茨城17歳強盗致死から26年 遺族「一刻も早く犯人逮捕を」

茨城県牛久市で2000年5月、藤井大樹さん=当時(17)=が男4人に暴行され死亡した強盗致死の未解決事件から26年が過ぎたのを受け、遺族と県警捜査員は9日、同県つくば市のショッピングモールで情報提供を呼びかけた。母康子さん(68)は取材に「26年は長い。一刻も早く犯人を逮捕してほしい」と訴えた。
竜ケ崎署員ら約50人が参加。デジタルサイネージで事件に関与したとみられる男の映像を流し、チラシ500枚を配布した。県警捜査1課の山田真幸課長(54)は「呼びかけを事件解決に結びつけたい。ささいな話でも寄せてほしい」と語った。
情報提供は竜ケ崎署0297(62)0110。

首相、外遊先で重ねる戦没者追悼 閣僚にも指示、靖国参拝意識か

高市早苗首相が外遊先の国の戦没者追悼施設への訪問を重ねている。大型連休中に海外を訪ねる閣僚にも日本政府建立の戦没者慰霊碑を訪れるよう指示する徹底ぶりだ。「互いに祖国のために命を落とした兵士に敬意を払い合える国際環境」(首相)を整備する一環とみられ、将来的な靖国神社の参拝を意識しているのではないかとの見方も上がりそうだ。
首相は就任直後の昨年10月にマレーシアを訪問した際、2度の大戦で亡くなった兵士らのための国家記念碑に献花した。今年3月の訪米では、第2次世界大戦の戦没者らが埋葬されているアーリントン国立墓地に足を運び、5月上旬のベトナム、オーストラリア訪問でも戦没兵士を追悼した。
高市内閣としても4月、政府が建立し、海外に点在する先の大戦の戦没者慰霊碑に、閣僚らが機会を捉えて訪問に努めることを閣議了解した。
2月の民放番組で、在任中の靖国参拝の考えを問われた首相は、同盟国の米国や周辺国の理解が不可欠だとした上で「環境を整えるために努力している」と言及。一例としてアーリントン墓地訪問を挙げた。

野党第1党巡りさや当て続く 衆院で上回る中道、両院の国民

野党第1党の座を巡り、中道改革連合と国民民主党がさや当てを繰り広げている。中道は衆院議員48人(石井啓一衆院副議長を除く)を擁し、28人の国民を上回る一方、衆参両院の議員数では53人の国民に後れを取る。国会運営での与党との交渉機会や、メディアへの露出が増える「野党代表」のイメージづくりに向け、両党の主導権争いはしばらく続きそうだ。
4月15日、約1年ぶりに開かれた皇族数確保策に関する与野党全体会議の議事進行で異変が見られた。中道に先んじて国民に意見表明が許されたのだ。1月の衆院解散直前に結党された中道の参院議員はゼロ。「国権の最高機関」は衆参両院の議席数を重視したとみられ、国民の玉木雄一郎代表は「国家の基本に関することは衆参一体で同じメッセージを出すことが大切だ」と述べ、野党第1党の自負をにじませた。
メディアの対応も分かれている。共同通信社は衆院議員数を優先し、世論調査などの際には中道を国民より先に置く。一方、NHKは国民を野党第1党として扱う。各党幹部が出演した3日の討論番組では、中道より先に見解を尋ねた。

石岡市長不信任案、14日臨時会で再提出へ…提案する議員は「すでに過半数の賛同得た」

茨城県の谷島洋司・石岡市長が市議会を解散したことに伴う市議選が行われ、新たな議員が決まったことを受け、石岡市は7日、臨時会を14日に招集することを決めた。臨時会では市長に対する2度目の不信任決議案が提出、採決される予定で、提案する山本進議員は「すでに過半数の賛同を得た」と話している。
臨時会では、正副議長らを選任した後、不信任案が緊急動議で提出されるという。
地方自治法によると、改選後議会で3分の2以上の議員が出席し、不信任案に過半数が賛成して可決された場合、市長は失職し、50日以内に市長選が行われる。定数22の石岡市議会では15人の出席と、12人の賛成が必要となる。
読売新聞などが市議選告示前に実施したアンケートでは、当選した22人のうち、不信任案に賛成の意思を示したのは12人、反対3人、無回答7人だった。山本議員は議員らに賛成するよう働きかけているといい、「2度目の不信任案も可決されることになりそうだ」と語る。
一方、3月の不信任案に反対した関口忠男議員は、不信任案に賛成しないよう呼びかけているという。関口議員は読売新聞の取材に「不信任案には大義がないと説得しているが、厳しい状況だ」と話している。

磐越道バス事故 運転手「スピードを出しすぎた」 今年に入り複数回事故…高校生の一部「運転荒かった」

福島県の磐越自動車道で高校生など21人が死傷したバスの事故で、マイクロバスを運転していた男は「スピードを出しすぎた」などと供述していることがわかりました。
過失運転致死傷の疑いで送検された新潟県胎内市の無職、若山哲夫容疑者(68)は今月6日、磐越道で、運転するマイクロバスをガードレールなどに衝突させ、乗っていた高校生の稲垣尋斗さん(17)を死亡させたほか、17人に重軽傷を負わせた疑いです。
捜査関係者によりますと、若山容疑者は今年に入ってから複数回、事故を起こしていたことがわかりました。
バスに乗っていた高校生の一部からは「運転が荒かった」という話が出ているということですが、若山容疑者は「スピードを出しすぎてぶつかった」と供述しているということです。
警察は、若山容疑者が安全に運転できる状態にあったかを含めて、調べを進めています。

磐越道21人死傷マイクロバス事故 若山容疑者を知る人「小股で歩くようになった」

磐越道で高校生など21人が死傷した事故で、マイクロバスを運転していた若山容疑者を知る人は「小股で歩くようになった」などと話し、若山容疑者の最近の歩き方に違和感があったといいます。
磐越道で北越高校・男子ソフトテニス部の部員を乗せたマイクロバスがガードレールなどに衝突し、21人が死傷した事故。
死亡した稲垣尋斗さんを悼み新潟市東区では9日朝、ソフトテニスの大会に参加した中学生たちが黙とうを捧げました。
一方、バスを運転していた若山哲夫容疑者は9日朝に送検されました。
捜査関係者によりますと若山容疑者はことしに入り、複数回の交通事故を起こしていて、今回の事故については「スピードを出しすぎてぶつかった」と供述しているということです。
警察は、若山容疑者が安全に運転できる状態にあったか調べを進めています。
また、若山容疑者を知る人は「小股で歩くようになった」などと話し、若山容疑者の最近の歩き方に違和感があったといいます。
<若山容疑者を知る人は>
「顔の表情が前に比べると全くなくなった。小股で歩くようになった。『大丈夫なの?』って思ってたけどまさかバス運転するなんて思ってないからさ」
<若山容疑者を知る人は>
「1週間くらい前に前のほうへこんだ車で、違う車が置いてあった。前の方ちょっとバンパーがめくれて上の方こう上がってて左側の。どっかぶつけたんでしょうね」
若山容疑者はかつて、別の高校で陸上部の監督を務めていて、客を運送して対価を得る「大型二種免許」は所持していないことがわかっています。

米軍による空襲など14映像公開 大分の市民団体、米から取り寄せ

戦時中の資料を集めて解析している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」は9日、国内外で撮影された14点の映像を報道機関に公開した。米国立公文書館から取り寄せたもので、米軍による国内各地の軍事施設などへの空襲や、フィリピン沖での特攻機に対する攻撃の様子などが収められている。
同団体の織田祐輔さん(39)によると、14点のうち、ソロモン諸島のガダルカナル島方面への出撃時に撮影された映像は、日本軍の搭乗員が爆撃機から撮影した。爆撃機は米軍による対空砲火で撃墜され、撮影者は戦死した。映像フィルムは墜落後の残骸から米軍が回収したものという。

中道内から旧宮家の養子容認案に反発、立民出身者の異論相次ぐ…枝野氏は強く再考求める投稿

安定的な皇位継承策を巡り、中道改革連合が示した党見解の原案に対し、党内から反発が出ている。慎重論もある旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案を認める内容となっていたためだ。執行部は11日の会合での取りまとめを目指しているが、反対意見が強まる可能性もある。
党の「安定的な皇位継承に関する検討本部」で原案が示された7日、さっそく声を上げたのは、同党の前衆院議員で立憲民主党元代表の枝野幸男氏だ。養子案を容認する方向になったと伝えた報道を引用し、「ウソですよね?間違いですよね?」とX(旧ツイッター)に投稿した。「万が一にも天皇制を破壊しかねない旧皇族養子案を認めるなら、お付き合いはしきれない」と強い表現で再考を求めた。
7日の会合後、笠浩史本部長は記者団に、養子案を認める原案について「おおむね了とされた」との認識を示していた。会合に出席した西村智奈美副代表はXで、「少なくとも私は『容認』とは異なる意見を述べている」と不満をにじませた。
異論を唱えているのは、いずれも立民出身者だ。養子案に賛成していた公明党と異なり、立民では「門地による差別に該当する」など反対論も根強かった。
小川代表は8日の記者会見で「懸念の声が上がっていることは謙虚に受け止めたい」とする一方で、「一定の着地を図る方針に変わりはない」と強調した。
15日にも開かれる与野党の全体会議で党の見解を表明することが求められているためで、11日の検討本部で笠氏への一任を取り付けた上で、12日の執行役員会で党見解を決定する流れを描いている。

「リング」の鈴木光司さん死去 ジャパニーズホラーの火付け役

「リング」「らせん」などのホラー小説で知られる作家の鈴木光司(すずき・こうじ、本名晃司=こうじ)さんが8日午後5時ごろ、病気のため東京都の病院で死去した。68歳。浜松市出身。
1990年、「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。91年刊行の「リング」で人気を集め、続編「らせん」で吉川英治文学新人賞を受賞。貞子による「呪いのビデオ」の謎を追う「リング」と「らせん」は映画化もされて大ヒット。同シリーズは海外でもリメークされ、ジャパニーズホラーブームの火付け役となった。その他の小説作品に「仄暗い水の底から」「神々のプロムナード」など。

飲酒運転で追突事故 呼気から基準値の4倍を超えるアルコール検出 自称自営業の男を現行犯逮捕 福岡・糸島市

9日未明、糸島市で酒を飲んで車を運転し追突事故を起こした男が、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。

糸島警察署によりますと9日午前3時ごろ、糸島市多久の交差点で、信号待ちをしていた車に追突する事故を起こした男から「車同士の事故があり、相手の運転手が首の痛みを訴えている」と110番通報がありました。

警察が、事故を起こした車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、自称・自営業の甲斐祐樹(41)容疑者で、警察の調べに対し「缶ビール3本を知人と職場で飲んだ」などと話しているということです。

警察は過失運転致傷の疑いでも調べを進める方針です。