ」として親しまれてきた。
返還は、1994年から日中双方で進めてきたパンダ保護共同プロジェクトの契約期間が今年8月で満了することに伴うもの。国内のパンダは全て繁殖目的で中国から貸し出されており、国内で生まれたパンダの所有権も中国にあるため、同施設が中国側と飼育中の4頭の扱いを協議してきた。
良浜は高齢期に差しかかり、医療体制が整う中国で穏やかに過ごすことが望ましいと判断された。残る3頭も、同施設にオスがいないため、将来の繁殖を目指して中国でパートナーを探す。4頭はいずれも四川省の「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」で暮らす予定。
アドベンチャーワールドの今津孝二園長は「良浜は高齢でもあり、ゆっくりと生活してもらいたい。ほかの3頭は新たなパートナーを見つけて繁殖研究に貢献してくれることを祈っている」と話した。
また、上野動物園で飼育されている3歳の双子パンダの「暁暁(シャオシャオ)」(オス)と「蕾蕾(レイレイ)」(メス)の2頭も、来年2月20日に返還期限を迎える。都の担当者は「上野のシンボルなので、いなくならないように中国と新たなパンダを呼ぶ交渉をしたい」と話している。
自民、年金法案「5月に国会提出」=立民、厚労相不信任の準備も
自民党は24日、年金制度改革関連法案について、5月中旬をめどに国会に提出すると立憲民主党に伝えた。立民は石破政権の対応の遅れを批判しており、提出期日を25日に明示しなければ、福岡資麿厚生労働相の不信任決議案の提出を準備すると表明した。後半国会では年金改革が与野党攻防の焦点の一つとなる。
自民の坂本哲志国対委員長は24日、年金法案の扱いを巡り国会内で立民の笠浩史国対委員長と会談。今月中の国会提出は見送るものの「5月中旬には出せる」と説明した。与野党が今国会での重要法案と位置付けていたことから、笠氏は「厚労相の責任を明確にすべく行動に出ざるを得ない」と回答。この後、記者団に「あす具体的な提出日の見通しが立たなければ、不信任案提出の準備に入る」と強調した。
法案には、厚生年金の積立金を活用した基礎年金(国民年金)底上げ策が盛り込まれていた。自民内では夏の参院選を控え「厚生年金の流用」との批判につながりかねないと警戒感が強く、厚労省は底上げ策を法案から削除する方針を示している。
自民は24日の厚労部会で法案を審査したが、今国会提出への賛否も含めて意見が割れ、対応を長坂康正部会長に一任した。党執行部を中心に提出に向けた調整を続ける。
自民の松山政司参院幹事長は24日、年金法案に関し、党所属の参院議員には「慎重な声が多かった」と記者団に説明。提出自体に依然否定的な立場をにじませた。
一方、野党からは底上げ策を重視すべきだとの指摘も出ている。国民民主党の玉木雄一郎代表は24日の党会合で、基礎年金の給付水準低下を問題視し「抜本的な改革から逃げるのは極めて無責任だ」と政府・自民の対応を批判した。 [時事通信社]
乗用車が水門に衝突し大破 1人死亡、2人心肺停止 長野・飯田
24日午後0時35分ごろ、長野県飯田市松尾清水の堤防沿いの市道で、近くの工場に勤務する男性従業員から「乗用車が水門付近に転落している」と119番があった。消防隊員が駆けつけたところ、乗用車が堤防下の水門に衝突していた。車内には男性4人が乗っており、運転していた同県宮田村、池田稜生さん(20)の死亡が確認された。残る2人は心肺停止の状態で、1人が重傷という。
県警などによると、現場は天竜川沿いの堤防上の道路で、乗用車は高速で走行中に転落し、水門に突っ込んだとみられる。県警が事故原因を調べている。【鈴木英世、最上和喜】
元記者への性暴力、国に賠償命じる=「国会議員秘書の職務中」と認定―東京地裁
上田清司参院議員=埼玉選挙区=の公設第1秘書だった男性(故人)から取材活動中に性暴力を受けたとして、元記者の女性が国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。中村心裁判長は性暴力を認定し、「公設秘書の職務中に行われた行為だ」として440万円の支払いを命じた。
国家賠償法は、国家公務員が職務上、違法に他人に損害を加えたときは国に賠償責任があると定めている。性暴力の有無や、元秘書の職務中の行為だったかが争点だった。
中村裁判長は、女性が2020年3月、新型コロナ対策に関する会合から帰る際、タクシーの車内などで元秘書からわいせつな行為をされたと認定。3日後にも元秘書から情報提供名目で誘われ飲酒し、ホテルで性的暴行を受けたとした。
その上で、公設秘書の職務には会合への代理出席や報道対応、報道関係者との会食などが含まれると指摘。いずれの性暴力も会合や会食と時間的・場所的に密接な関連があるとして、職務中の行為に当たると結論付けた。
一方、上田氏が注意義務を怠ったとの女性側の主張については「具体的な注意義務があったと認めることはできない」と退けた。
元秘書は20年8月に準強制性交容疑などで書類送検されたが、2日後に自殺したため不起訴となった。
女性は「主張が認められてほっとした。社会から性暴力をなくすため、多くの人に『自分ごと』として理解してもらいたい」とコメント。国側は「判決を精査の上、適切に対応する」とした。
上田氏は「訴訟の当事者になっておらず、申し上げることはございません」などとしている。 [時事通信社]
パワハラ副市長が辞任、5年で職員60人が精神不調・休職や病気休暇 福岡県大野城市が「コンプライアンス推進室」設置へ
福岡県大野城市で職員の休職が相次ぎ、第三者委員会が副市長ら幹部3人のパワハラ行為を認定した問題です。
市は24日、副市長が4月末で辞任すると発表しました。
この問題は2020年からの5年間で大野城市の職員のべ60人が精神的な不調を訴え病気休暇を取ったり休職したりしていたものです。
実態を調査していた第三者委員会は3月、毛利伸彦副市長ら3人について5件のパワハラ行為があったと認定しました。
大野城市 井本宗司 市長
「深くお詫び申し上げます。失礼しました」
24日午後、大野城市役所で行われた会見で井本宗司市長は一連の問題について謝罪し、毛利副市長が4月30日付で辞職すると明らかにしました。
また、井本市長も責任を取り自身の給与を任期まで20%減額する意向を示しました。
市は再発防止策として今年度中にハラスメント防止条例の制定を目指すほか人事部門から独立した「コンプライアンス推進室」を設置する方針です。