『患者数は半分に』サイバー攻撃受けて1か月の病院…全面復旧は来年1月になる見込み

大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センターがサイバー攻撃を受けてから1か月。その影響は現在も続いています。 今年10月31日に、大阪急性期・総合医療センターがサイバー攻撃を受け、電子カルテなどにシステム障害が発生しました。11月には電子カルテが閲覧できるようになり、病院は紙のカルテも併用しながら救急の受け入れを再開しましたが、現場への影響は大きいといいます。 (高度救命救急センター 藤見聡センター長) 「(対応できるのが)半分くらいの患者数になっているんじゃないかなと思います。スピードが半分ダウンする。輸血とか検査の結果が早くわからないといけない症例というのは(受け入れを)制限せざるを得ないんです」 新規の外来患者については現在も受け入れを停止していますが、病院は人数に上限を設けるなどして来週以降の再開を検討しているということです。全面復旧は来年1月になる見込みです。