菅原一秀経産相の初入閣は2年後輩荻生田文科相がアシスト?

菅原一秀・経産相(東京9区・当選6回・57歳)

【安倍“お友達ねぎらい”内閣を丸裸】

菅原一秀・経産相(東京9区・当選6回・57歳)

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菅官房長官の側近。党内に複数ある「菅グループ」の中でも、今年5月に発足したばかりの「令和の会」の取りまとめ役だ。「うまいタイミングで『グループ』を立ち上げた」と入閣できなかった待機組からは嫉妬の声も。

「衆院菅原委員会の与党筆頭理事として、モリカケ問題などに関する野党の追及から安倍首相を守り抜いた“論功行賞”が表向きの理由ですが、菅官房長官が押し込んだともっぱらです」(自民党関係者)

もうひとつ、初入閣できたのには、こんな“オチ”もある。

「改造前に入閣候補として萩生田光一文科相の名前が挙がっていて党内では『萩生田氏が入るなら菅原氏も入るだろう』と言われていたようです。菅原さんは早稲田実業高校野球部で萩生田さんの2年先輩のうえ、当選回数が1回多いからです。萩生田さんの名前が挙がったことで、菅原さんの入閣のハードルが下がったということでしょう」(永田町関係者)

●「TRF」SAMの“盟友”

1962年、東京都練馬区生まれ。早実から早大に進学。「雄弁会」に所属する一方、「全日本ディスコダンス選手権」で知り合ったダンスボーカルグループ「TRF」のSAMとダンスユニットを組んでいた。SAMは菅原氏の入閣について、<おめでとう! いい世の中にして下さい!>と自身のツイッターに投稿した。

大学卒業後は日商岩井に入社。練馬区議、都議を経て、03年に初当選。週刊誌に「愛人」のウワサを書かれたことがあるが、バツイチ独身。

03年の衆院選の選挙公報に、早実時代に<硬式野球部で甲子園に4回出場>と書いていたが、実際には3回だった。

自身のホームページのプロフィルには、<硬式野球部でバッティングピッチャーとして、甲子園出場(3回)の牽引力となる>と記載している。

●フライング報告

今月11日の組閣前夜、自身のブログに<安倍総理から直々にお電話をいただいた。『経済産業大臣をお願いする』。57年間の人生で、経験したことのない感動の瞬間だった>とつづった。

脱原発依存を公約に掲げ、過去には選挙ポスターでも「脱原発派」とうたっていた。

ところが、経産相に就任すると豹変。12日、ロイター通信などに「原発のリスクや恐ろしさはある」としつつも「原発ゼロは、今この瞬間、将来的に考えても現実的ではない」と語ったという。

“盟友”の期待通り、世の中を良くできるのか。