「強い圧力を感じた」金銭授受を証言した元副議長に自民県議団の会長が電話 「感情的になった」話すも圧力は否定【福岡県議会】

福岡県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑について現金を渡した証言した江藤議員は、受け取った側として名指しした自民党県議団の松尾会長から電話を受け、「圧力と感じた」と訴えています。
これに対し、松尾会長は圧力をかけたことを否定したうえで「単純に怒った」と説明しています。
金銭授受証言の元副議長に2日後、自民県議団会長から電話
福岡県議会の江藤秀之議員は副議長に就任する前、自民党県議団の松尾統章会長ら幹部に飲食の後にお車代として50万円を吉松議員と折半して渡したと7月27日に証言しました。
会見から2日後の7月29日の午後4時すぎに、松尾会長から電話がかかってきたということです。
自民県議団会長「江藤さんはまだうちの部屋(県議団)におる中でね…」
自民党県議団・松尾統章 会長(電話)

「いろんな飲み代とかでね、世話になったこともあるよ。はい。それはわかる。けどね、50万のね、車代だけは本当覚えてないよ」

自民党県議団・江藤秀之 議員(電話)

「確実に私やってるんで、そこはもう間違いないです」

自民党県議団・松尾統章 会長(電話)

「こっちもまた吉松さんとはもうなんか喧嘩状態みたいになっとうけさ、江藤さんはまだもううちの部屋(県議団)におる中でね…」
金銭授受証言の元副議長「強い圧力をかけていると感じた」
江藤議員は、「会派トップという立場の松尾会長が否定を繰り返し、押し通そうとする姿勢から、強い圧力をかけていると感じざるを得なかった」と訴えています。
自民党県議団・江藤秀之 議員

「『江藤さんはうちの部屋(自民党福岡県議団)にまだおるなかで』と…会派トップという立場から執拗な否定を繰り返し押し通そうとされる姿に私は真実を歪め都合の悪い事実を握り潰そうとする強い圧力を感じざるを得ませんでした」
自民県議団会長「感情的になったのは確か」話すも圧力は否定
これに対し松尾会長は「感情的になったのは確か」としたうえで、圧力については否定しています。
自民党県議団・松尾統章 会長

「私怒りましたんでもらってないんだけどと。改めて江藤さんにそれを電話で伝えました」

Q 電話は自民党県議団としてか

自民党県議団・松尾統章 会長

「そういったことは一切言ってません」

「先ほど役職とか云々とか、そういったのはありません。人としてもう。ただ単に単純に怒ったということです」
松尾会長は熊本地震の直後に政治資金ビアパーティーを開催したことで批判を受け、会長を辞任する意向を示しています