賭けゴルフを繰り返していた「常習賭博の疑い」で書類送検され、不起訴処分となっていた自民党県連の県議や元県議ら計13人について、熊本地検は4日付けで再び「不起訴処分」としました。この問題をめぐっては、刑事告発した熊本市の女性からの審査申し立てを受けた熊本検察審査会が6月10日付けで不起訴は「不当」と議決し、検察が再捜査していました。
不起訴の理由について熊本地検は「改めて捜査を進めていた2人については既に控訴時効が成立し、その他の11人は起訴するに足りる証拠が得られなかった」と説明しています。
刑事告発した女性はKKTの取材に対し「告発者である自分への再聴取もない中での不起訴処分に大きな疑念が残ります」と話しています。