福岡県議会をめぐる動きです。福岡県議会の林泰輔県議が23日、FBSの「めんたいワイド」に出演し、SNSの匿名アカウントで吉松源昭県議を攻撃していたことを認めました。林県議は24日、「匿名の方が本人にストレートに伝わると思った」などと釈明しました。
福岡県議会に姿を見せた自民党県議団の林泰輔県議。
■自民党県議団・林泰輔県議
「(SNSでの)戦い方として、少し挑発をして燃やすかたちじゃないと発信力が足りないと思った。」
林県議は23日、吉松源昭県議とともにFBS「めんたいワイド」に出演し、SNSの匿名アカウントで、吉松県議に対し攻撃的な投稿をしていたことを認めました。
■林県議(23日)
「私が攻撃した対象は、世論・現状をあおっているように、私に映る方々に対して攻撃をした。自分自身の倫理の欠如、力不足。もうそれしか考えつかなかった。情けなく思っています。議員にふさわしくない行動であると思います。」
林県議と吉松県議には「因縁」があります。
吉松県議は8月の臨時会で、蔵内勇夫氏に対する議長職の辞職勧告決議案を提出しました。
これに対し、蔵内氏の元秘書、林県議が緊急動議を提出。採決は中止されました。
県議として実名のアカウントがあるにもかかわらず、なぜ匿名で吉松県議を攻撃したのでしょうか。
林県議が24日、釈明しました。
■林県議
「影響が小さいので。(匿名)アカウントは。本人にストレートに伝わるかなと。」
Q.匿名の方が?
「はい。」
Q.違うアカウントを使って、そういうことをするのは世論工作に近いが、その自覚は?
「あります。」
Q.世論工作はしていた?
「世論工作にもなっていないと思うのですが、吉松県議を擁護する政治的なグループであったり、一部のネットチャンネルに対抗しうる手段がそれしか思い浮かばなかった。」
自民党県議団の渡辺勝将会長は。
■自民党県議団・渡辺勝将会長
「政治家としてどうなのかと。一政治家として感じるところもあります。時間があれば本人に話を聞きたいと思っています。」
Q.事実だった場合、県議団として対応は?
「一個人の議員の対応に任せるしかないのかなと思っています。」
■福岡県・服部知事
「全く存じ上げないので、コメントは差し控えたいと思います。人格、人権を踏みにじるような行為は、誰であっても許されるものではない。」
■吉松源昭県議
「不適切な投稿をするのは人としてもどうかと思うし、議員としての品格も疑われる大きな問題だと思っています。」
林県議は自らの進退について、来年春の県議選で地元の有権者に判断してもらいたいとして、議員辞職については否定しました。
一方、吉松県議は24日、一般質問に臨みました。
■自由と繁栄の会・吉松県議
「この9月議会で問われているのは、蔵内前議長の下で続いてきた議会の体質やワンヘルス政策の進め方と、明確に決別できるかという点に尽きると考えています。いわゆる“蔵内県議会からの決別”です。」
■服部知事
「それぞれの事業の目的、効果、費用の妥当性について、県民の皆様に十分な説明ができていませんでした。」
服部知事はワンヘルス政策は説明不足だったと、これまでの釈明を繰り返す一方、「蔵内氏への忖度(そんたく)」については直接言及しませんでした。
さらに吉松県議は、県の第三者委員会で真相究明が進まない場合は、より権限の強い百条委員会の設置を検討すべきではないかと指摘しました。
これに対し、服部知事は「百条委員会の設置は県議会で検討されるべきものだ」と応じました。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年9月24日午後5時すぎ放送