陸上自衛隊員10人が搭乗した多用途ヘリコプターが沖縄県・宮古島周辺で消息を絶った事故で、海底に沈んだ機体の引き揚げ作業を行う民間船が28日、同島に到着した。防衛省は天候状況なども考慮しながら、29日にも現場海域で引き揚げに向けた作業を始める。
宮古島市の 平良 (ひらら)港には28日昼、陸自が委託した民間サルベージ会社の作業船2隻が入港した。うち1隻の甲板には水中無人探査機とみられる機材が積まれており、もう1隻には自衛隊員が機材を積み込む様子が確認できた。
事故では、宮古島近くの伊良部島の北約6キロの海底で機体が見つかり、内部から5人が発見・収容され、死亡が確認された。現場には隊員とみられる1人が取り残され、依然として4人の行方が分かっていない。