大間マグロ不正、水産会社社長2人に猶予付き有罪判決…漁獲量報告せず

大間産クロマグロの漁獲量未報告事件で、漁業法(漁獲報告義務)違反に問われた青森県大間町の水産会社社長(47)、別の水産会社社長(62)の両被告に対し、青森地裁(蔵本匡成裁判長)は13日、それぞれ懲役4月、執行猶予3年の判決を言い渡した。いずれも懲役4月を求刑されていた。
両被告は2021年7~9月、漁師計22人と共謀し、県沖などで釣ったクロマグロ計約74トンの漁獲量を県に報告しなかったとして起訴されていた。