東京都、感染拡大で医療提供体制の警戒レベルも引き上げへ…2番目に深刻なレベルに

東京都は1日、新型コロナウイルスの入院患者の増加を受け、4段階で評価している医療提供体制の警戒レベルを1段階引き上げ、2番目に深刻な「体制強化が必要な状況」とした。
都によると、入院患者数は3197人で、3週間前の約1・5倍となり、病床使用率は41・6%まで上昇した。
この日の都のモニタリング(監視)会議では、オミクロン株の別系統が増えていることも報告された。都のPCR検査では、現在主流の「BA・5」疑いの割合は73・9%まで低下。一方、新系統「BF・7」疑いが14・6%、「BA・2・75」疑いが5・5%に増えている。