大阪市は17日、新型コロナウイルスの感染者情報を国の情報管理システム「HER―SYS(ハーシス)」に入力する作業について、契約書を作成せずに口頭で民間事業者に業務委託していたことを明らかにした。市の担当者が市議会で「手続きが不適切だった」と陳謝した。
大阪市保健所では、業務が
逼迫
(ひっぱく)して1月26日~2月7日の感染者約2万1900人分のデータ入力が遅れた。
市は新たな遅れを防ぐため、16日から民間事業者に業務を一部委託することを決定。市の規則では書面で契約を行う必要があるが、手続きを急ぐために口頭だけで済ませ、委託金額も事業者が示した「約1億円」の妥当性を精査せずに受け入れたという。