きのうの富山市の路上強盗事件 中国籍の男3人を逮捕 襲われた男も特殊詐欺事件の容疑者として逮捕 富山県富山市

きのう午後、富山市の路上で50代の男性が男3人に現金およそ200万円を奪われた強盗事件で、警察は中国国籍の男3人を逮捕したと発表しました。警察は匿名流動型犯罪グループ「トクリュウ」の犯行とみて調べています。そして現金を奪われた被害者の男も、別の詐欺事件の受け子として200万円をだましとった疑いで逮捕されました。
強盗の疑いで緊急逮捕されたのはいずれも中国国籍で、東京都板橋区の職業不詳 ジャン・チュンユイ容疑者(21)と、住所職業不詳 チェン・フイ容疑者(44)、そして自称中国国籍で東京都板橋区の学生 オウ・タク・ヒン容疑者(20)の3人です。警察によりますと、ジャン容疑者ら3人はきのう午後1時20分ごろ、富山市芝園町の路上を歩いていた50代の男性の顔を殴るなどの暴行を加え、男性のカバンに入っていた現金200万円を奪った疑いです。
現場に車で居合わせた男性
「見知らぬ挙動不審な男が3人立っていた。被害者を囲んで道の横の方に連れて行って殴り始めたから『何しているんだ』と(車から)飛び出した」
「(犯人は)黒髪でアジア系」
現場は富山駅から徒歩でおよそ10分の住宅街で、周辺には小中学校や保育施設もあります。目撃者によりますと3人は、被害を受けた男性を取り囲んで移動させた後暴行を始め、それを見た目撃者が車から飛び出したところ、3人は現場から走って立ち去ったということです。その後警察は、レンタカーで逃走中の3人を長野県松本市内できのう緊急逮捕しました。
そして先ほど警察は、この強盗の被害者 兵庫県神戸市の無職 村田光一容疑者(58)を逮捕しました。村田容疑者は共謀の上、貴金属等を売買する会社の社員になりすまし、県内に帰省していた70歳代の女性から現金200万円と金地金1本をだまし取った疑いが持たれています。村田容疑者は容疑を認めていて、この犯行後に先ほどの中国国籍の男3人に現金を奪われたとみられています。
複雑な事件の状況を整理します。
今回の強盗事件の前には、実は詐欺事件がありました。実は特殊詐欺の受け子だった村田容疑者は、現金をだましとった後に中国籍の男3人が村田容疑者を襲い現金を奪い取った、という構図がみえてきました。あす以降、続報が入ればお伝えします。