「次の世代にバトンタッチ必要」 京都・綾部市長が5選不出馬を表明

京都府綾部市の山崎善也市長(67)は24日、任期満了に伴う市長選(来年1月18日告示、同25日投開票)に立候補しないと表明した。市内で記者会見し、「次の世代へのバトンタッチが必要。全ての市民に心から感謝する」と述べた。
山崎氏は日本開発銀行(現日本政策投資銀行)などを経て、平成22年2月に市長に就任。現在4期目。
会見で山崎氏は「3期で引き際と思っていたが、新型コロナで社会経済が動かなくなり、辞めるわけにはいかなくなった」と語った。その上で「世間の価値観も変わり、私の発想が追いつかないと感じているのも正直なところだ」と述べた。

空席だらけ石破首相の国連演説に「レイトショーだ」などSNS酷評「嫌いでも痛々しい」の声も

石破茂首相は25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。24日午前(現地時間23日夜)、米ニューヨークの国連総会での一般討論演説したことを、写真とともに投稿した。24日の投稿に「国連総会にて演説。本日最後の夜22:00近くだったにも関わらず、みなさまに熱心に聞いていただきました」とつづった。
石破首相が投稿した写真では、議場にかなりの空席が目立つ様子がとらえられていた。首相自身が書いているように、深夜の午後10時近くに始まったことも影響した可能性がある。
石破首相の投稿に対しても「気の毒なほどガラガラ」「ガラガラじゃね?」「いくら嫌いでも痛々しくなって来た」「客席が、、ずいぶんと少ないようだ」「スカスカすぎて、、、」「誰もいない」「レイトショーだ」「写真を加工してないところだけ評価」などと、聴衆の少なさを指摘したり嘆くコメントが相次いだ。
まもなく退陣する石破首相は、自身にとって最後の外交舞台となった国連総会での一般討論演説で、分断よりも連帯、対立より寛容の姿勢が大切だと説き、1日も早い国連安保理改革の必要性なども主張。「いずれの国も歴史に真正面から向き合うことなくして、未来は開けない」として、8月15日の終戦記念日に、戦争の惨禍を繰り返さないとあらためて心に刻んだとも訴えた。
SNSには「ガラガラじゃないかという意見。人がうまってないといけないのか? 今やLIVE配信の時代。現地に行かずとも演説は聞けんるのだよ」との指摘や、「空席云々より、スピーチ自体が圧倒的に素晴らしかったです。本来の石破さんの姿を久々に見た気がしました」「魂の演説でした」など、スピーチの内容を評価するコメントも多く寄せられた。

フジテレビ元社員に有罪=オンラインカジノ常習賭博―東京地裁

オンラインカジノで繰り返し賭博をしたとして、常習賭博罪に問われた元フジテレビ社員鈴木善貴被告(44)=懲戒解雇=の判決が25日、東京地裁であった。矢野直邦裁判官は懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。
矢野裁判官は賭博の頻度や賭け金の高額さに加え、鈴木被告が社内調査で戒告処分を受けた後も賭博を続けたことなどを挙げ、「常習性は強く、被告に対する非難の度合いも強い」と指摘。一方、被告が罪を認め、今後もギャンブル依存症の治療を受けると述べていることなどから「社会内更生の機会を与えるのが相当」として執行猶予を付けた。
判決によると、鈴木被告は昨年9月~今年5月、スマートフォンで海外のカジノサイトに多数回接続し、常習的にバカラ賭博などをした。 [時事通信社]

スパイ防止法で中間報告案=国民民主、「活動透明化法」提言

国民民主党の「スパイ防止法」制定に関する検討チームは25日の会合で、中間報告案を大筋で了承した。外国政府の影響下で活動する個人・団体の登録制度を創設する「外国勢力活動透明化法」の導入などが柱。来週にも党安全保障調査会に報告し、秋の臨時国会への法案提出を目指す。
報告案では、日本の関係機関の透明性確保のため、独立した監視機関や国会報告の必要性も明記。情報活動に携わる政府職員らを保護する法整備を訴え、既存組織から独立したインテリジェンス機関の創設を提唱した。 [時事通信社]

岸田前首相襲撃、木村隆二被告に2審も懲役10年 「1審判決無効」弁護側の訴え退ける

和歌山市で令和5年4月、岸田文雄前首相の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、殺人未遂や公選法違反などの罪に問われ、1審和歌山地裁の裁判員裁判で懲役10年の判決を受けた無職、木村隆二被告(26)の控訴審判決公判が25日、大阪高裁で開かれた。石川恭司裁判長は1審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
1審で弁護側は「人を傷つけ、殺そうとする意識はなかった」と殺意を否認。被告は1審の被告人質問で事件の動機について、公選法が被選挙権に年齢制限を設けていることは違憲だと考えており、「世間の注目を集め、自分の主張を広く知ってもらえると考えた」と説明した。
弁護側は控訴審でも1審と同様に殺意を否認したほか、有罪となった5つの罪はいずれも法律自体が違憲で「1審判決は無効」と訴えていた。
今年2月の1審判決は、自作の爆発物の殺傷能力の高さなどを踏まえ、岸田氏らが死亡するかもしれないという「未必的殺意」があったと認定した。
1審判決によると、被告は5年4月15日、和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港の演説会場で、衆院和歌山1区補欠選挙の応援演説に訪れた岸田氏らに向けて爆発物を投げて爆発させ、警察官と聴衆の計2人に軽傷を負わせるなどした。

元院長、起訴内容認める=患者間殺人隠す―青森地裁

青森県八戸市のみちのく記念病院で2023年3月、入院中の男性患者=当時(73)=を殺害した同室の男(60)の逮捕を妨げたとして、犯人隠避罪に問われた元院長石山隆被告(62)の初公判が25日、青森地裁(蔵本匡成裁判長)であった。罪状認否で被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、石山被告が患者の死因を肺炎とする死亡診断書を、認知症などのため同病院に入院中の男性医師(すでに死亡)に作成させるよう看護師に指示したが、男性医師が嫌がったため、看護師が医師名義の死亡診断書を作成したと指摘した。
証拠調べでは、被告が「警察沙汰にはしたくない。俺は病院を守る」と話したとする病院関係者の調書も読み上げられた。
起訴状などによると、石山被告と弟で男らの主治医だった哲被告(60)=同罪で起訴=は23年3月12~13日、病院内で男性患者が男に殺害されたと知りながら警察に届け出ず、死因を「肺炎」とする虚偽の死亡診断書を遺族に交付し、検挙を妨げたとされる。
男性患者の死亡確認から約11時間後に病院関係者が警察に通報して事件が発覚。男は殺人罪で懲役17年が確定している。 [時事通信社]

千葉・柏の強盗致傷事件で20歳女性逮捕 家裁送致の19歳と共謀か

2024年12月に千葉県柏市の住宅に押し入って現金を奪い、住人の男性(67)に軽傷を負わせたとして、柏署は24日、強盗致傷と住居侵入の疑いで、東京都板橋区の当時19歳の女性(20)を逮捕した。「意味がわからない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は24年12月22日午前1時15分~2時半ごろ、石川県野々市市の自称アパレル業の男性(19)=強盗致傷などの非行内容で千葉家裁に送致=らと共謀し、柏市の住宅に侵入し、現金約5万円を財布から抜き取り、気付いた男性の顔を殴るなどしてけがをさせたとしている。【高橋晃一】

長女の遺体を冷凍庫に20年間遺棄か、母親を逮捕「臭いが家中に充満したので購入して入れた」

長女の遺体を自宅の冷凍庫に遺棄したとして、茨城県警牛久署は25日、同県阿見町うずら野、無職森恵子容疑者(75)を死体遺棄容疑で逮捕した。調べに、「20年前、遺体の臭いが家中に充満したので、冷凍庫を購入して自分で入れた」と供述し、容疑を認めている。
発表によると、森容疑者は9月23日、長女の遺体を自宅1階台所の冷凍庫内(高さ約85センチ、幅約95センチ、奥行き約60センチ)に遺棄した疑い。同日午前、森容疑者が親族とともに同署を訪れ、「冷凍庫に娘を保管している」などと話したことで発覚した。
遺体は腐敗が進んでいたが、土下座をしたような姿勢で毛布をかぶせられていた。脱臭剤も複数置かれていたという。県警は司法解剖して、死因などを調べる。

71歳の画家の男が知人女性に“ストーカー行為”か 「好意を持っていたことは間違いありませんが、現場にはイチョウを見るため行きました」容疑を否認 以前に口頭で注意も 兵庫県警

知人女性(62)の自宅の写真を撮り、女性を監視したとして、兵庫県高砂市の画家の男(71)がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。
高砂市の画家の男(71)は、9月22日ごろから24日ごろまでの間、知人女性の自宅を写真撮影して女性を監視した疑いがもたれています。
警察によりますと、男は近くの路上から女性宅の写真を撮っていたとみられていて、男のスマートフォンからは建物の一部を写した写真が見つかったということです。
警察の調べに対し、男は
「好意を持っていたことは間違いありませんが、現場にはイチョウを見るため行きました」
と容疑を否認しています。
女性は、1年半ほど前に、男から頻繁にメールや電話があったことで警察に相談していて、男は警察から口頭で注意を受けていました。
警察は男が一方的に好意を寄せていたとみて調べを進めています。

老人ホームの職員が入所者に殺害された事件 遺族が施設の運営会社に損害賠償を求めた裁判で施設側の「安全配慮義務違反」が認められる 大阪地裁は施設に約3900万円の賠償命じる

4年前、老人ホームの女性職員が入所者に殺害された事件で、施設の運営会社に損害賠償を求めた遺族の訴えがおおむね認められました。
孫の成長を見守りながら遊ぶのが大好きだったという榊真希子さん。4年前、榊さんの命は突然奪われました。
2021年11月、大阪市平野区の老人ホームで1人で夜勤をしていた榊さん(当時68)は、入居者の男(当時72)にハンマーで殴られて殺害されました。
男は榊さんを殺害した後、建物から飛び降り、自殺。殺人容疑で書類送検されましたが、容疑者死亡のまま不起訴となりました。
大阪府内に住む榊さんの長女は、今も母のおだやかな笑顔が忘れられないといいます。
(榊真希子さんの長女)「本当にいつもニコニコしていました。人のためにすることが生きがいじゃないけど、そういうのはあったのかなと」
長女は事件後、警察から「母と男の間にトラブルはなかった」と説明を受けていましたが、捜査関係者によりますと、男は施設内で周囲とトラブルを起こし、退去手続きの途中だったということです。
事件後、長女は老人ホームに何度も足を運び、入居者らから話を聞いたといいます。
(榊真希子さんの長女)「明るく人気者だったよなどを言ってもらえたり」
母親の働きぶりを知る一方で、事件当日の午後10時以降は、約40人の入所者がいる施設で1人で夜勤に当たっていたことや、事務室には内カギがなく誰でも入ることができる状態になっていたことなどを知りました。
事件は防ぐことができたのではないか。長女らはおととし2月、施設側に対し約3900万円の損害賠償を求めて提訴しました。
(榊真希子さんの長女)「もう少し働く人が守られていけるような環境を整えてほしいと思います」
長女らが施設側の安全配慮義務違反を訴えた一方、施設側は入所者による暴力行為については認めたうえで「犯行までは予見できず賠償責任はない」と主張しました。
9月25日の判決で大阪地裁は「粗暴行為に及ぶ危険性があることを知らせ、内カギを施錠するなどの対応をしていれば死亡という結果を回避する可能性があった」などと安全配慮義務違反を認め、施設側に、請求額とほぼ同額となる約3900万円の賠償を命じました。
判決をうけ長女は、「一定の責任を認めていただけたのは本当に良かったです。しかし、防げたはずの事件だったのではないかと複雑な気持ちです」とコメントしています。
一方、施設側の代理人弁護士は「内容等に関し第三者にお答えすることはいたしかねます」としています。