「神主が人をだますと思わなかった・・・」被害者が警察に語る 静岡「遠州出雲」神主の男が「高配当」や「元本保証」をうたい不法に「預かり金」か? 滋賀県警 出雲大社は関係否定し注意喚起

高配当や元本保証をうたい投資話をもちかけ、不法に金を預かったとして、静岡県の神主の男が27日、送検されました。
出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで27日、検察に身柄を送られたのは、静岡県磐田市の宗教団体「遠州出雲」の代表で神主の小島秀元容疑者(64)です。
警察によりますと小島容疑者は2023年3月から7月にかけ、40代男性と50代女性に対しFXなどの投資をもちかけ計2200万円を受け取り、法律で禁止されている「預かり金」をした疑いが持たれています。
小島容疑者は神主という被害者が信用しやすい立場を利用し、「高配当」や「元本保証」をうたい投資話をもちかけていたとみられていて、被害者も警察に「神主が人をだますと思わなかった」と話しているということです。
警察は小島容疑者の認否を明らかにしていませんが、ほかにも数億円を集めていたとみて、全容の解明など捜査を進めています。
また小島容疑者の「遠州出雲」をめぐっては、出雲大社東京分祠などが「全く関係のない団体」とHPで表明していて、注意を呼びかけています。