熊本地震から2週間 爆発事故のイオンモール“避難後に再入館認めた”、避難者「先のこと考えたら…」切実な声

最大震度7を観測した熊本地震から11日で2週間です。住宅の被害は、2万3000棟を超えました。いまも多くの方が避難所での生活を送っています。一方、7人が亡くなったイオンモール熊本の爆発事故について、イオンは避難後に再入館を認めた事実があったと公表しました。

熊本地震から11日で2週間です。39人が亡くなり、およそ2万3000棟の建物が被害を受けました。(11日午後2時時点)
被災地もお盆を迎えました。
祖母(77)
「いま来ました。おかえり。(孫を抱きしめ)おばあちゃんたち頑張ったからね」
帰省してきた息子家族と再会しました。
息子(49)
「ただいま」
「おかえり」
熊本県内では、およそ3万3000戸で断水が続いています。(11日午後2時時点)
住民
「ありがとうございます。お世話になりました」
全国からの支援が、被災者の生活をつないでいます。
住民
「ありがとうございました」
そうした中…
宇城市民(40代)
「出ないです」
断水が続く家族に11日、待望の瞬間が訪れました。
2週間ぶりに水道が復活しました。
宇城市民(40代)
「うれしいです。やっとお風呂に家で入れる」
子ども(4)
「うれしいです」
ライフラインが徐々に復旧しています。
避難所には支援物資が行き渡りはじめ、高速道路は今月後半には一般車両の通行が再開予定です。
記者
「くまモンのラッピングがされた新幹線が、熊本駅に向かっています」
こうした中、いまもおよそ3700人が避難生活を余儀なくされています。(11日午後2時時点)
給水に来た人
「水はやっぱり一番大切。トイレですね、そして洗濯するのが一番困る」
避難者
「行政や市も大変でしょうけど、心安らぐ生活ができるような施策をお願いしたい」
「先のことを考えたら真っ暗。どうしようかと思っているけど、そこまで考えられない」
イオンモール熊本では、爆発で従業員7人が亡くなりました。
イオンは11日、避難後に施設への再入館を認めた事実があったと公表しました。
車の鍵などの回収やレジの精算作業などのために、再入館したいという要望が寄せられたことから一時入館を認めたということです。
亡くなった従業員の遺族は…
従業員の遺族
「イオンの対応とハビタ(従業員の勤め先)の対応はまったく違います。イオンの方は何回も来ています。『2週間たった』というのが全然実感がないというか、日にちが自分でもわからなくなってる」