アイドル起用の啓発ポスター「ジェンダー平等に逆行」…市議が苦情、市は「若年層啓発のため」

東京都八王子市選挙管理委員会が、同市議選(16日告示、23日投開票)に向けて作製した啓発ポスターは男女共同参画の視点を欠くとして、元八王子市議4人が3日、市に対して苦情を申し出た。
同市のご当地アイドルを起用した啓発ポスターは、これまでに4000枚以上作られ、市内全域に貼り出されている。今後は、今月から施行された「市男女共同参画推進条例」に基づき、苦情処理委員会が調査・審議し、8月以降に市長への答申を行う見通し。
啓発ポスターを巡っては、3月29日の市議会一般質問でも取り上げられ、音村昭人・市選管事務局長は「投票率が低迷する若年層への啓発に適している」と答弁した。
申し出た井上睦子さん(67)らは「ジェンダー平等を推進しなければならない市が逆行するようなポスターを作製していることに怒りを感じる」と話している。