「1票の格差」が最大2.08倍だった2021年10月の衆院選は憲法違反だとして、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分5県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、福岡高裁(岩坪朗彦裁判長)は21日、選挙は「違憲状態」との判断を示した。無効請求は棄却した。
弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした訴訟の一つ。原告側は「1人1票の投票価値の平等に違反し、無効だ」と訴えていた。
原告側によると、21年10月末時点の議員1人当たりの有権者数は、5県の中で最多の福岡5区が、全国で最も少ない鳥取1区の1.97倍だった。全国最多の東京13区は2.08倍だった。