女性遺体にいたずら目的で安置室侵入、葬儀会社元社員に有罪判決…地裁「犯行の根は深い」

女性の遺体にいたずらをする目的で葬儀場の遺体安置室に侵入したなどとして、建造物侵入罪などに問われた葬儀会社元社員の男(42)に対し、東京地裁は3日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の判決を言い渡した。神田大助裁判官は「偏った性的 嗜好 (しこう)がうかがわれ、犯行の根は相当に深い」と述べた。
判決によると、男は2021年11月~昨年6月、東京都大田区の葬儀場の遺体安置室や冷蔵室に3回侵入。昨年1~10月には葬儀場のトイレ内に携帯電話を設置し、女性計25人を撮影するなどした。