北海道旭川市の公園で昨年3月、中学2年の広瀬
爽彩
(さあや)さん(当時14歳)が凍死体で見つかった問題で、遺族の代理人弁護士は31日、いじめを認定した市教育委員会の第三者委員会の中間報告に対する所見書を報道陣に公開した。「遺族に寄り添った調査にはほど遠く、今後の調査協力を拒絶することも検討せざるを得ない」などと第三者委の調査を厳しく批判している。
所見書は前日に旭川市長と市教委に提出された。中間報告でいじめを認定するまでに3年間かかったことについて、「(3年前に)広瀬さんが上級生にからかわれて川に入った時点で、学校がいじめを疑うことは十分に可能だった」と指摘。第三者委の調査に対しても「関係者への聞き取り調査の開始が遅く、記憶の減退を招いた」と非難した。
また中間報告で認定したいじめの内容は「遺族への事実確認が不十分で、広瀬さんの受けた苦痛の表現がない」と批判した。