高市首相、補正編成に否定的=予備費活用で対応

【キャンベラ時事】高市早苗首相は4日、イラン情勢の緊迫化を受けた2026年度補正予算案の編成について、否定的な考えを改めて示した。訪問先のオーストラリアの首都キャンベラで記者団の質問に答えた。
首相は物価高騰には26年度予算の予備費で対応できると強調。「政府としては、きょうの時点で補正予算案の編成がすぐさま必要な状況とは考えていない」と語った。
再審制度を見直す刑事訴訟法改正案について、首相は「与党内審査での議論もしっかり踏まえ、できる限り速やかに法案を提出するよう準備を進める」と述べるにとどめた。改正案は与党の了承が得られておらず、国会への提出が遅れている。 [時事通信社]

【和泉母娘殺人事件】娘の元交際相手の男を逮捕 自宅から現場まで約8kmを自転車で往復か 母親の殺害についても関与をほのめかす

大阪府和泉市で母親と娘が殺害された事件。逮捕された男は事件当日、自転車で移動していたことがわかりました。
捜査員に連れられて警察車両に乗り込む男。5月1日、男が大阪府堺市の自宅から任意同行を求められた際の映像です。
逮捕された杉平輝幸容疑者(51)は4月8日、和泉市の集合住宅の一室で元交際相手で社会福祉士の村上裕加さん(41)の首を刃物で突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。
杉平容疑者の自宅は事件のあった集合住宅から約8km離れていますが、捜査関係者によりますと杉平容疑者は事件の当日、自転車で往復していたということです。
杉平容疑者は母親の和子さん(76)の殺害についても関与をほのめかしていて、警察は動機などを調べています。

【速報】立てこもった男の身柄を確保 外国人とみられる男がアパートの部屋に立てこもり 部屋にはもう1人いるとみられる 愛知・豊橋市

外国人とみられる男が立てこもり 警察が身柄確保
愛知県豊橋市のアパートで、外国人とみられる男が部屋に立てこもりました。男の身柄は、先ほど確保されたということです。
きょう午後3時20分ごろ、豊橋市のアパートで警察官が外国人とみられる不審な男に声をかけたところ、部屋に立てこもり「入ったら刺すぞ」と話したということです。
室内にもう1人いるか? 警察が説得試み
部屋には他にもう1人いるとみられ、警察が説得を試みました。
現場はJR豊橋駅から東へ6キロほど離れたところの集合住宅です。
そして、警察によりますと、男の身柄が確保されたということです。けが人はいないとみられています。

「3か所一気に…」24台の車の窓ガラス割れる 2人が軽傷 上信越道・新井PA 原因は強風か?新潟県内4地点で観測史上最大の瞬間風速

きょう午後、新潟県妙高市の上信越道新井パーキングエリアで、24台の車の窓ガラスが割れ、2人が軽傷を負いました。強風が原因とみられています。
ビニールで覆われた車の窓。割れてしまった窓に雨風が入り込まないように、応急処置をしているようです。
被害があったのは、妙高市の上信越道・新井パーキングエリアです。
警察やNEXCO東日本によりますと、きょう午後3時すぎ、「駐車中の車の窓ガラスにものが当たって割れた」と110番通報がありました。
24台の車が被害に遭い、2人が軽いけがをしたということです。
被害に遭った人 「戻ってきたらパトカーが見えたから、事故ったんだなかわいそうにと思っていたら、自分の車も窓がないじゃんという状態で。(Q.せっかくの連休が)本当にそうなんですよ」
ガラスが割れたとき、車内にいたという男性は…
被害に遭った人 「細かい砂を巻き上げた風が直接当たって、窓ガラスが3か所一気に割れちゃいました」
警察は、強風が原因とみています。
きょうの新潟県内は、上越市高田や佐渡市両津で25メートル以上の最大瞬間風速を観測し、4つの地点で5月の観測史上最大を記録しました。

霊園で墓石58基倒される 北海道・月形

4日午前8時50分ごろ、北海道月形町知来乙の篠津山霊園で「墓石が倒されている」と通報があった。岩見沢署によると、墓石58基が土台から倒されたり、石碑が折られたりしていた。器物損壊事件として調べている。
同署によると、霊園は町が管理しており、管理人が3日午後5時ごろに退勤した時には異常はなかった。町によると、倒された墓石は、明治から大正時代にかけて服役した囚人らを供養するために建てられていた。

日豪首相、安倍氏慰霊碑に献花=奈良ゆかりの公園で

【キャンベラ時事】オーストラリア訪問中の高市早苗首相は4日、アルバニージー豪首相と共に、キャンベラの「奈良平和公園」に建てられた故安倍晋三元首相の慰霊碑に献花した。この後、高市氏は記者団に、安倍氏が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」について、「進化の具体的取り組みを進め、地域全体を強く豊かにしたい」と決意を語った。
キャンベラは姉妹都市の奈良市と交流があり、安倍氏が2022年に同市内で街頭演説中に凶弾に倒れたことを受け、慰霊碑が設置された。「オーストラリアの良き友人 功績を称える」と記された慰霊碑に、高市氏は白菊と赤いバラの花輪をささげ、両手を合わせて追悼。アルバニージー氏は黄色い花輪を供えて黙とうした。
1973年に奈良市を訪れたホイットラム豪首相(当時)が推進し、76年に署名された日豪友好協力基本条約は、豪州で「NARA条約」とも呼ばれる。その50周年の節目に、奈良県出身の高市氏が同公園にクロマツを植え、さらなる友好発展を誓った。 [時事通信社]

【高市総理】「大きな成果であった」日豪首脳会談終え取材応じる 中東情勢が緊迫化する中でオーストラリアとの連携強化を発表【コメント全文】

高市総理は5月4日、オーストラリア・アルバニージー首相との会談で経済安全保障に関する協力を推進するための指針となる共同宣言を発表しました。
その後、高市総理が記者団の取材に応じました。中東情勢の緊迫化が地域に大きな影響を及ぼすなか、オーストラリアとの連携強化について「大きな成果であったと考えております」などと話しました。
コメントの全文を公開します。
訪問の成果踏まえ「インド太平洋地域全体をともに強く豊かに」
Q:今回の訪問について。出発前には中東情勢を踏まえ、ベトナム・オーストラリア両国とエネルギーなどのサプライチェーンの強靱化への協力を確認したい意向を示していましたが、この目的は達成されたか?また、成果もあわせてお願いします。 さらにベトナムでは、自由で開かれたインド太平洋=FOIPの進化に関する外交スピーチを行いました。安倍元総理による提唱から10年となるタイミングで、このFOIPを進化させる必要性、また今回のスピーチで示した内容を今後の外交方針にどう生かしていくのか、あわせてお願いします。
高市総理: 今回のベトナム・オーストラリア訪問では、各首脳との個人的な信頼関係を深めることができたのに加えまして、日本とベトナム、オーストラリアとの間で互いの強靭性、自律性を高めて、地域全体でともに強く、豊かになるという、共通目標に向けた具体的な協力の推進について両国と一致することができました。
中でも、経済安全保障分野につきまして、それぞれ協力文書を発出しました。
LNGを始めとしたエネルギー安定供給や、レアアース・重要鉱物を含むサプライチェーン強靱化など、我が国にとっても待ったなしの課題への対応で、協力強化を確認できたということは、現下の中東情勢の中にあって、大きな成果であったと考えております。
特にベトナムとの間では、先月私が発表した「パワー・アジア」の初案件としまして、ベトナムの原油の追加調達支援を進めることになりました。日本企業がベトナムで生産する医療物資は、日本に輸出されております。地域のサプライチェーンの重要拠点であります、ベトナムの経済活動に必要なエネルギーの調達を支援するということは、日本・ベトナム、双方の国民生活の安定を支えるものであり、これは大変重要でございます。
また両国首脳との間で地域情勢、また安全保障協力についても充実した議論を行うことができました。
東アジア情勢をはじめとした、インド太平洋地域の戦略課題についての連携。中でも、安全保障協力の一層の進化について両国首脳との間で一致しました。特に、先駆的な安全保障協力を進める、同志国連携のフロントランナーでありますオーストラリアとの間では、いわば準同盟国ともいえるレベルの関係にあるパートナーとして、更なる協力強化を力強く確認しました。
さらに、安倍総理による提唱から10年を迎える自由で開かれたインド太平洋=FOIPでございますが、この進化につきましても、外交政策スピーチを行いました。スピーチを通じて、この間の時代の変化に対応して、地域の国々の自律性、強靭性を高めていって、具体的な協力を通じて、地域全体としてともに、強く豊かになることが必要という考えを発信いたしました。こうした考えについては、今回会談した両首脳にもご賛同をいただきました。
今回のベトナムおよびオーストラリア訪問の成果も踏まえまして、地域の国々と手を携えながら、進化したFOIPのもとでの具体的な取り組みを進めて、インド太平洋地域全体をともに強く豊かにしてまいりたいと考えております。
日本は専守防衛 防衛力をパートナー国と共有するのは地域の平和にとって重要
Q:日豪で共同開発する、海上自衛隊の「もがみ型護衛艦」の能力向上型について今日(4日)の会談ではどのようなやり取りがあったのか。また、共同開発が両国の安全保障の強化にどのような意義があるとお考えでしょうか?
また、もがみ型は三菱重工設計で、日本の国内の防衛産業の底上げにも繋がります。防衛装備移転三原則の運用の見直しも踏まえて、高市政権として防衛産業の成長にどのように取り組むか教えてください。
高市総理: 安全保障分野は強力な日豪関係の基盤でございます。我が国のもがみ型護衛艦の能力向上型をベースとした汎用フリゲートが豪州の海軍で導入されるということは、基本条約署名50周年を象徴する画期的な協力でございます。日豪双方ともこれを歓迎するということとともに、本件を着実に進めていくことに合意をいたしました。
本件は、日豪相互運用性の大幅な向上や、サプライチェーン協力の強化、そしてインド太平洋地域の艦艇建造、維持整備基盤の向上といった日豪双方にとって幅広い意義を有します。インド太平洋地域の平和と安定に貢献するものだと考えております。
それから今、安全保障環境が厳しさを増している中で、パートナー国に対して防衛装備移転を行うということは、パートナー国の防衛力を向上させる。ひいては紛争発生の未然防止に貢献することになりますから、日本の安全保障の確保に繋がります。
また、防衛装備移転による各国への販路や、サプライチェーン協力の拡大は、防衛産業をはじめとする様々な産業の発展、ひいては日本経済の成長にも繋がります。こうした考えのもとで先般、防衛装備移転制度の改正を行いました。
ここで皆様に強調しておきたいことは、5類型の見直しについて様々なご意見もございます。しかしながら、今まででしたら救難、輸送、そして警戒、監視、掃海、この5類型ということでございましたけれども、日本はそもそも専守防衛でございます。例えば、日本は空母を持っているわけでもございません。また、爆撃機を持っているわけでもございません。他国を侵略する、他国領域内に入っていって攻撃をする、そのような装備品を持っているわけではありません。あくまでも専守防衛の考え方に基づいて、防衛装備品を整備してきております。
ですから、このような防衛力をやはりこのパートナー国と共有していくというのは本当に地域の平和にとって重要なことだと考えております。そしてこの装備品の生産、維持、整備を担う力強い防衛産業の構築というのは、これまで以上に重要な課題であるとともに、防衛産業に対してはデュアルユースの分野や、防衛装備移転を中心に防衛と経済の好循環創出への期待があると認識をしております。
例えば、過去に日米でFー2戦闘機を開発しました。それは皆様もご承知だと思いますけれども、骨折したときのチタンボルトであったり、ETCであったり、それから車に積む車載用の衝突防止装置であったり、様々、私達の暮らしを安全にする、また豊かにする、安心にする、そういった分野にも適用されています。ですから私はこれを踏まえて、防衛装備移転、そしてまた防衛産業および関連する産業の強化に取り組んでいきたい、そのように考えております。
補正予算の編成がすぐさま必要な状況ではない考え 中東情勢踏まえ適切に判断
Q:内政でお伺いします。中東情勢を踏まえて、既に国民生活に広く影響が出ているとして、早期の補正予算の編成を求める声も出ています。総理としては、今後どういう状況になればこの補正予算の編成が必要になるとお考えでしょうか? あわせて、いわゆる再審法についても伺います。自民党内の反発によって国会の法案提出が遅れている状況です。総理として、あくまでも今国会での提出成立を目指すのか、そのあたりも含めて今後の対応方針について、お願いできますでしょうか?
高市総理: 補正予算につきましては必要があれば、先日成立しました令和8年度予算の予備費も活用できますので、政府としては、今日(4日)の時点で補正予算の編成がすぐさま必要な状況とは考えておりません。 中東情勢が経済に与える影響を注視しながら、国民の皆様の命と暮らし、それから経済活動に支障が及ばないように適切に判断をしてまいります。そのために全力を尽くしてまいります。
それからの再審法でございますけれども、これは繰り返しになりますが政府としては、今の与党内審査における議論もしっかり踏まえながら、できる限り速やかに法案を提出するように準備を進めていくという考え方でございます。

警察官がひき逃げ被害か、群馬 伊香保、交通取り締まり中

4日午後1時45分ごろ、群馬県渋川市伊香保町伊香保の県道で「男性警察官がひき逃げされたようだ」と通行人の男性から119番があった。路上に渋川署地域課の男性巡査部長(46)が倒れており、病院に搬送された。けがの程度は不明だが、搬送時に意識はあったという。渋川署はひき逃げ事件とみて捜査している。
現場は片側1車線の直線道路で、伊香保温泉の温泉街から北に約1キロ離れた地域。巡査部長は1人で交通違反の取り締まり中だった。

【速報】「親父が鎌で斬りかかられた」知人男性を殺害しようとした疑い 男(76)を逮捕「昔から恨みがあった」【岡山】

知人男性を殺害しようとしたとして、男が逮捕されました。
殺人未遂容疑で逮捕されたのは、岡山県総社市山田の無職の男(76)です。
「鎌で斬りかかられた」男性の長男が通報
警察によりますと、きょう(4日)午後2時20分ごろ、総社市の自営業の男性(78)の長男から「親父が鎌で斬りかかられた」といった内容の110番通報があり、警察が男性の自宅近くの荒れ地に駆け付けたところ、右頬から血を流している男性と男を発見したということです。
警察が2人から事情を聴くなどして男の容疑を特定し、男を現行犯逮捕しました。男性は右頬と右手の甲に切り傷などを負いましたが、命に別状はないということです。
調べに対し、男は「昔から恨みがあった、嫌いだった」などと話しているということで、警察は動機などについて調べています。

太陽系の果ての小天体に大気 常識覆す発見 冥王星以外で初、恒星の光の「にじみ」から

海王星より外側で太陽を回る小天体に極めて薄い大気があることを、国立天文台などの研究チームが発見した。こうした小天体は太陽系外縁天体と呼ばれ、太陽系形成時に惑星に取り込まれなかった、氷を多く含む天体とみられる。太陽系外縁部は、日本の探査機「はやぶさ2」が試料を持ち帰った小惑星リュウグウの母天体が生まれた場所とされる。大気を持つ外縁天体は準惑星の冥王星しか知られておらず、常識を覆した。4日付の英専門誌で発表した。
大気が見つかったのは「2002XV93」という小天体。冥王星に近い軌道で太陽を回り、観測時は太陽から約57億キロ離れていた。直径は約500キロで、月の約7分の1。表面温度はマイナス226度と推定される。
研究チームは令和6年1月、小天体がはるか遠くの恒星の前を日食のように横切る瞬間を国内4カ所で観測した。大気がなければ、背景の恒星の光は小天体に隠れると急に暗くなり、通過後に急に戻るとみられていた。
ところが長野県からの観測では、恒星の光が小天体の縁付近で約1・5秒、じわりと弱まった。福島県からの観測でも、光がゆるやかに弱まったような変化が見られた。成分は未解明だが、小天体を包む極めて薄い大気が、背景の光をわずかに曲げたと考えられた。
推定された大気圧は、地球の500万~1000万分の1ほどにすぎない。人が感じる圧力ではなく、ほぼ真空に近い。それでも、遠くの星の光をにじむように変化させるだけの大気が周囲に広がっていることになる。
この小天体の大気は、従来の常識を覆す謎だ。重力は地球の100分の1程度とみられ、大気を保つには弱すぎる。なぜ大気があるのか。チームは、気体が小天体内部からしみ出したり、別の氷天体と衝突したりした結果、一時的に生じた可能性を指摘している。
今回の発見で、太陽系外縁の小天体が従来考えられていたより多様な姿を持つことが示された。国立天文台の有松亘(こう)講師(太陽系天文学)は「こんな小さな天体に大気があるとは、最初のうち信じられなかった。今後はこの謎めいた大気の成り立ちや成分の解明に挑んでいきたい」と話した。